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バド・パウエル/ジャズ・ジャイアント [夜明けのJazz]

冬型の気圧配置が続いています。このようなときには、仕事の整理をしながら音楽です。

今朝の1枚、バド・パウエルの「ジャズ・ジャイアント」にしました。
バドが続いていましたので、彼の最後にこの1枚です。
アメージング、ジニアスときて、最後にジャイアントですから、どれだけ尊称をつけても付けきれない天才ということなのでしょう。

バド・パウエル/ジャズ・ジャイアント.jpg
1949.2.23*,1950.2** ヴァーヴ バド・パウエルp レイ・ブラウンb* カーリー・ラッセルb**  マックス・ローチds

1949年、1950年の録音ですから、ブルーノートのアメイジングVol.1、Vol.2に重なる時期で、バド絶好調のピアノを聞くことができます。
恐い演奏だという評論家もおりますが、これこそバド・パウエルだと思います。

スピードに乗ったバドのピアノは、余人の追随を許すものではありませんが、この録音の後半に収められている「イエスタデイズ」「エープリル・イン・パリ」「ボディ・アンド・ソウル」のスローな曲のなんと美しいことか、バドを聞くたび、緩急自在なピアノこそバド・パウエルの神髄だと思うのです。

それにつけても、マックス・ローチのドラムスは素晴らしい。


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