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3月末日 [季節]

今日は3月31日,今年も4分の1が経過し,公会計の令和3年度が終わる日です。
公務員だった私には,人事異動の区切りの日で,4月1日は新任地に赴く日でした。

今は,自由業の個人事業主で,たまに公務員時代の夢を見るくらい,今は昔のことになりました。

この季節になると,はるか頭上を飛ぶ白鳥の群れを見ます。
よく通る内真部バイパス脇の水田にまだ白鳥の姿がありました。今冬の大雪のせいで北帰行が遅れているのか?

水田の稲の切り株をくちばしでつついているように見えます。
残っている切り株を食べているのでしょうか。

白鳥3.JPG白鳥2.JPG

雪の解けたラインに白鳥がずらりと並んで食事中

白鳥4.JPG白鳥1.JPG

晴れた空に,北に向かう白鳥の姿は近いでしょう。

眺望山の入り口まで足を伸ばすと,マンサクの黄色いリボンが健在で,ネコヤナギの芽が出ていました。

マンサク1.JPGネコヤナギ.JPG

木々の根元の雪も少なくなってきました。

渓流脇のブナ.JPG渓流脇の立木.JPG

今週土曜は,スノーシューで行けるところまで行ってみよう。

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マイルス・デイビス/アンド・ザ・モダン・ジャズ・ジャイアンツ [夜明けのJazz]

青森も最高気温が2桁になり,周りの花の蕾も膨らみ始めました。
土曜に夏泊・大島海岸の周りのごろた石の上を歩いたせいで足の筋肉痛が残っています。

今朝の日の出5時23分,夜明けとともに目が覚め,夜明けのジャズにはちょうど良い季節になりました。
今朝の1枚,マイルス・デイビスの「アンド・ザ・モダン・ジャズ・ジャイアンツ」にしました。以前にも紹介しましたが,レコード・ラックを整理し,目についたのでかけることにしました。
私の持っているLPで最も多いのはマイルス・デイヴィスで次はチャーリー・パーカーです。

マイルスは圧倒的にCBS盤が多いのですが,CBSに移る直前にプレスティジに録音したのが今朝の1枚です。

マイルスデイビス&モダンジャズジャイアンツ.jpg
*1 1954.12.24録音 マイルス・デイヴィスtp ミルト・ジャクソンvib セロニアス・モンクp パーシー・ヒースb ケニー・クラークds
*2 1956.10.26録音 マイルス・デイヴィスtp ジョン・コルトレーンts レッド・ガーランドp ポール・チェンバースb フィリー・ジョー・ジョーンズds

*1の録音年月日からわかるようにジャズ界ではクリスマス・セッションと言われている世に有名な録音です。
一説ではマイルスとセロニアス・モンクが大喧嘩になる寸前だったというのです。

LPのA面①ザ・マン・アイ・ラブ(テイク2)(*1)②スイング・スプリング(*1) B面①ラウンド・ミドナイト(*2)②ベムシャ・スイング(*1)③ザ・マン・アイ・ラブ(テイク1)(*1)

マイルスとモンクのジャズ界の大立者の共演であり,二人の演奏上の確執から生まれたスリリングな名録音と言われています。
この日の録音状況は日本盤の大和明氏の解説に詳しく書かれています。

*1の録音は,マイルスと当時のMJQ(ピアノのジョン・ルイスを除く)とセロニアス・モンクのピアノによる演奏で,ガーシュインの著名なザ・マンアイラブ(テイク2)がミルト・ジャクソンのヴァイブの名演が光ります。そして,モンクが朴訥としていながらスリリングなピアノを聞かせます。
このLPでもう一つ,モンクの曲*2ラウンド・ミドナイトはCBS録音の「ラウンド・ミドナイト」のタイトルで出ていますが,その録音の前の録音で,非常に興味を惹かれます。
コルトレーンのテナー・サックスがうなりをあげて立ち上がる部分は,いつ聞いても聞きほれます。
CBS録音の前,同じメンバーによる曲ですが,コルトレーンのテナーが少し若々しい気がしないでもありません。


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夏泊・大島2022.3.26 [花とトレッキング]

27日(日)は,午前中から所属団体の研修会のため,26日(土)陸奥湾に突き出た夏泊半島に春の花を見に出かけました。
午後から雨予報だったので午前9時過ぎ出発。

夏泊・大島*.png

大島には灯台があり,灯台の保守のための道路があるので,私たちはそのための直登130段の階段を上って島の中央部に進みます。

直登130段.JPG

登り切ってしばらく歩くとキクザキイチゲが見えました。島は雪解けが早く,花の咲くのが早いのでしょう。

キクザキイチゲ1.JPG

更に歩くと目指す福寿草が見えました。3月に入ると福寿草が見えるそうですが,私はいつも3月末から4月初め,山野草巡りの第一弾です。

福寿草5.JPG福寿草4.JPG

花につられ,島の峰を越えて進むと斜面に点々と黄金の福寿草が輝いています。

福寿草.JPG福寿草2.JPG福寿草3.JPG

花に導かれているうちに道路からそれて,止む無く海岸に下りました。
朝上った直登の階段から500mほど西側でした。
大きな石がごろごろ,疲労困憊で元来た道に到着しました。
若いころは,動物的に道に迷ったことなどないのに,方向感覚が失せました。


