キノコ2020.9.29 [グダリ沼と田代平湿原]
眺望山2020.9.27 [花とトレッキング]
9月最後の日曜日です。
つい1週間ほど前までは暑くて,仕事でも半袖にノーネクタイ,上着なしで通しましたが,木曜からは長袖シャツにジャケットになりました。暑さ寒さも彼岸までとは言ったもので,その通りになりました。
季節がこうなると,山歩きはしめたものです。
少し肌寒いのが山歩きにはもってこいです。歩けば温かくなります。
土曜は強風に時折雨,眺望山は今日にしました。
先週眺望山を歩いて,蕾が小さく縦一本に並んでいる姿を見て,サラシナショウマだ!と喜んだのですが,今日一週間後の姿を確認したいと歩いていました。
蕾が少し膨らんでいました。
ショウマと名の付く山野草はたくさんありますが,我が家にあるレンゲショウマの葉が非常に似ているので間違いないでしょう。先週から気になっていたので良かったです。
チゴユリの実
春,早いころにかわいい花を咲かせますが,濃紺の実をつけました。
ヒメアオキの実
少し前までは,まだ白い実でしたが,その実が赤く色づきました。
ギンリョウソウモドキ
ギンリョウソウのようですが,モドキだとと教えていただいたことがありました。
別の場所に出ていたのも,おそらくギンリョウソウモドキでしょう。今日のは登山道端ではなく,ヒバの林の崖にありました。一帯の植物とは異なる異様な姿です。
これまでは,朝山歩きをすると,午後はぐったりしていましたが,これからは,昼食後,ダブルヘッダーに出かけたいなという気になります。
つい1週間ほど前までは暑くて,仕事でも半袖にノーネクタイ,上着なしで通しましたが,木曜からは長袖シャツにジャケットになりました。暑さ寒さも彼岸までとは言ったもので,その通りになりました。
季節がこうなると,山歩きはしめたものです。
少し肌寒いのが山歩きにはもってこいです。歩けば温かくなります。
土曜は強風に時折雨,眺望山は今日にしました。
先週眺望山を歩いて,蕾が小さく縦一本に並んでいる姿を見て,サラシナショウマだ!と喜んだのですが,今日一週間後の姿を確認したいと歩いていました。
蕾が少し膨らんでいました。
ショウマと名の付く山野草はたくさんありますが,我が家にあるレンゲショウマの葉が非常に似ているので間違いないでしょう。先週から気になっていたので良かったです。
チゴユリの実
春,早いころにかわいい花を咲かせますが,濃紺の実をつけました。
ヒメアオキの実
少し前までは,まだ白い実でしたが,その実が赤く色づきました。
ギンリョウソウモドキ
ギンリョウソウのようですが,モドキだとと教えていただいたことがありました。
別の場所に出ていたのも,おそらくギンリョウソウモドキでしょう。今日のは登山道端ではなく,ヒバの林の崖にありました。一帯の植物とは異なる異様な姿です。
これまでは,朝山歩きをすると,午後はぐったりしていましたが,これからは,昼食後,ダブルヘッダーに出かけたいなという気になります。
平舘灯台・台場 [青森県]
青森市から津軽半島の突端「龍飛岬」まで約100km,およそその中間が東津軽郡外ヶ浜町平舘です。幕末期,青森にも異国船が出没したため,弘前藩(津軽藩)は海防のために平舘台場と陣屋を設置しました。
お台場というと,東京の観光地ですが,北辺青森にも大砲を備えた台場が築かれたのです。
現在は,小森に,300年を超える黒松があり,その一角に明治32年に設置された「平舘灯台」が立っています。
灯台の地名が「字太郎左衛門沢」ですから,ひょっとして,江川太郎左衛門と関係があるのか?
