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春の枝2020.2.29 [季節]

今日で2月は終わりです。
家の周りを見ても春一番の息吹がしています。

最初に見せてくれるのがアカバナマンサク(赤花万咲)です。黄色のリボンのような花が一般的ですが、赤花は珍しく花は小さいです。

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玄関わきに白木蓮がありますが、毛の外套を羽織った蕾も間もなく膨らむでしょう。
梅の次に咲くのはこの木です。陽が出て、壁に木蓮の枝の影が。

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七兵衛や2020.2.25 [食]

2月も今週のみ、2月は逃げるとはよく言ったもので、日曜日から3月です。
青森市内の道路には雪がなく、春到来の早さは異常です。

25日(火)、12月以来、midoriさんが来青しました。
当夜はなじみの「七兵衛や」に決めておりました。
つもる話も、midoriさんのお嬢さん方の様子、うちの息子の話、仕事の話などたくさんありましたが、早速、当夜の料理を紹介しましょう。

親方に「フグ」で、とお願いしておりました。

まず、突き出し、七兵衛やの突き出しはたくさん出てきます。
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「ホタテの友和え」「トマト甘酒の豆腐」「カレー風味枝豆」「ホタルイカの酢味噌」「メカブ」「煮ツブ貝」「ベーコン入りクリームチーズ」
いずれもうまいものでしたが、トマトと甘酒豆腐は初めての味と食感でした。カレー風味の枝豆は、いつも食べていますが家庭でも作ることができそうで、乙な味です。

揚げカブラとババガレイの唐揚げ
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カブラは和食のお店で出てくる食材ですが、ババガレイ(別名:ナメタガレイ)の唐揚げと合わせたのがミソです。和風ソースがとてもおいしかったです。

本鮪のカマトロ炙り
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脂がのって高級部位は贅沢ですが、かつていただいた刺身を思い出します。

トラフグ刺
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当夜の主役登場です。少し厚めのフグのこの食感です。フグ刺しを食べただけでも満足です。
この写真でもわかりますが、カメラを向ける前についフグを箸でつまんで、慌ててカメラに収めたので、フグが一切れだけ動いています。

フグの唐揚げ
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美味しい。これまでフグの唐揚げはたくさん食べてきましたが、感動するほどの食感でした。
ふんわり柔らかく味わい深いものでした。

フグ鍋
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野菜にたっぷりのフグでした。
フグの身の味を堪能しました。

フグ雑炊
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フグ好きは雑炊が食べたくて、フグを食べるのだと聞きましたが、フグの出汁が充満する雑炊は美味しい。残念ながら、雑炊もカメラの前にシャモジを入れてしまい、鍋の写真はカットです。

デザート・抹茶ムース?
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抹茶ムースだったかな?親方手作りの濃厚な抹茶のデザートです。
七兵衛やでは、甘いものも、お魚、肉もすべて親方の手作りです。
フグコース、感激でした。

いつものとおり、最後はjazzバー「ピア」がルーティンのようになっています。
マスターの蘊蓄を聞きながら、パラゴンでジャズのレコードを聴きました。
我が家とは異なる大音量で聞きました。



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ジミー・スミス&ウェス・モンゴメリー/ザ・ダイナミック・デュオ [夜明けのJazz]

6時ころ、白々と夜が明けるころとなりました。今年は、2月というのに雪がありません。

今朝の1枚、久しぶりに、ジミー・スミスとウェス・モンゴメリーです。

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ジミー・スミス&ウェス・モンゴメリー/ザ・ダイナミック・デュオ
1966.9.21 ヴァーヴ ジミー・スミスorg ウェス・モンゴメリーg オリヴァー・ネルソンarr&
cond プロデユース クリード・テイラー

オリヴァー・ネルソンのアレンジが冴えわたっており、二人のほかに、このビッグ・バンドの中には、ジョー・ニューマン、クラーク・テリーのトランペット、フィル・ウッズのアルトサックス、クラリネット、リチャード・デイビスのベースなど、そうそうたるプレイヤーがバックを支えています。