島の斜面に咲く福寿草は暖かい春を迎える花,コロナが終息するのを祈ります。






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岩木山2022.3.25 [岩木山]

今日は知り合いから頼まれた相続登記がらみで,黒石市まで出かけました。
東北自動車道を使い,黒石市までおよそ30分,からりと晴れ渡ったいい天気,遥かに津軽の守護神「岩木山」の雪をいただいた姿がきれいに見えていました。

私の生まれ故郷も,小・中学校の登下校時には,いつも岩木山に見守られているきがしたものです。
雪の山頂は,山の象形文字のような三つの頂です。

岩木山1.JPG岩木山2.JPG

高速のSAで休憩し,雪の岩木山,6月中旬に出かけたいと思っていますがどうなるか?

津軽は,もう一と月で桜,それから2週間でリンゴの花です。


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福寿草2022.3.23 [花]

車で出かけると日が当たる場所では暖かくてエアコンを止めるほどです。
春がやってきました。

自宅前の雪もみるみる少なくなり,木蓮の蕾がふくらみ,梅の蕾もわずかにふくらみ始めました。

車庫前の雪が消えると同時に福寿草の蕾が日一日と大きくなり,ついに一輪,黄金の花を開かせました。
まだまだ蕾が待機しているので,これから楽しみです。
山友「高森鉄人」から株分けしていただいたものです。

福寿草1.JPG

福寿草2.JPG

毎日毎日咲いていくでしょう。
春本番です。


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本年最初の眺望山2022.3.21 [花とトレッキング]

春彼岸,三連休3日目で太陽がのぞきました。
矢も楯もたまらず,寒さをいとわず9時前に眺望山に向かいました。

眺望山東口駐車場は雪の塊に覆われていますが,かろうじてわが車のスペースがあり駐車。
真向かいにマルバマンサクの黄色が見えました。黄色のリボンがひらひら揺れています。

マルバマンサク3.JPGマルバマンサク1.JPGマルバマンサク2.JPG

スノーシューを履いて,今年最初の登山道を歩きました。
昨年12月以来3か月半ぶりですが,登山道は厚い雪の下,スノーシューの歩行訓練の成果もあって1㌔ほどは何のこともありません。
眺望山.JPG

登山道3.JPG登山道2.JPG

登山道1.JPG登山道4.JPG

雪の上が黒くなっていますが,杉やヒバの小枝や葉が落ちたものです。
登山道は,このような葉や小枝などが堆積し,土の上を歩くだけではなく,クッションの効いた歩きやすいもとになっています。

来月20日ころには頂上を越えて西口まで歩き,途中でイワナシを見たいと思っていますが,そのころまだ雪は残っているでしょう。
スノーシューを履いて1㌔ほど歩き,そのあとスノーシューを脱いで歩くことになるか?



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ケニー・ドリュー/ザ・ケニー・ドリュー・トリオ [夜明けのJazz]

今日から3連休,せっかくの休日なのに雪交じりの雨で,寒い朝です。
山を歩けず,そんな時にはジャズを聞きましょう。

今朝の一枚は,ケニー・ドリューの「ザ・ケニー・ドリュー・トリオです。

ケニー・ドリュー・トリオ.jpg
1956.9.20&26 リバーサイド録音 ケニー・ドリューp ポール・チェンバースb フィリー・ジョー・ジョーンズds モノラル録音

私の持っているLPは,日本でのリバーサイドレーベル発売第1作を購入したもので,白人の少年と黒人の少年が座って語らっている姿のジャケットが印象的です。
ケニー・ドリューの代表作と言われているLPです。

ビル・エヴァンス以前のハード・バップ本流のピアノであり,小気味よく弾ききるケニー・ドリューと当時のマイルス・クインテットのスターであるポール・チェンバースとフィリー・ジョー・ジョーンズのトリオですから良いに決まっているというものです。

A面第1曲目キャラバンは,エリントンの有名曲ですが,出だしからスピードにのって疾駆するピアノに驚きます。
2曲目のカム・レイン・オア・カム・シャインはビル・エヴァンスとも異なり,ケニー・ドリューの直球のようなピアノが素晴らしい。
ピアノのタッチが美しいというべきか。

いつもながら,ポール・チェンバースのアルコ(弓弾き)はいいですね。

くすんだジャケットのイメージとは異なりスカッとしたLPです。
雨模様の休日にコーヒーでも飲みながら聞くジャズにピッタリです。








ピアノとポール・チェンバースのベース,フィリー・ジョー・ジョーンズ
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映画「カーネギーホール」 [音楽]

昨夜11時半ころ,福島沖を震源とする強い地震があったらしい。
わたしの住む青森市も震度3ということですが,ベッドに入ってすぐなのにまったく感じませんでした。すぐ深い眠りに落ちたのでしょう。津波が起きなくてよかったです。

