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バーンスタイン・マーラー第5番 [音楽]

本年もあと21日,その内,休日を除くとほんの10日余りになってしまいました。
親しくしていただいた方への年賀状を印刷しています。
私は,身内の年賀欠礼をしない性分なので,賀状だけは差し上げて,無事生存していることを年1回お知らせしている次第です。

今朝は,そのように,年賀状の印刷をしながら,ふと思い立って,敬愛するレナード・バーンスタインのマーラーを聞くことにしました。
バーンスタインの誕生日は8月25日,私も同じ8月25日,だからというわけではありませんが,指揮者ではピエール・ブーレーズ,そしてバーンスタインが好みの指揮者です。

今朝聞いたのは,交響曲第5番,ビスコンティの映画「ベニスに死す」に使われた「アダージェット」で有名ですが,5番の第1楽章のトランペット」のソロが聞きたかったからでした。
朗々と吹き渡るトランペットが圧巻です。

バーンスタイン・マーラー第5番.jpg

印刷が終わったところで,第4楽章のアダージェットが流れています。
CDは,ウィーン・フィルを指揮したものですが,マーラーはウィーン・フィルの指揮者をしていたにも関わらず,ウィーン・フィルは,マーラーの作品をあまり取り上げていなかったようです。
しかし,この演奏は一分の隙もなく,バーンスタインの気迫あふれる見事な演奏です。
評論家の解説は,時として自説偏重で,首をひねるような場面に接することがありますが,マーラーの作品に関しては,「ワルターかバーンスタインを選べばほぼ間違いがない(宇野氏)」のお説のとおり,最近は,マーラーはバーンスタインの録音を聞いています。

ちょうどCDが終わりました。良かったです。
 
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