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ゴルトベルク変奏曲/トン・コープマン [音楽]

秋が深まり,気温が随分低くなりました。北海道では雪の予報が出ています。

今日は,事業協同組合の設立登記1件オンライン申請,そして会社の登記の完了書類をお届けで午前の仕事が終わりました。

午後からは,トン・コープマンのチェンバロでバッハのゴルトベルク変奏曲を聞いています。
ゴルトベルクと言えば,とかく,グレングールドと比較されますが,衝撃的なグールドのピアノと,チェンバロによる演奏とは別物です。

トン・コープマン/ゴルトベルク_.jpg

コープマンの弾いているチェンバロは,1978年製作による,古楽器「ルッカース」のレプリカだそうです。その音は,ピアノのダイナミック・レンジとは比較すべきものではないですが,細やかな金属線が繰り出す音に,バッハの作り出した音楽世界に浸ることができます。

コープマンは,オルガンとチェンバロの演奏家として名高い人ですが,ゴルトベルクを縦横無尽に弾いています。


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ブランデンブルグ協奏曲/トン・コープマン&アムステルダム・バロック管弦楽団 [音楽]

今日の1枚はトン・コープマン(チェンバロ・指揮)とアムステルダム・バロック管弦楽団のブランデンブルグ協奏曲です。

トン・コープマン/ブランデンブルグ.jpg

かつて,この曲はたくさん聞いてきましたが,今月10日,東京でモーツァルトの40番とレクイエムを聴いたので,是非聞きたかったのでした。

古楽器による演奏,特に古楽器による新しい録音ということでこのCDにしました。
ブランデンブルグの5番は,第1曲で長大なチェンバロのカデンツァがあります。
コープマンはどのような演奏を展開するのか,私の最大の関心事でした。

古楽器のアンサンブルの中で,コープマンが縦横無尽にチェンバロで暴れます。
音質的には,チェンバロの音量が少し低めなので,不明瞭に聞こえますが,コープマンの独壇場のカデンツァ,圧巻です。

私がこのカデンツァに目覚めたのは,パユ(fl)のCD「バッハ」のハープシコードでした。
録音のせいか,ハープシコード(このCDではそう書かれています)明瞭でしびれます。

これから,しばらく,コープマンのCDを聞いていくつもりです。





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ゴルトベルク変奏曲/カール・リヒター [音楽]

バッハのゴルトベルク変奏曲は,2回前にグレン・グールドのディジタル録音で聞きましたが,グールド盤はピアノによる演奏,今回はカール・リヒターによるチェンバロによる演奏です。

カールリヒター/ゴルトベルク.jpg

グールドの録音は,新旧ともに注目を浴び名録音として評価されていますが,バッハの作曲当時はチェンバロを想定して書かれたのであり,私は決して古楽器の信奉者ではありませんが,チェンバロではグールドによる演奏のようにはならない筈と,リヒター盤を聞くことにした次第です。

ピアノとチェンバロでは,音を出す原理も違えば音量も違うので,同じ土俵で聞くわけにはいかないのです。
グールドの演奏は,ピアノという楽器を使い,鮮烈でダイナミックに表現しています。

リヒターの演奏は,流麗とはいきませんが,バッハの曲に華やかさを感じます。チェンバロの奏でる優美な音の楽しみを味わうことができます。
この曲の最初と最後にアリアを置き,アリアとアリアの間に30の変奏がありますが,優美な曲の中にも,ダイナミックな変奏曲もあり(第29変奏など),グールドとは違った,バッハ研究者としての演奏を楽しめる1枚です。

ピアノとチェンバロの両演奏,別物として楽しめばいいのではありませんか?


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ゴールドベルク変奏曲/グレン・グールド [音楽]

雨の土曜です。土曜が雨というので,昨日金曜は,午前で仕事を切り上げ,眺望山を歩いてきました。
山はすっかり秋,間もなく木々も色づくでしょう。

東京でトン・コープマン指揮のモーツァルトを聞いて,急にバッハのゴルトベルク変奏曲を聞きたくなりました。トン・コープマンに触発され,チェンバロを聞きたくなったからです。

まず最初は,チェンバロではなくグレン・グールドのピアノで聞きました。
グレン・グールドのゴルトベルクと言えば,新旧録音(旧録はモノラル,新録はディジタル)の2種が有名ですが,今回は1981年のディジタル録音です。おそらくこの録音が彼の最後の録音でなかったか。1982年10月に亡くなりました。

グレン・グールド/ゴールドベルク.jpg

旧録音も持っていますが,新録音は,最初から最後まで緊張感の連続で,まるでジャズの即興演奏に接しているようです。
そういえば,鬼才キース・ジャレットもこの曲の録音を残しています。
この新録の演奏時間は52分余り,次回紹介するカール・リヒターの録音では77分です。
繰り返しの部分があるので,いかに早いか遅いかをいうわけにはいきませんが,それにしても,グールドは即興演奏でもしているように鮮烈に訴えかけるのです。

このジャケットのグールドと旧録音のグールドの画像を見ると,別人のように感じられます。

秋の夜長,音楽に身を委ねるのもいいかな?