いつも公言しているとおり,仕事半分・遊び半分の日常ですが,まだ山歩きをしていない今頃は,日中出かけた先から自宅に帰る途中,スターバックスでコーヒーを飲むことも度々ですし,我が家でCDやLPで音楽を聞く,あるいは,ネットで映画を見ることもしばしばです。

最近見た映画を紹介しましょう。音楽映画「カーネギーホール」です。
1947年のアメリカ映画で1952年に日本で公開されました。

カーネギーホール.jpg映画「カーネギーホール」.png

ニューヨーク「カーネギーホール」で下働きをしている主人公が息子をこのホールに立てるような音楽家にすることを夢見る話です。

私がこの映画を見て驚いたのは,今もLPやCDで名盤と言われている人たちの若いころの演奏シーンを見ることができます。

ざっと挙げると,ブルーノ・ワルター(指揮者),リリー・ポンス(ソプラノ),グレゴール・ピアティゴルスキー(チェロ),リーゼ・スティーブンス(メゾソプラノ),アルトゥール・ロジンスキー(指揮),アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ),ジャン・ピアース(テノール),エツィオ・ピンツァ(テノール),フリッツ・ライナー(指揮),ヤッシャ・ハイフェッツ(バイオリン),レオポルド・ストコフスキー(指揮),ハリー・ジェイムス(トランペット)
ほとんどの名前は私でも知っている名演奏家ばかりです。

ワルターは白髪のイメージですが,まだ若さが残る張りのある顔,ルービンシュタインも髪が黒く壮年期の面影があります。
その名演奏家たちがセリフもあり映画の演技をしているのに驚き,名優ハイフェッツを見ることができます。

私がこの映画で特に印象深かったのは,リリー・ポンスによるドリーブ「ラクメ」の鐘の歌,ピアティゴルスキーの白鳥(サンサーンス),ルービンシュタインの英雄ポロネーズ(ショパン)と火祭りの踊り(ファリャ),ハイフェッツ&ライナーのバイオリン協奏曲(チャイコフスキー),ストコフスキーの交響曲5番(チャイコフスキー)です。

名前だけは知っている名チェリスト・ピアティゴルスキーの演奏する姿を見たのは初めてです。
フリッツ・ライナーとハイフェッツのチャイコフスキーも圧巻です。ハイフェッツ好きの私にはこたえられません。
ストコフスキーはこの映画のほかにも他の映画に出演しているので演奏のスタイルは知っていましたが,巨匠たちの中で白髪を振り乱した姿は他を威圧するものがあります。
そして,ルービンシュタインです。上品で華麗なショパンや晩年のピアノ協奏曲(ベートーヴェン)が耳に残っていますが,高い位置から腕を鍵盤に振り下ろすスタイルに圧倒されます。

巨匠たちの演技もある音楽映画です。




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マンサクとナニワズ [花]

未明から雨になりました。
この雨で雪解けが進むでしょう。山を歩き出すのもあとわずかです。

春一番の花,マンサクがリボンのような花を見せています。

マルバマンサクは黄色のリボン

マルバマンサク1.JPGマルバマンサク2.JPGマルバマンサク3.JPG

そしてその傍らに,雪の下から黄色のナニワズの蕾が顔を出しました。

ナニワズ.JPG

我が家の庭のアカバナマンサク
今は亡き弘前市弥生の小山内さんから頂いて植えたものです。随分伸びました。
濃いエンジのリボンはなかなか見ることがありません。

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アカバナマンサク2.JPGアカバナマンサク3.JPG
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野田海岸・フノリ採り [花とトレッキング]

愛車の車検が終わり,いよいよ野外活動の始まりです。
野外活動の始動は春の風物詩「フノリ採り」です。

いつも山菜採りなどに一緒に出かけるnaさんと一緒でした。
青森市から1時間弱の東津軽郡外ヶ浜町の野田海岸,海岸から向かい側は下北半島,左前方は龍飛岬,その先は北海道です。

陸奥湾.JPG
下北1.JPG下北2.JPG

野田海岸は足場が良く,年1回くらいは来ているのですが,外ヶ浜蟹田の亡工藤先輩に教えてもらった場所です。

フノリ1.JPGフノリ2.JPGフノリ3.JPG

ご覧のように護岸,岩などにびっしりフノリが生えており,軍手などでフノリを摘みます。
満潮から1時間程度で,波が押し寄せる中,海水の中から軍手でつかみ取ることもありました。
1時間も採っていると袋一杯,近所に配るほどの収穫ができました。

目の前には,カモメや白鳥が悠然と海を見つめています。
白鳥は北帰行間近。

カモメ.JPG白鳥.JPGカモメ2.JPG


11日(金),コロナ・ワクチンの3回目の接種を受けましたが,翌日起きると左肩と首の筋肉痛,1日経過した後,昨日昼頃に熱っぽくなりましたが,4,5時間ほどで熱っぽさはなくなりました。若者に比べ年寄りは感覚が鈍いということか?副反応を自己分析しています。


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