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サンカヨウ2020.4.30 [花]

今日で4月は終わり。
コロナ騒ぎで,遠出を控えていますが,小生は,いつもの通り近くの山を歩いているので,政府の方針に沿っていることになります。

昨日の「昭和の日」に続く今日明日の金土をお休みとする同業者がありますが,当事務所は,いつものことながら,休みとしなくても,休日同様です。

世間は休日でも,自然界は移り代わります。
サンカヨウ(山荷葉),これまで見たい見たいと念願していたのが,昨年,何か所でも見ることができました。春早く竜飛で目にし,八甲田でも,そのほかでも。他の山野草は小さいものが多いのにサンカヨウは特別に思えます。

サンカヨウ.JPG

出かけたついでに足を伸ばした青森市西部のため池は,5月上旬にミツガシワの群生が見られます。ミツガシワはもう少しでした。このため池はミズトクサ(水木賊)も群生しています。
今はまだ成長しきっていませんでした。

ミズトクサ.JPG

我が家では,梅,木蓮が終わり,八重紅枝垂が満開です。曇り空に薄紅の八重桜です。

紅八重枝垂2.JPG紅八重枝垂1.JPG

明日から5月,明日も休業状態でしょう。


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ヒメホテイラン再び2020.4.25 [花とトレッキング]

今の時期は毎週せっせと眺望山トレッキングです。少しぐらい雨が降っても。
昨日は朝6時ころ強めの雨が降っていたため,これでは,土曜はやめにして日曜にするかと思っていたところ,7時過ぎには雨が上がりました。

午前中,空模様が悪くならないうちにと,急ぎ眺望山に向かいました。
先週1年ぶりにヒメの顔を拝んだので,今週は安心して歩きだしました。

健在でした。
ヒメホテイラン1.JPGヒメホテイラン2.JPG

雪解けの後,この花を見て,私のトレッキングが始まるようなものです。
今週は,中間に休日があるので,土曜を待たず,また来ましょう。

山は,刻刻と春の植物が芽吹いています。

まず,延齢草,その名前からして縁起が良い。年寄りにはうれしい植物です。
延齢草1.JPG延齢草2.JPG

ここ眺望山は,この後,いたるところで見ることのできるツバメオモト,小さな蕾をつけています。
ツバメオモト2.JPGツバメオモト3.JPG
大きくて分厚い緑の葉の中心に小さな白い花,眺望山では,どこを歩いても,ごく普通に見ることができます。

帰ろうとすると,私くらいの年齢と思われるご婦人の一団が頂上に集まっていました。
里では見ることのできないヒバ林の妖精を見にきたようでした。



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桜咲く2020.4.24 [花]

2,3日前から我が家でも桜が咲き始め,すでに満開です。
冬は暖かく雪は少なかったものの,4月に入ってからは寒い日が続いています。
コロナ騒ぎで,春最大の行事「弘前さくらまつり」は中止,青森市桜まつりも中止,しかし,桜は満開を迎えました。

曇り空の下,我が家のソメイヨシノです。
桜.JPG

紅枝垂れも咲き始めました。逆光の枝垂桜です。
紅枝垂れ.JPG

レモンも咲き始めました。昨年鉢の土を入れ替えたのが良かったのか,蕾がたくさんついています。玄関風除室に柑橘の香りが満ちています。
レモン2.JPGレモン1.JPG

前回,お客様宅のシラネアオイを紹介しましたが,我が家でも咲き始めました。
シラネアオイ.JPG

あいにく,明日は雨らしいのですが,雨のしずくのヒメホテイランを見ることになるか,あまり寒くならないことを願います。


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シラネアオイとコブシ2020.4.21 [花]

お客様に急ぎの用件があり伺ったら,シラネアオイの薄紫の花が開いていました。
春はこの花を待っています。

シラネアオイ1.JPG
シラネアオイ2.JPG

昔,5月初め,今は亡き工藤さん,学さんと共にゼンマイ採りに出かけ,沢の脇にたくさん咲いていたことを思い出します。二人が亡くなって以来,その場所には足を向けていません。