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レナード・バーンスタイン/動物の謝肉祭 [音楽]

我が家の梅,桜,白木蓮が咲きそろい,例年よりも早く紅八重枝垂れ桜が咲いて10連休前に勢ぞろいしました。
もう4日で10連休突入ですが,どのように過ごそうか計画はありません。

今朝は,青少年のために企画されたレナード・バーンスタインの「プロコフィエフ/ピーターと狼」「サン・サーンス/動物の謝肉祭」「ブリテン/青少年のための管弦楽入門」を聞いています。
最近聞いていなかったのですが,じっくり聞いてみると面白い企画と名演です。

バーンスタイン/動物の謝肉祭.png

プロコフィエフとサン・サーンスは,指揮者のバーンスタイン本人がナレーターも担当し,ブリテンは,マスター・ヘンリー・チェイピンが担当しています。
ナレーションは,わかりやすく,小中学生の英語の参考にでもなりそうなものです。

「動物の謝肉祭」は,サン・サ-ンス生前,「白鳥」以外演奏を認めなかったそうで,「白鳥」だけは,サン・サーンスのまったくのオリジナルということで出版も演奏も認められていたようです。
ユーモアとパロディーに満ちた組曲,そして,自作の「白鳥」の美しさは格別です。
ちなみに,チェロで奏される「白鳥」では,著名な,当時21歳のゲイリー・カーがコントラバスで演奏しています。ナレーションでは,二人ともコントラバスをダブルベースと言っていますが,音楽界ではそのように表現するのでしょうか。ゲイリー・カーは,ソロのコントラバス奏者として知られています。

曲中,レナード・バーンスタインの口ずさむメロディーや口笛が出てきます。

ブリテンは,パーセルの曲を,各楽器ごとにメロディーを担当させているのですが,パーセルの元の曲の良さ,ブリテンの構成編曲,そして若きバーンスタインの指揮の冴え,この三つが名演を作り上げています。





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武満徹/ノヴェンバー・ステップス [音楽]

しばらく暖かったのに,冬型気圧配置のせいで,日中の最高気温0度と寒い日でした。

午後3時ころで仕事を片付け,武満徹のノヴェンバー・ステップスを聞いています。

ノヴェンバーステップス.jpg
1967年,1969年,「ノヴェンバーステップス」尺八:横山勝也,琵琶:鶴田錦史,「アステリズム~ピアノと管弦楽ための」ピアノ:高橋悠治,小澤征爾指揮トロント交響楽団

「収録曲」 1.ノヴェンバー・ステップス 2.アステリズム~ピアノと管弦楽ための 3.グリーン 4.弦楽のためのレクイエム 5.地平線のドーリア

この曲を初めて聞いたとき,鶴田錦史の琵琶と横山勝也の尺八にノックアウトされた記憶があります。
その後,他の演奏者によるCDも出ていますが,この二人がいなければ武満徹のこの曲が世界に知れ渡ることがなかったでしょう。
そのようなことから,私は,この演奏をベストだと考えています。

作曲者武満徹は,このCDのライナーに「ノヴェンバー・ステップス」について,と題して書いています。その中で,「尺八の名人が,その演奏ののうえで望む至上の音は,風が古びた竹藪を吹きぬけていくときに鳴らす音であるということを,あなたは知っていますか?」と言っています。
そのような思いでこの曲を作ったのでしょう。

この曲によって,尺八も琵琶も,世界に知られるようになったのではないでしょうか。

他の3曲も必聴の演奏です。
2曲目の高橋悠治のピアノも圧巻です。




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ヘルベルト・フォン・カラヤン/ブラームス・交響曲第1番 [音楽]

成人の日の三連休2日目,雪は小休止状態の青森市です。

前回,クライバーのブラームス4番を聞きましたが,今朝はカラヤンの1番にしました。
ブラームスの1番といえばミュンシュ・パリ管が有名ですが,今回はカラヤンにしました。
カラヤンはブラームス1番が特にお気に入りだったのではないかと言われています。


初めてN響を指揮した時,ベルリンフィルを伴って日本公演をした時,節目の演奏会ではブラームスの1番を演奏しています。
今朝のCDは,1988年5月5日サントリーホールのライヴ録音でNHKがFM放送のためにディジタル録音したものです。

カラヤン・ラストコンサート/ブラームス.jpg

当日のプログラムは,モーツァルトの交響曲第39番,そしてブラームスの1番でした。
私はモーツァルトの後期交響曲の中でも39番が好みです。ベートーヴェンの交響曲の雰囲気があると言いましょうか,むしろベートーヴェンがモーツァルトの雰囲気を帯びているのでしょう。
ゆったりとしたテンポでベルリンフィルの豊かな響きが鳴り渡ります。