クリード・テイラーのプロデュース作品では、ウェス・モンゴメリーの後年の作品(ロード・ソングなど)やジミー・スミスのザ・キャットなど、非常にポピュラーになったものが多いのですが、私は二人の早いころの録音も後年の作品も大好きです。

ジミー・スミスのハモンド・オルガン、ピックを使わないウェス・モンゴメリーのオクターブ奏法による柔らかいギターの音色、いずれも好みです。
オリヴァー・ネルソンのアレンジは絶品です。




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白鳥2020.2.22 [季節]

今日から3連休、2の3並びということで「猫の日」だそうです。
テレビを見ていても、猫の番組が横行しています(特にNHKに多い)。
世の中には、猫好きもいれば、犬好きもおり、小鳥、魚、昆虫などの好きな人もたくさんいるのに、なぜ猫なのでしょう。
私は猫番組が始まるとテレビから離れて、音楽を聴くことが多い。
猫番組が多いことについては、NHKに、大いに不満を抱いています。

猫についてはさておいて、今年は暖冬小雪、我が家では雪対策に苦労せずに済みました。あと1週間足らずで3月、山の積雪が気になり、眺望山まで雪の点検に出かけました。
登山道入り口の雪は、いつもの4分の1程度しかありませんでした。
この分だと、3月半ばには、苦労せずに頂上まで行けるような気がします。
間もなく、山歩きができると安心しました。

例年であれば、眺望山までの道路わきの田んぼは雪の下ですが、今年は雪がありません。
そのせいで、間もなくシベリアに帰る白鳥は、田んぼでせっせと落穂を食べています。
3月、北に帰るため、栄養を蓄えているのでしょう。

北海道新幹線の高架近くの白鳥です
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東京日記2020.2.15-17 [東京日記]

先週末、愛車の車検整備の時期を利用して、東京へリフレッシュの旅。
例年、車の点検の時期を利用し、コンサート、美術館巡り、道楽などのため恒例になっています。

①寄席
ほとんどは浅草のホテルに宿泊するので、ホテル近くの「浅草演芸ホール」に出かけています。
今回は、新宿「末広亭」、池袋「池袋演芸場」、上野「鈴本」、浅草「演芸ホール」の4つの寄席の出演者を調べ、ホテル近くにしました。
新宿末広亭を考えたのですが、今を時めく6代目神田伯山の襲名披露が始まったばかり、初日には、前夜からファンが並んだということで、混雑が予想され、浅草にした次第です。

新伯山の襲名口演は、落語でもおなじみの「中村仲蔵」、好きな演目なので残念ですがそのうちにユーチューブにもアップされるでしょう。
演芸ホールの昼席は、「三遊亭円丈」「鈴々舎馬風」「林家正蔵」等々人気者が出ていましたが、なかでも「歌武蔵」は、元相撲取りということもあり、迫力満点、良かったです。さすが元力士、着物は三反の生地を要するとのことです。

落語の後は、いつもの通り、「並木の藪」で「鴨南蛮」をいただきました。3月までなので、今シーズンはこれで終わりか。「鴨南蛮」だけは、他の蕎麦屋でこちらに優るものに巡り合ったことはありません。満足しました。

②道楽
16日の日曜、府中の東京競馬場に出かけました。霧のような雨でした。
今年の牡馬クラシックに出てきそうなサラブレットが走る「共同通信杯」、人気の武豊騎手参戦というので足を運びました。
惜しくも武騎手騎乗の「マイラプソディ」は4着でした。
昨年、久しぶりに年間100勝を達成した武豊、50歳だそうですが、若々しくスマートな姿にファンが多いのがうなずけます。
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③息子夫婦と食事
八丁堀に住んでいる息子夫婦から、日比谷のホテルで昼食に招待されていました。
今回の主たる目的のようなものです。
私にとって、日比谷公園の向こう側に、公務員時代、会議や研修で通った建物が見えており、懐かしいロケーションでした。
しかし、ホテルは敷居が高く玄関ホールに入ったこともありませんでした。

