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秋の魚 [魚]

先日,所用で青森市の北に隣接する東津軽郡蓬田村に出かけた折,道の駅ならぬ村の駅「ヨモット」で季節の魚を見たので紹介します。
「ヨモット」の前を通るときは,季節の魚の姿を見るためいつも立ち寄ります。食いしん坊だからですが。

並ぶ魚は,津軽海峡から陸奥湾までの時季の魚です。

大アナゴ 巨大なアナゴ1500円也 発泡スチロールの箱の縁を巻いています。よっぽど買おうかと思案中,よそのお客さんが買いました。
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アオリイカ 新鮮なこのイカは美味しい。ヤリイカよりもおいしいかも。
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小型の鯵 タタキでも唐揚げでも美味しい
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カマス 一夜干しが美味しい
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スズキ 大きい。1,500円也,安いと思うが,二人暮らしには多すぎると思い断念。
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秋鮭 湾内に帰ってきた婚姻色の鮭,雌3,000円,雄1,500円。イクラの差か?
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本鮪 サクが1,000円前後。大間の本鮪はブランド物です。青森県は,日本海側の秋田県と接している深浦町,津軽半島突端の外ヶ浜町三厩,いずれも本鮪の漁獲量が多いのですが値段は大間です。
三厩は津軽海峡に面しているから,海峡を行き来する鮪は大間と違いはなさそうです。
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食いしん坊の種は尽きることがありません。魚の種類は秋のもの,これから季節が深まるにつれブリや真鱈,ハタハタが顔を見せます。


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暮れの魚2016.12.25 [魚]

申し訳程度にホワイトクリスマスでした。今朝起きると3,4㎝の雪がウッドデッキに残っていました。
クリスマスイヴといっても,老夫婦は,ケーキを食べ,白ワインを飲みましたが,エラ・フィッツジェラルドを聞いて,イヴの夜は更けました。息子がいる頃は,カミさんもクリスマスツリーを飾りましたが,今はありません。

今朝はカミさんの買い物に車を出し,なじみの「夏目商店」に顔を出しました。
街は,迫ってきた正月のための買い出しで賑わっています。

私の子供のころの津軽の正月料理の定番①ナマコ②鱈の子和え③新巻鮭④煮ごぼう⑤煮しめ⑥茶碗蒸し⑦蛸⑧鱈鍋…など,欠かさず出ていたような気がします。
祖父が大きな真鱈を,鱈の頭に縄を通し,雪の上を引いてきたものです。

夏目商店の店頭の魚の一部を紹介します。

天然ブリ 青森県の日本海側では対馬暖流に乗って鯛,鰤,鮪など,暖流系の魚が獲れます。
11月ごろから,鮭に代わって鰤が獲れますが,脂の乗った寒ブリはうまい。富山や石川に送られることが多いそうです。

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天然鯛 これも本県日本海側で獲れたものです。小ぶりの鯛が1枚200円ですから,尾頭付きに最適だと思います。

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真鱈の子と白子 鱈は捨てるところがありません。
冒頭に書きましたが,鱈の白子は,さっと湯通しして刺身に,子は人参の子和えにしますが,スルメや人参,昆布の細切りなどに醤油の味付けで松前漬け風のもの,身は焼き物,アラ汁(じゃっぱ汁)1匹丸ごと食べつくします。


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白子(白子の方が値段が高い)
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キンキン(キチジ)
今や高級魚になってしまいましたが,子供のころ普通に食卓に上っていました。
塩焼きは旨い。小さくてもこの値段です。

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ナマコ
津軽の正月に欠かせないものです。コリコリの歯ざわりを酢醤油でいただきます。
我が家では粕漬けも作ります。珍味です。

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ホッキ貝 
寒い時期,太平洋側で獲れます。独特の甘み,大好きです。

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串ツブ
煮しめは正月の料理に欠かせませんが,ツブ貝も入ります。我が家では私が春に採ったゼンマイを入れます。

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ミズダコ
寒くなると,大きなミズダコが獲れます。蛸サシは美味しいです。吸盤もコリコリで美味です。

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マイカ(スルメイカ)
今年はイカが不漁と報道されています。イカ製品も原料不足で困っているとか。
辛うじて一箱並んでいました。

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甘エビ
我が家では,甘エビの刺身を食べることはありませんが,茶わん蒸しに使います。
一盛でこの値段ですから,安いかな。エビをすり鉢ですりつぶし,すし屋で作るような卵焼きを作ったらと思いますが,カミさんは頷きません。

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明日から三日間,仕事をして,今年の仕事もおしまいです。
後悔のないような仕事をしたいと思います。











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サヨリ [魚]

青森の昨日の気温36.5度,今日は34度の予報です。仕事で外に出,事務所に帰るとホッとします。

お昼前,友人のアキバさんが釣りたてのサヨリをたくさん持ってきてくれました。
朝,青森港で釣ったものを帰りに我が家に立ち寄ったものです。

サヨリは漢字で細魚を充てている通り,細長く,下の口が突出しています。
透き通った白い身は鮨の高級ネタですが,今夜は,刺身と天ぷらといきましょう。
キリッと冷やした「田酒」でいいかな。

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仕事も,相続登記2件をオンライン申請したので,夜のネブタの最終日ですが,エアコンの効いた部屋でゆっくり,サヨリで「田酒」を飲むことにしましょう。

閑話休題
夏の甲子園開会式で,100周年を迎える今大会の始球式を王貞治さんがつとめました。
甲子園では,早稲田実業のエースで4番,その後日本球界を背負ってきた王さんを,観客は固唾を呑んで見守っていました。弓なりの投球はキャッチャーのど真ん中に吸い込まれました。
仕事の手を休めて感激の瞬間を目にしました。





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