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レナード・バーンスタイン/動物の謝肉祭 [音楽]

我が家の梅,桜,白木蓮が咲きそろい,例年よりも早く紅八重枝垂れ桜が咲いて10連休前に勢ぞろいしました。
もう4日で10連休突入ですが,どのように過ごそうか計画はありません。

今朝は,青少年のために企画されたレナード・バーンスタインの「プロコフィエフ/ピーターと狼」「サン・サーンス/動物の謝肉祭」「ブリテン/青少年のための管弦楽入門」を聞いています。
最近聞いていなかったのですが,じっくり聞いてみると面白い企画と名演です。

バーンスタイン/動物の謝肉祭.png

プロコフィエフとサン・サーンスは,指揮者のバーンスタイン本人がナレーターも担当し,ブリテンは,マスター・ヘンリー・チェイピンが担当しています。
ナレーションは,わかりやすく,小中学生の英語の参考にでもなりそうなものです。

「動物の謝肉祭」は,サン・サ-ンス生前,「白鳥」以外演奏を認めなかったそうで,「白鳥」だけは,サン・サーンスのまったくのオリジナルということで出版も演奏も認められていたようです。
ユーモアとパロディーに満ちた組曲,そして,自作の「白鳥」の美しさは格別です。
ちなみに,チェロで奏される「白鳥」では,著名な,当時21歳のゲイリー・カーがコントラバスで演奏しています。ナレーションでは,二人ともコントラバスをダブルベースと言っていますが,音楽界ではそのように表現するのでしょうか。ゲイリー・カーは,ソロのコントラバス奏者として知られています。

曲中,レナード・バーンスタインの口ずさむメロディーや口笛が出てきます。

ブリテンは,パーセルの曲を,各楽器ごとにメロディーを担当させているのですが,パーセルの元の曲の良さ,ブリテンの構成編曲,そして若きバーンスタインの指揮の冴え,この三つが名演を作り上げています。





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