今日は,亡くなった家族の命日,信仰心のない私ですが,花と線香を供えるため,我が家の墓地に。

コブシが開いていました。青森では,コブシの別名を田打ち桜と言いますが,田植えのために田んぼを耕す頃に咲くという意味からでしょう。

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コブシ4.JPGコブシ2.JPG
コブシ3.JPG
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ヒメホテイラン2020.4.18 [花とトレッキング]

ヒメホテイランが花開くか?昨夜のうちからわくわくしていました。

午後から雨模様の予報でしたが,午前9時過ぎ,眺望山に向かいました。
今年もヒバ林の妖精に会えるかな。
3月末には,眺望山は雪がなく,例年よりは2週間くらい早くにヒメを見られるのではないかと予測していました。

先週は見られなかった目的地にヒメホテイランの薄紫が見えました。

ヒメホテイラン1.JPGヒメホテイラン2.JPG/>

開いて間もない時期の花は,色鮮やかです。最初の場所から足を伸ばし,ヒバ林の中に目を凝らすと,さらに5,6株,今年も初日から巡り合うことができました。
貴重な野生蘭を大事にしなければなりません。

ヒメホテイラン3.JPG
ヒメホテイラン4.JPGヒメホテイラン5.JPG
ヒメホテイラン6.JPG

ツバメオモトの若葉が出ていました。ヒメホテイランの次はツバメオモト。これから眺望山の楽しみは続きます。


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梅と木蓮2020.4.14 [花]

荒れ模様の天気から一転青空。
待っていたかのように,我が家では,白木蓮と白梅が咲き始めました。

白梅は,開ききる直前で,花が球形です。青空に映えています。

白梅2.JPG白梅3.JPG
白梅1.JPG
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玄関脇の白木蓮は覆っていた外套を脱ぎ捨て,大きな花が今にも開こうとしています。
木蓮は今頃が一番です。
花弁が開く頃は,風が強く大きな花弁が無残な姿になります。

白木蓮1.JPG白木蓮2.JPG

我が家には,毎朝,雀が集まってきて,木蓮,桜,梅の枝で,賑やかにやっています。
白木蓮と雀.JPG

桜の蕾も赤く大きくなりました。

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カタクリ2020.4.11 [花とトレッキング]

土曜朝は眺望山トレッキング,青空が出ているものの肌寒い。
肌寒いくらいが山を歩くにはちょうど良い。
今日は,そろそろヒメホテイランが見られるかと,登山道を歩いてきたのですがまだのようです。

一週前のように,まだ早いかと思いながらやってきたら,イワナシ満開ということもあり,少雪の今年は油断なりません。来週こそは!

下山して,少し北上し左堰の溜池に足を伸ばしました。
水芭蕉の盛りから一週間,まだ残っています。

今日の狙いはカタクリ,まだ緑薄い土手に紫の花。春の代表選手のカタクリ,この花が終わるころミツガシワの群落が花開きます。

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湿地に水芭蕉が残っていました。
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帰り道,キノコ名人宅に途中下車すると,名人は春バラの支度中,ギョウジャニンニクとアザミのおすそ分けをいただきました。
ギョウジャニンニクは,おひたしに酢味噌がけ,若いアザミは味噌汁,いずれも津軽地方では定番です。
春に山のものをいただき,これからのシーズンが始まります。


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レオポルド・ストコフスキー [音楽]

記録的な暖冬のせいで,庭の木々や草花の芽吹きも早いお出ましになりそうです。
緊急事態宣言が出て,いつものように小旅行というようにはいかなくなったので,暇を持て余しています。

そのような中,レオポルド・ストコフスキーの「ザ・ステレオ・コレクション」という1954年から1975年までのコンプレートCDを聞いています。
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レオポルド・ストコフスキーは1882年4月18日生まれ,1977年9月13日没(95歳)。
ストコフスキーは,長編アニメーション「ファンタジア」,映画「オーケストラの少女」「カーネギー・ホール」などで,随分昔から知っていました。

「ファンタジア」はクラシック音楽に合わせたアニメーションがスクリーン一杯に動き回るのですが,バッハの「トッカータとフーガ」やデュカスの「魔法使いと弟子」などが特に印象に残っています。「ファンタジア」では,ストコフスキーがシルエットで出ています。また,「オーケストラの少女」は,ディアナ・ダービンの歌うモーツアルトの「アレルヤ」が印象的でしたが,ストコフスキーがチャイコフスキーの5番などを指揮する巨匠の姿を見ることができます。