陸奥湾の向かい側は下北半島で,写真の陸地の右端に離れて見えているのが「鯛島」です。
魚の形と言えばそのようにも見えます。
次の写真は下北半島西の端,その向こうは北海道です。
平舘は,津軽海峡からすぐで,異国船が水や食料を求めてやってくる重要な地点であったことがわかります。
ここ平舘は,北海道に渡るための松前街道の要衝であったことから,街道には300年を超す黒松並木が約1㎞にわたって残っています。
灯台のすぐそばに国道280号が通っていますが,このような道路近くの灯台は珍しいそうです。
ここ平舘を訪れたのは,細かいきれいな砂浜の砂採取のためでした。
息子が小学生のころ,海水浴を兼ね持ち帰った砂がなくなったので,今回は一人でやってきました。
バケツ一杯の砂は重い。
お台場というと,東京の観光地ですが,北辺青森にも大砲を備えた台場が築かれたのです。
現在は,小森に,300年を超える黒松があり,その一角に明治32年に設置された「平舘灯台」が立っています。
灯台の地名が「字太郎左衛門沢」ですから,ひょっとして,江川太郎左衛門と関係があるのか?
陸奥湾の向かい側は下北半島で,写真の陸地の右端に離れて見えているのが「鯛島」です。
魚の形と言えばそのようにも見えます。
次の写真は下北半島西の端,その向こうは北海道です。
平舘は,津軽海峡からすぐで,異国船が水や食料を求めてやってくる重要な地点であったことがわかります。
ここ平舘は,北海道に渡るための松前街道の要衝であったことから,街道には300年を超す黒松並木が約1㎞にわたって残っています。
灯台のすぐそばに国道280号が通っていますが,このような道路近くの灯台は珍しいそうです。
ここ平舘を訪れたのは,細かいきれいな砂浜の砂採取のためでした。
息子が小学生のころ,海水浴を兼ね持ち帰った砂がなくなったので,今回は一人でやってきました。
バケツ一杯の砂は重い。
グダリ沼2020.9.23 [グダリ沼と田代平湿原]
4連休第4日,好天に誘われ,久しぶりに八甲田山中「グダリ沼」に出かけました。
暑さを避けるため,7,8月は,グダリ沼から遠ざかっていたのでした。
私が,山歩きと山野草に目覚めるきっかけは,このグダリ沼でした。
八甲田山中「田代平」の十和田湖寄りにあります。
八甲田の伏流水が湧出し,堤川に合流して陸奥湾に流下します。
その伏流水湧出地がグダリ沼で,沼ではなく川です。一帯は牧草地で昔は牛馬が放牧されていました。
ススキと八甲田
十五夜間近かな?高原はススキとアザミ,山もそろそろ冬枯れです。
グダリ沼
すぐ上流が水源で,絶えず伏流水が流れています。水中に梅花藻が生育しているのですが,花はもう見えません。まもなく,周りは紅葉です。
ノコンギク
山道はどこにでも咲いているキク科の花です。秋が深まるにつれ紫の色が濃くなります。
ヤマハハコ
哀しげな名です。ウスユキソウに似ているかな?
フジバカマ
我が家では,裏庭に山の黒土を入れたため,そのせいかヨツバヒヨドリが生えていますが,一見よく似ています。
アキノキリンソウと赤の実
黄色と赤,花が少ない今頃の季節,山を彩っています。小さく熟した赤い実,冬の前のひと頑張り。
来週は10月,山歩きには最適の季節です。
暑さを避けるため,7,8月は,グダリ沼から遠ざかっていたのでした。
私が,山歩きと山野草に目覚めるきっかけは,このグダリ沼でした。
八甲田山中「田代平」の十和田湖寄りにあります。
八甲田の伏流水が湧出し,堤川に合流して陸奥湾に流下します。
その伏流水湧出地がグダリ沼で,沼ではなく川です。一帯は牧草地で昔は牛馬が放牧されていました。
ススキと八甲田
十五夜間近かな?高原はススキとアザミ,山もそろそろ冬枯れです。
グダリ沼
すぐ上流が水源で,絶えず伏流水が流れています。水中に梅花藻が生育しているのですが,花はもう見えません。まもなく,周りは紅葉です。
ノコンギク
山道はどこにでも咲いているキク科の花です。秋が深まるにつれ紫の色が濃くなります。
ヤマハハコ
哀しげな名です。ウスユキソウに似ているかな?