そしてブラームスの1番です。この曲は,曲の出だしでティンパニーが活躍します。例えばフルトヴェングラーの演奏など顕著です。
カラヤンのこの演奏会では,オーケストラの総体が鳴っているので,ティンパニーが個別に活躍しているという印象は受けません。
ゆったりと,てらいのないブラームスを,聴衆はカラヤンとの別れと感じ取ったと思います。
演奏終了後の拍手,歓声からも伝わってくる気がします。

最近,カラヤンの晩年のライヴ録音をよく聞いていますが,このCDもそのとおりで,9回目の日本公演最終日の記録です。

この公演の1年2か月後,カラヤンはこの世を去ります。




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カルロス・クライバー/ブラームス交響曲第4番 [音楽]

正月ボケからようやく平静に戻り,仕事も動き出しました。
大雪の中,今朝はブラームスの交響曲第4番を聞いています。

カルロス・クライバーが2004年亡くなった時の追悼盤です。
シューベルトの「未完成」,ワグナーの「トリスタンとイゾルデ」とともに入っているもので,オーケストラはウィーン・フィルです。
カルロス・クライバー/追悼盤.jpg

ブラームスのほかの「未完成」「トリスタン」もなかなか良いのでお勧めです。

暮れに,ワルターの2番を紹介しましたが,今回は4番です。
ブラームスというと人気は1番でしょうが,私は4番も大好きです。
1番が男性的だとすると4番は抒情性豊かで少し女性的でしょうか。

クライバーのベートーヴェン4,7番の熱狂も魅力ありますが,ブラームス4番も美しい。
私の正月明けはブラームス4番からです。


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クリスマスにフォーレ・レクイエム [音楽]

今日はクリスマス・イヴ。寒い三連休の3日目で,仕事の整理をしながら,フォーレのレクイエムを聞いています。

今夜は,きっとホワイト・クリスマスになるでしょう。
我が家は夫婦二人きり,カミさんはケーキを食べ,私はワインかビールを飲んで音楽を聞いてのクリスマス・イヴとなるのではないかと思います。

さて,今もフォーレが流れていますが,私の手元には,1972年録音「指揮:ミシェル・コルボ,ベルン交響楽団,ボーイソプラノ:アラン・クレマン,バリトン:フィリップ・フッテンロッハー」(エラート)と1992年録音「指揮:ミシェル・コルボ,ローザンヌ声楽&器楽アンサンブル,ソプラノ:マガリ・ダミ,バリトン:ピーター・ハーヴェイ」(EMI)という,ミシェル・コルボのCDが2種ありまして,かつて,当ブログでも紹介したことがあります。

今日は,旧録音のボーイ・ソプラノの入ったものを聞いています。
コルボ/フォーレ「レクイエム」.jpg


宇野功芳さんは,この曲はボーイ・ソプラノでなければと言っておられますが,名曲名演です。天上から降り注ぐような音に包まれて,あの世に導かれればしあわせでしょう。
新録音もよい演奏です。新録音はモーツァルトのレクイエムとのカップリングですが,こちらも名演です。妙な暗さがなくオペラのような楽しさがあります。

信教などない私ですが,家族には,もしもの時は,この曲を聞きながら家族でご飯を食べて送ってくれと言ってあります。
世俗にまみれた私などには,似合わないかもしれませんが。

ちなみに,この演奏でボーイソプラノをうたったアラン・クレマン氏は,現在はテノールとして音楽活動をしているようです。

メリークリスマス!

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ブルーノ・ワルター/ブラームス交響曲第2番 [音楽]

秋の夜長に音楽を聴きながらワインという恰好良さもありますが,冬の夜,クラシックを聴きながらウィスキーという手もあります。
明日から三連休,スコッチのロックを手にブラームス交響曲第2番を聞いています。

ブルーノ・ワルターのブラームス2番は大分前にも記事にしましたが,改めて聞いてみてなかなかの演奏なのでまた取り上げました。

ワルター/ブラームス2番.jpg


ブラームスの4つの交響曲は,それぞれ異なった趣があります。堂々とした構築物のような1番,ロマンチックな4番いずれも人気の曲ですが,2番も3番も素晴らしい曲です。

私がワルターを聞いた初めの頃は,ベートーヴェンの6番,マーラーの1番「巨人」,同じくマーラーの「大地の歌」で,高校生の頃でした。
ワルターはヨーロッパを去りアメリカに渡りますが,CBSがコロンビア交響楽団を組織して,彼に指揮の機会を用意したのでした。トスカニーニにNBCがNBC交響楽団を用意したのと同じですね。

今日紹介するブラームスの2番は,オーケストラがニューヨーク・フィルハーモニックです。
ブラームスの2番は,1番とは対照的な穏やかな曲です。しかし,この録音ではワルターの情熱のほとばしりが聞こえるのです。第4楽章は,晩年の録音ながら,若々しく疾駆しコーダを迎えます。

ブラームスのハンガリー舞曲が数曲収められていますが,その中でも第1番がなかなか素晴らしい演奏です。耳になじんだ曲ですが,これほど感動的な演奏があったでしょうか。

冬の夜,音楽はいいものです。





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