ホテルのランチ・バイキングでしたが、普段見ることのない料理の数々、デザートのケーキやアイスクリームなど、そして、何よりも息子夫婦の日頃の生活を聞くのが一番でした。
食事と言えば、日ごろ、カメラに収める前に、つい箸が出てしまいますがこの日も同じ、結局、写真はこの2カットだけです。

色々皿に取った料理とアイスクリーム3種
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ビーフのパイ包みやケーキ各種、豪華な昼食でした。

息子夫婦と有楽町駅まで歩きました。

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スタン・ゲッツ&J・J・ジョンソン/at the Opera House [夜明けのJazz]

今朝は、車を車検に入れるため、それを利用して小旅行に出かけます。
小旅行と言っても、東京に道楽の旅です。

今年は年明けから、当ブログは、ほとんどを「夜明けのjazz」に徹してきました。
これも野外活動が始まるまでです。
青森市の日の出6:30、日の入り17:00、春間近、野の花々に出会う日も近くなりました。

そのような中での今朝の1枚は、スタン・ゲッツのテナー・サックスとJ・J・ジョンソンのトロンボーン、二人の名人の共演です。

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1957.10.19 オペラハウス (シカゴ) ヴァーヴ
スタン・ゲッツts J・J・ジョンソンtb オスカー・ピーターソンp レイ・ブラウンb ハーヴ・エリスg コニー・ケイds

スタン・ゲッツtsとJ・J・ジョンソンtbの極め付きの共演です。
スタン・ゲッツは、ジャズ雑誌のインタビュー記事で、自身が一番好きなアルバムとして挙げているのが本盤だと語ったという。

とにかくもかくにも、J・J・ジョンソンのうまさには驚嘆です。
スライドするトロンボーンをかくも自在に扱うのか、バルブ・トロンボーンよりも滑らかにメロディーを吹き上げる。
両者の白熱した共演に、コンサート・ホールは沸きに沸いています。

バックは、オスカー・ピーターソンのカルテットが務めていますが、二人の熱演に、ピーターソンはリズム・セクションに徹しています。
ハーブ・エリスのギターはいつ聞いても上品です。


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セロニアス・モンク/モンクス・ミュージック [夜明けのJazz]

2,3日寒い日が続いていましたが、今日の青森市の最高気温は10℃ということで4月上旬の温かさらしい。明日、弘前市まで出張なのでこのままで推移してほしい。

今朝の1枚は、セロニアス・モンクの「モンクス・ミュージック」です。
以前にも紹介したことがありますが、聞きなおしてみると、中々味があり興味深いメンバーなので再び登場です。

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1957.1.26 リバーサイド レイ・コープランドtp ジジ・グライスas コールマン・ホーキンスts ジョン・コルトレーンts セロニアス・モンクp ウィルバー・ウェアーb アート・ブレーキーds

セプテットの演奏ですが、何といってもコールマン・ホーキンスとジョン・コルトレーンの新旧テナーサックスが目玉でしょう。ホーキンスとコルトレーンの全く異なるテナーの音が魅力です。
そして、アート・ブレーキーならではの力の入ったドラミング、モンクならではのピアノ、満足です。

A面2曲目「ウェル・ユー・ニードント」で、自分のソロが終わってコルトレーンのソロが始まらないので「コルトレーン、コルトレーン」と呼ぶ声が入っています。モンクの勘違いだったらしいのですが、このようなハプニングが起きていても、この録音が名盤と言われているのは、新旧名手の緊迫した場面がリアルに録音されているからでしょう。

 
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バド・パウエル/ジャズ・ジャイアント [夜明けのJazz]

冬型の気圧配置が続いています。このようなときには、仕事の整理をしながら音楽です。

今朝の1枚、バド・パウエルの「ジャズ・ジャイアント」にしました。
バドが続いていましたので、彼の最後にこの1枚です。
アメージング、ジニアスときて、最後にジャイアントですから、どれだけ尊称をつけても付けきれない天才ということなのでしょう。