電気的録音以前の時代から録音に積極的で,1917年の初録音以来膨大な録音を行っているようです。
また,映像や編曲にも積極的で,「トッカータとフーガ(オルガンを管弦楽に)」やムソルグスキーの「展覧会の絵」の編曲でも知られています。
クラシック音楽をメディアの面で多様性を持たせるという点では,カラヤンの一時代前から積極的に行っていたということでしょうか。

コンサートにおけるオーケストラの楽器の配置を変えたことも知られており,その配置が現在では主流になっているものもあるようです。

うんちくが長くなりましたが,CD14枚のセットの中から最初に聞いたのがドボルザークの「新世界から」(1973.7録音,ニュー・フィルハーモニア管弦楽団) 緩急自在で若々しい新世界です。同じCDのスメタナの「モルダウ」もいいです。
同時に聞いたのが,カントルーブの「オーベルニュの歌」(1964.4録音,アメリカ交響楽団,ソプラノ アンナ・モッフォ)名歌手のソプラノとオーケストラが胸にしみます。ビラ・ローボスの「ブラジル風バッハ」は,チェロ合奏が活躍しますがこの録音では,コントラバスが多数入っています。ここでもソプラノと管弦楽が素晴らしい。

いつもは,朝起きると「夜明けのjazz」でしたが,ストコフスキーを聞き出してからは,しばらくこのCD・BOXから聞くことになるでしょう。
音の魔術師などと言われますが,嫌みがなくて,素直に受け入れられる音楽です。
ちなみに,「展覧会の絵」は,ストコフスキー版の山田和樹指揮を愛聴しています。



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イワナシ2020.4.5 [花とトレッキング]

今週は,土,日の2日連続で眺望山に出かけました。
先週,眺望山頂上の先でイワナシの蕾を見たからでした。
1週間過ぎたので咲くかなと,自然と足が向きました。

いつも東口から登るのですが,今回は西口から歩き始めました。
駐車場に車はありませんでした。それもそのはず,まだ4月第一週,いつもの年だったらまだ雪の山が残っていたはずです。

歩き始めて30分足らず。イワナシの群落の場所に到着,先客2人が小さな花にカメラを向けていました。
先週ほんの少しの蕾だったのが,満開でした。

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自然界は不思議です。薄いピンクの砂糖菓子のような花,なぜこのような花が出来上がったのか。
春一番,私たちに春の喜びをもたらしてくれる。

下山したら,カタクリを見に行く予定でしたが,急にあられ交じりの雨,例年にない春ですが,いつもの早春に引き戻されました。


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キクザキイチゲ2020.4.4 [花とトレッキング]

好天に恵まれた4月最初の土曜です。私の住んでいる青森市にもコロナウィルスが現れたようです。
何とか特効薬あるいは治療法が見つからないかと祈るばかりです。
インフルワクチンの投与を受けているので,そちらの方の効果はないものかと,神頼みのようなあほなことを考えている私をお笑いください。

「人と接触せず,健康を守る」を実行すべく,今朝も眺望山を歩きました。
山を歩きだしてから今年はまだ2回目,少し重く感じますが,途中の休憩もなくゆっくり頂上まで歩きました。

眺望山の春の花はまだと思いながら,頂上まで100mを切ったあたりに,真っ白なキクザキイチゲが咲いていました。
先日,森林博物館に咲いていたキクザキイチゲは薄紫と濃紫でしたが,眺望山は純白,白は清楚ですがすがしい。

キクザキイチゲ4.JPGキクザキイチゲ2.JPGキクザキイチゲ1.JPGキクザキイチゲ3.JPG

青空の下,静かな山でコーヒータイムにしました。
一人で独占するのはもったいない。
下山しようと支度をしていたところに,頂上に向かってくるお二人がありました。

仕事の関係で存じ上げている方でした。お二人もお湯を沸かしてコーヒータイムらしい。

以前の私は,せっせと歩いてせっせと帰る,そのような山歩きでしたが,今は,ゆっくり歩き,ゆったりした気分で回りを見ながらゆっくり帰るスタイルに変えました。

明日も天気が良ければ,別の場所に足をのばしたいと考えています。


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