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水芭蕉2021.3.29 [花とトレッキング]

28日日曜日は待ちきれずに眺望山の雪の具合を見るため,東口登山口まで出かけました。
登山道へのアプローチは大分雪が少なくなりました。
入り口のマンサクは盛りです。

そのあと,5月に入ると出かけているミツガシワの群生地に足を伸ばしました。
もう雪はなく,ひと月もすればミツガシワやカタクリが見られるでしょう。

沢の水が流れ込む湿地に水芭蕉が咲き始めていました。
山の春の代表です。
青森市内の神社にも群生地があり,今の時期珍しくはないけれど,季節の代名詞ではあります。

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ミズバショウ3.JPG

帰り道,山友の高森鉄人宅に山の近況報告に寄ったところ,我が家の福寿草の親株が咲いていました。山の植物の季節を開くのは福寿草です。

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福寿草②2021.3.26 [花]

3月最終金曜日です。
あとわずかで令和2年度が終了します。
コロナは衰えず,東北でも感染者が増え続けています。
遠出をぐっと我慢し,仕事以外は,ステイホームに徹しており,たまに人と接しない野外活動をしています。こらえましょう!

本格的な山歩きを前に,庭の福寿草が咲きました。
陽光が当たると開きます。今年植えた数株が咲いたものです。
私の春は福寿草からです。

福寿草1.JPG福寿草2.JPG
福寿草3.JPG

昨年植えた福寿草は,ずっと雪の下にあったため開花が遅いのですが,3,4日もすれば開くでしょう。
正月の寄せ植えと違い,庭に咲く福寿草は一回り大きな花を見ることができます。

もう2週間すれば,眺望山を歩くことができるでしょう。


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福寿草2021.3.23 [花]

今日は彼岸明け,寒さが終わって暖かくなれば申し分ありません。
今日は朝から好天,今年植えた8株の福寿草が太陽の光を受けて咲き出しました。
福寿草は,陽光に当たると花が開き,夕方,陽が陰ると花が閉じます。

福寿草は春の光をもたらす季節の花なのです。

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福寿草2.JPG

間もなく,昨年植えた福寿草も咲くでしょう。
老人も,花の咲くのを待っていたのです。


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眺望山2021.3.20 [トレッキング]

今日は春分の日,きれいに晴れ上がりました。

今年の私の野外活動始まりです。
青森市は,昨日で積雪ゼロとなりました。
1週間前に眺望山登山口付近を見て,登山道の雪の具合を確かめていました。

購入したアルミのワカンジキを装着して歩いてみなければいけません。
歩行は簡単か,どれくらい雪に沈むか,試してみなければなりません。

車を眺望山東口駐車場に置き,まず目についたのが,入り口すぐのマンサクでした。
既にマンサクは,森林博物館の花を紹介していますが,少し遅れて眺望山のマルバマンサクも盛りになりました。

マンサク.JPG
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マンサクは,春到来の合図,いよいよ山を歩く準備です。
雪の間,待っていました。

登山道は雪に覆われていますが。登山靴にスパッツをつけ,ワカンジキを履きました。自宅で何度も練習していたので,ずれもなくピッタリ装着できました。
トレッキングポールを持ち,積雪の上を歩くこと200m,4月中旬の本番は大丈夫でしょう。
春の雪に15㎝くらい沈みます。
私のワカンジキで踏みしめた足跡です。

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これくらいなら大丈夫。4月中旬には,今年最初の眺望山の花イワナシを見ることができるかな?
今からわくわくしています。


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福寿草2021.3.17 [花]

今日は彼岸の入り,昨日まで暖かったのに寒い朝です。
朝起きると,白いものがちらついていました。

寒さも彼岸までとありたいものです。
冬の間,ひたすら春を待ちわびていましたが,青森の雪も積雪10㎝,ここ1,2日のうちに積雪ゼロとなるでしょう。

以前,庭の福寿草の芽が出たということを書きましたが,伸びてきました。
ここ2日ほどの写真で紹介します。

3月15日
福寿草2.JPG

3月17日 白いものはあられです。
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待ちわびていた春になりました。


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春一番 [花]

春一番というと,春が近くなった時期に吹く強風が一般的ですが,私のそれは春一番に咲く花のことです。

三月もちょうど中間,桜の便りも聞かれるようになりました。
北国は,梅も桜も蕾はまだ固く,桜開花は1か月先のようです。

北国の花春一番は,野山に咲くマンサクです。
そろそろ咲くだろうと出かけてみました。

マルバマンサクのリボンのような黄色の花です。

マルバマンサク1.JPGマルバマンサク2.JPGマルバマンサク3.JPG

我が家の裏庭には赤花のマンサク,アカバナマンサクです。濃いエンジのリボンが咲くこの木は,岩木山の麓,弘前市弥生の友人からいただいたものです。春一番のこの時期,亡き小山内さんを思い出します。

アカバナマンサク.JPGアカバナマンサク2.JPG

小雨が降る眺望山への道,ネコヤナギが雨に濡れていました。

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登山道は雪に覆われていますが,来週はアルミのワカンジキで歩いてみなければ!


