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レイ・ブライアント/レイ・ブライアント・トリオ [夜明けのJazz]

4月も3分の1が終わります。青森市はもう雪は降らないでしょう。
我が家のハクモクレンの固い羊皮に包まれた蕾から,白い花びらがのぞいてきました。

今朝の1枚,レイ・ブライアントの「レイ・ブライアント・トリオ」です。
レイ・ブライアントは私の好みのピアニスト,派手さはなく,聞いていてしっくりするのがその理由でしょう。

「レイ・ブライアント・トリオ」
レイ・・トリオブライアント.JPG
プレスティジ1957年4月5日録音 レイ・ブライアントp アイク・アイザックスb スペックス・ライトds

私の愛聴する彼のLPは,今朝の1枚のほか,「コン・アルマ」「リトル・スージー」「モントルー・ソロ」というところですが,今朝のLPは,耳になじんだマイナーの名曲をさらりと暗くなく弾いているところが彼の持ち味です。

A面1曲目の「ゴールデン・イヤリングス」は絶品ですし,B面1曲目の「ジャンゴ」は,研ぎ澄まされたMJQとは違うゆとりのピアノを聞くことができます。

昔,弘前市に,彼に似たマスターのいるジャズ喫茶があり,JBLのパラゴンが置いてありました。
マスターはレイ・ブライアントに傾倒していたかな。

このLP,夜,ビールでも飲みながら聞くには最適です。


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