バド・パウエル/ジャズ・ジャイアント.jpg
1949.2.23*,1950.2** ヴァーヴ バド・パウエルp レイ・ブラウンb* カーリー・ラッセルb**  マックス・ローチds

1949年、1950年の録音ですから、ブルーノートのアメイジングVol.1、Vol.2に重なる時期で、バド絶好調のピアノを聞くことができます。
恐い演奏だという評論家もおりますが、これこそバド・パウエルだと思います。

スピードに乗ったバドのピアノは、余人の追随を許すものではありませんが、この録音の後半に収められている「イエスタデイズ」「エープリル・イン・パリ」「ボディ・アンド・ソウル」のスローな曲のなんと美しいことか、バドを聞くたび、緩急自在なピアノこそバド・パウエルの神髄だと思うのです。

それにつけても、マックス・ローチのドラムスは素晴らしい。


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"ザ・クインテット” ジャズ・アット・マッセイ・ホール [夜明けのJazz]

立春過ぎに寒波がやってきており、今週末まで居座るようです。
久しぶりに雪景色の青森市です。

今朝の1枚、バド・パウエルが続いた後、ガレスピーやコールマン・ホーキンスらの「シッティン・イン」を紹介しましたが、今回は、ジャズの巨人5人による「ジャズ・アット・マッセイ・ホール」です。

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1953.4.15 トロント<マッセイ・ホール> チャーリー・パーカーas ディジー・ガレスピーtp バド・パウエルp チャーリー・ミンガスb マックス・ローチds [debut]

曲 A 1パーディド 2ソルト・ピーナッツ 3オール・ザ・シングス・ユー・アー
  B 1ウィー 2ホット・ハウス 3チュニジアの夜

油井正一氏はライナーに、「マッセイ・ホールと言っただけで、ジャズ・ファンには通じてしまう。」と書いており、続けて。「ジャズ史上に燦然と輝く傑作だからである。」と言っています。
5人の巨人が一堂に会した唯一のセッションがこの録音のようで、その意味でもこの録音の価値が高いのではないでしょうか。
ちなみに、この録音は、チャーリー・ミンガスが内緒で録音機材を持ち込んだものだともいわれれています。

チャーリー・パーカー、バド・パウエル共に、勢いがやや下降してきていた時期とは思えない、パワフルで滑らかな演奏を聴くことができます。

LPジャケットでは、契約の関係からか、チャーリー・パーカーが、「charlie chan」と表記されています。
また、この夜のセッションの司会はチャーリー・パーカーがつとめており、彼の肉声を随所で聞くことができます。

チャーリー・パーカーのアルトの後、ディジー・ガレスピーのトランペット、続いてバドのピアノへと、わくわくする演奏が展開します。

マックス・ローチのドラムスもパワー全開です。

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ディジー・ガレスピー/シッティン・イン [夜明けのJazz]

あっという間に2月です。
俗に、2月は逃げるというように、まだ2月と油断するとすぐ3月がやってきます。

夜明けがだんだん早くなってきました。夜明けが6時40分頃、日の入りが4時40分頃、明日は立春、春間近です。

2月最初の夜明けのjazz、今朝の1枚は、ディジー・ガレスピーのトランペットに3人のテナー・サックスの名人が顔を会わせた「シッティン・イン」です。

シッティンイン.jpg
1957.6.26ヴァーヴ ディジー・ガレスピーtp スタン・ゲッツts ポール・ゴンザルベスts コールマン・ホーキンスts ウィントン・ケリーp ウェンデル・マーシャルb J.C・ハードds

A面1曲目の「ディジー・アトモスフィア」はガレスピーの曲で、他のプレイヤーが取り上げていますが、ここでは、メンバー全員のジャム・セッション。これ以外は、ガレスピーほかのメンバーが曲ごとにソロをとり、バラード・メドレーを繰り広げます。
テナーのバラードは、胸にしみます。

ガレスピー、ホーキンス、両巨人の名演に心なごみます。

2月に逃げられないよう、気を引き締めないと!


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