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ポエニ戦役 [趣味]

昨日3月11日は東日本大震災から10年の日でした。あの日あの時刻,事務所のパソコンに向かって仕事をしていたところ,急に大きなな揺れがあり,長い長い揺れが続き電気が止まりました。まず気になったのは,パソコンのデータはどうなったか?明日からの生活はどうなるか?あさましくも自分のことにしか考えが及ばなかったことでした。復電して目にした,釜石に津波が押し寄せた現地の状況に言葉もなく,ただただ唖然とするばかりでした。

そうして10年,あの日起こったことは,まだまだ元に戻ることは難しいでしょう。鎮魂の思いを共有し,未来への思いも共有したいと思います。

鎮魂の次に,今日はいつもと毛色の違ったジャンルの話です。
といっても,私の好みの歴史に関わる古代ローマのことです。

11日の夜9時,NHK・BSの「プロファイラー」,テーマは,ローマ最恐の男・ハンニバルでした。
私が,古代ローマが好きになったのは,塩野七生の「ローマ人の物語」(新潮社刊・1992年から2006年まで1年1冊を15年かけて出版)の第2巻「ハンニバル戦記」を読んでからでした。

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この第2巻は,カルタゴの天才的な将軍ハンニバルとローマの執政官を務めた父スキピオ,その息子スキピオ・アフリカヌスとの戦いを描いたもので,単なるものがたりよりも歴史書を読んでいるように,古代ローマに引き寄せられていきました。

よく知られているように,ハンニバルは,象を引き連れてアルプス越えをしてローマに迫るのです。この戦いで父スキピオは負傷し,年若い息子に助けられ,後にハンニバル軍をその息子が討ち破るのです。こうしてアフリカ北部カルタゴはローマに屈服することになります。
アフリカを制した息子スキピオにアフリカヌスの尊称が贈られるのです。
カルタゴとローマの戦いは,「ザマの会戦」など後々戦術のモデルでも登場します。

古代ローマのことになると,新聞でもテレビでもすぐ目がいきますが,ことさらスキピオ親子がローマの歴史の中でも大好きな私です。
好きな音楽でも,組曲「ローマの松」には,「アッピア街道の松」がありますが,すべての道はローマに通ずという言葉があるとおり,ローマの大動脈であるアッピア街道は,ローマの属州や植民地経営,軍用道路として使われたものでしょう。

好きな音楽と,歴史上の人物,事跡はつながっているものです。


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アイク・ケベック/春の如く [夜明けのJazz]

しばらくぶりの夜明けのjazzです。
前回の記事「初の訪れ」の後,アイク・ケベックのこのCDを思い出したのです。
これから書棚にあるCDを取り出した時の2,3枚を聞いていこうと思います。

アイク・ケベックの「春の如く」はLP時代は幻の名盤と言われた時期もあり,私はCDを手にして聞いていたものです。

アイク・ケベック/春の如く.jpg
ブルーノート1961.12.9録音 アイク・ケベックts フレディ・ローチorg ミルト・ヒントンb アル・ヘアウッドds

正当派テナーサックスですが,あまり重くならず,しかし,低音をたっぷり吹き上げるゆとりのテナーです。
この録音では,フレディ・ローチのオルガンが加わっていますが,ローチのハモンド・オルガンが主役のように活躍します。
アイク・ケベックのテナーがブローし,それをなぞるようにローチがハモンドでブローする。

タイトル曲のほか,ビリー・ホリデイの「ラヴァー・マン」が聞かせてくれます。チャーリー・パーカーの名演がありますが,アイク・ケベックのテナーは絶品です。
終曲の「ウィロー・ウィープ・フォー・ミー」は泣かせます。

青天の今日は,午前中にこのCDを聞き,午後は仕事です。
春はすぐそこ,気持ちが軽くなったようです。





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春の訪れ2021.3.6 [花]

暖かった昨日までとは一転寒い日になりました。
最高気温1℃です。

昨日は,車のエアコンの吹き出し口から涼しい風が室内に吹き出しました。今年初めてです。
確かに,外気温計が15℃ですから,カンカン照りでは車室内は26,7℃になっているはずです。

昨年,山友の高森鉄人から分けていただいた福寿草の芽が出てきました。雪の下だったのですが,暖かい日が続き,雪が消えたら早速顔を出しました。
昨年は,花が終わった後,葉も枯れてせっかくの福寿草をダメにしたかと心配していたのです。
10日もすれば,春一番の花を見ることができるでしょう。うれしい福寿草の芽を見ることができました。

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この分だと森林博物館では春早い花が見られるかと足を運びました。
ナニワズの黄色の花の蕾が大木に寄り添っていました。
本格的な春は近い。

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マンサクはまだでしたが,今しばらく待てということでしょう。
うずうずしていましたが,間もなく野外活動が始まります。
私の活動は,人と密接に交わらない山の中です。
コロナが収まるまで,出かけたくとも我慢して,旅行,外飲みを自重しましょう。
しかし,山には出かけます。




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ダイアナ・クラール/ザ・ルック・オブ・ラヴ [音楽]

2月はあっという間に過ぎ,今日は3月3日「ひな祭り」です。
我が家は一人息子,味も素っ気もありません。

前回の記事は,「フノリ採り」でしたが,このところ晴が続いており,野外活動の季節に近づいてきました。

音楽の方は,長大なマーラーの交響曲を聞き終えたので,すこしの間,女声ヴォーカルを聞いてのんびりしたいと思います。

声とピアノで心が癒されるダイアナ・クラールの「ザ・ルック・オブ・ラヴ」にします。
選曲,歌,ピアノ,編曲いずれをとっても外れなしです。そして音が良い。亡きトニー・リピューマの手腕なのでしょう。

今日のアルバムは,趣向を凝らした,オーケストラをバックにしたものです。
大御所クラウス・オガーマンが編曲し,ロンドン交響楽団ほかを指揮したもので,懐かしいストリングスオーケストラの音に浸ることができます。

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「ス・ワンダフル」「ラヴレター」「アイ・リメンバー・ユー」「クライ・ミー・ア・リヴァー」「ベッサメ・ムーチョ」「ルック・オブ・ラヴ」など,夜,寝酒をやりながら聞くに最適です。

このCDを聞くきっかけは,彼女のLPベスト盤を聞いたからで,オガーマンのアレンジに魅了されCDを購入した次第です。

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マーラーの響きからしばらく解放されましょう。


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