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ケニー・ドリュー/ザ・ケニー・ドリュー・トリオ [夜明けのJazz]

今日から3連休,せっかくの休日なのに雪交じりの雨で,寒い朝です。
山を歩けず,そんな時にはジャズを聞きましょう。

今朝の一枚は,ケニー・ドリューの「ザ・ケニー・ドリュー・トリオです。

ケニー・ドリュー・トリオ.jpg
1956.9.20&26 リバーサイド録音 ケニー・ドリューp ポール・チェンバースb フィリー・ジョー・ジョーンズds モノラル録音

私の持っているLPは,日本でのリバーサイドレーベル発売第1作を購入したもので,白人の少年と黒人の少年が座って語らっている姿のジャケットが印象的です。
ケニー・ドリューの代表作と言われているLPです。

ビル・エヴァンス以前のハード・バップ本流のピアノであり,小気味よく弾ききるケニー・ドリューと当時のマイルス・クインテットのスターであるポール・チェンバースとフィリー・ジョー・ジョーンズのトリオですから良いに決まっているというものです。

A面第1曲目キャラバンは,エリントンの有名曲ですが,出だしからスピードにのって疾駆するピアノに驚きます。
2曲目のカム・レイン・オア・カム・シャインはビル・エヴァンスとも異なり,ケニー・ドリューの直球のようなピアノが素晴らしい。
ピアノのタッチが美しいというべきか。

いつもながら,ポール・チェンバースのアルコ(弓弾き)はいいですね。

くすんだジャケットのイメージとは異なりスカッとしたLPです。
雨模様の休日にコーヒーでも飲みながら聞くジャズにピッタリです。








ピアノとポール・チェンバースのベース,フィリー・ジョー・ジョーンズ
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