フジバカマ
我が家では,裏庭に山の黒土を入れたため,そのせいかヨツバヒヨドリが生えていますが,一見よく似ています。
アキノキリンソウと赤の実
黄色と赤,花が少ない今頃の季節,山を彩っています。小さく熟した赤い実,冬の前のひと頑張り。
来週は10月,山歩きには最適の季節です。
ヤマボウシ [花とトレッキング]
4連休第3日,今日は敬老の日です。
コロナの影響か,敬老会のニュースは聞きません。
そろそろご案内がくるころかもしれませんが,来ても出席はしないか?
山を歩いているでしょう。
今日は,私のホームグラウンド・眺望山の美しい木の実を紹介しましょう。
眺望山西口登山道入り口のヤマボウシ(山法師)に桃色の実が結実しました。
我が家にもヤマボウシが1本ありますが,このように見事に実がなることはありません。
ピンクに点々,このような実は他に目にすることはありません。
春の花の時期のヤマボウシ
ヤマボウシの隣のナナカマド
山道を歩いていると,ナナカマドのオレンジの実が固まりで落ちていることがあります。
鳥が食べ,残りが落ちているのかもしれません。
明日は彼岸の中日,昨日,墓参りを済ませたので,連休最後は八甲田にでも出かけましょうか。
コロナの影響か,敬老会のニュースは聞きません。
そろそろご案内がくるころかもしれませんが,来ても出席はしないか?
山を歩いているでしょう。
今日は,私のホームグラウンド・眺望山の美しい木の実を紹介しましょう。
眺望山西口登山道入り口のヤマボウシ(山法師)に桃色の実が結実しました。
我が家にもヤマボウシが1本ありますが,このように見事に実がなることはありません。
ピンクに点々,このような実は他に目にすることはありません。
春の花の時期のヤマボウシ
ヤマボウシの隣のナナカマド
山道を歩いていると,ナナカマドのオレンジの実が固まりで落ちていることがあります。
鳥が食べ,残りが落ちているのかもしれません。
明日は彼岸の中日,昨日,墓参りを済ませたので,連休最後は八甲田にでも出かけましょうか。
トチバニンジンとツバメオモト2020.9.19 [花とトレッキング]
今日は4連休の第1日目,朝から晴れてすがすがしい日になりました。
最高気温も27℃と心地よい1日になるでしょう。
今朝も7時ころ自宅を出て,一路眺望山,登山口の気温19℃,山を歩く者にとって絶好の季節になりました。かくいう私にとっては,もう少し気温が低い方が好みです。
春以来,幾度となく,眺望山にたくさん見られる山野草の花をupし,その後の果実も紹介してきましたが,秋の気配と同様に果実も色づいてきました。
トチバニンジンの小さな朱の実
たくさんついていた果実が虫に食べられたか,風で落ちたか,たった一つ色づいていました。
群青の玉
眺望山はツバメオモトの宝庫です。5月上旬白い花をつけ,秋に群青の玉のような輝く実をつけます。秋,山を歩いてこの玉を見ると,一時足を止めるのです。
頂上でベンチに腰を下ろすと,一面,ワラビのホダが陽を浴びています。いつも,一食分,ワラビを摘んで山を下りたものです。
木陰は涼しく,歩くには最適,東口から上り,西口に下りました。
西口から東口の駐車場まで歩いて,今日の歩行6㎞です。年寄りの良い運動になりました。
最高気温も27℃と心地よい1日になるでしょう。
今朝も7時ころ自宅を出て,一路眺望山,登山口の気温19℃,山を歩く者にとって絶好の季節になりました。かくいう私にとっては,もう少し気温が低い方が好みです。
春以来,幾度となく,眺望山にたくさん見られる山野草の花をupし,その後の果実も紹介してきましたが,秋の気配と同様に果実も色づいてきました。
トチバニンジンの小さな朱の実
たくさんついていた果実が虫に食べられたか,風で落ちたか,たった一つ色づいていました。
群青の玉
眺望山はツバメオモトの宝庫です。5月上旬白い花をつけ,秋に群青の玉のような輝く実をつけます。秋,山を歩いてこの玉を見ると,一時足を止めるのです。
頂上でベンチに腰を下ろすと,一面,ワラビのホダが陽を浴びています。いつも,一食分,ワラビを摘んで山を下りたものです。
木陰は涼しく,歩くには最適,東口から上り,西口に下りました。
西口から東口の駐車場まで歩いて,今日の歩行6㎞です。年寄りの良い運動になりました。
アザミ・八甲田 [花とトレッキング]
ウメバチソウ2020.9.15 [花とトレッキング]
雨続きの後,雲間から青空が少し出ています。
仕事は,午後,相続登記の相談予約があるのみなので,午前中,久しぶりに八甲田山中「田代平湿原」に出かけました。
7月半ばカキランを見に出かけて以来なので2か月ぶりかもしれません。
自宅を出るときの気温27℃,湿原についた時の気温19℃。
湿原にウメバチソウが白い花を見せています。6月ころから開花をはじめ,10月中旬まで花を見ることができる花期の長い花です。
田代平湿原は,この春から,湿原を巡る木道の改修工事をしており,ようやく完成し真新しい姿を見せました。材質は,津軽の誇る青森ヒバです。
湿原にはたくさんの池塘があり,近くの開拓地の方が植えた睡蓮を見ながら休憩するのですが,睡蓮の花は枯れ,オニヤンマがその周りに卵を産み付けています。
午前中,八甲田山中に出かけて気が晴れました。
仕事は,午後,相続登記の相談予約があるのみなので,午前中,久しぶりに八甲田山中「田代平湿原」に出かけました。
7月半ばカキランを見に出かけて以来なので2か月ぶりかもしれません。
自宅を出るときの気温27℃,湿原についた時の気温19℃。
湿原にウメバチソウが白い花を見せています。6月ころから開花をはじめ,10月中旬まで花を見ることができる花期の長い花です。
田代平湿原は,この春から,湿原を巡る木道の改修工事をしており,ようやく完成し真新しい姿を見せました。材質は,津軽の誇る青森ヒバです。
湿原にはたくさんの池塘があり,近くの開拓地の方が植えた睡蓮を見ながら休憩するのですが,睡蓮の花は枯れ,オニヤンマがその周りに卵を産み付けています。
午前中,八甲田山中に出かけて気が晴れました。
眺望山2020.9.13 [花とトレッキング]
土曜は風雨,今日日曜は小雨で風強し,少しくらいの雨であれば山を歩こう!気温も22,3度,眺望山に出かけました。
登山口の気温19℃,パーカを羽織り,ビニール傘をストック代わりに歩き始めました。
登山道は,ヒバの枝,葉の下を歩くので雨は気になりません。それに,陸奥湾から吹いてくる風は,冷たい東風(ヤマセ)で,そんなに汗をかかなくて済みます。
山はすっかり秋,黄色のアキノキリンソウが咲き始めました。
ギンリョウソウも終わりです。わずかに残っています。
ヒメアオキの白い実,10月の半ば過ぎには真っ赤に色づくでしょう。
栃の実が登山道にたくさん落ちています。子供のころ,実を使ってシャボン玉を作りました。
先週まで,まとわりついていたアブもいなくなり,蝉の声も聞こえなくなりました。
知らないキノコがたくさん出ています。
秋本番ですね。
登山口の気温19℃,パーカを羽織り,ビニール傘をストック代わりに歩き始めました。
登山道は,ヒバの枝,葉の下を歩くので雨は気になりません。それに,陸奥湾から吹いてくる風は,冷たい東風(ヤマセ)で,そんなに汗をかかなくて済みます。
山はすっかり秋,黄色のアキノキリンソウが咲き始めました。
ギンリョウソウも終わりです。わずかに残っています。
ヒメアオキの白い実,10月の半ば過ぎには真っ赤に色づくでしょう。
栃の実が登山道にたくさん落ちています。子供のころ,実を使ってシャボン玉を作りました。
先週まで,まとわりついていたアブもいなくなり,蝉の声も聞こえなくなりました。
知らないキノコがたくさん出ています。
秋本番ですね。