さもだしとミズ [季節]
悪天候の予報から一転,青空の好天である。
5月に,Gakさんと竹の子採りに行った蟹田の山に入った。
春とは山の様相ががらりと変わっていた。山道の木の枝は伸び,竹が伸び,帰りは道を見失った。
しかし,動物的感覚で迷うことはないと自信をもっている私である。
さまよい歩いて30分,元来た道にたどり着いた。
そして,山の神は,きれいなナラタケ(津軽では「さもだし」という)を与えてくれた。味噌汁がベスト。
さらに道路に出る直前,2人で食べる分のミズを採る。
多くは採らない。これが山のマナーである。ミズは,ホヤとの水物がベスト。明日はそうなるか。
山を降り,車に戻ると,20m先に猿の一団がいる。7,8匹の群れである。カメラを向けると藪の中に消えた。
この山には20年も入っているが初めてのことだった。食べるものがないのか。
帰り道,青森市内真部(うちまんぺ,アイヌ語の地名)から旧金木に通じる道路から北側にある,「県民の森眺望山」まで足を延ばすことにした。
ここは,入り口から頂上まで2.1K,のぼり約40分,下り30分,私でも休みなしで行けるコースである。
昔,来たときは,たくさんのヤブコウジが自生し,今頃は赤い実をたくさんつけていた。
ところが,全く見られない。乱獲か,下草刈でなくなってしまったか。がっかりした。葉っぱだけは少し見られたので,2,3年後に期待する。頂上からは,陸奥湾が見えている。
眺望山は,我が県の名木「青森ヒバ」を保存している。ヒバのほかは,ミズナラ,赤松,ブナなどのほか,様々な
樹種が生育しており,木の好きな人は家族連れのハイキングに最適である。
私にとっては,ヒバ林の妖精「ヒメホテイラン」との出会いを待っている場所である。
来年雪解けのお楽しみ!
5月に,Gakさんと竹の子採りに行った蟹田の山に入った。
春とは山の様相ががらりと変わっていた。山道の木の枝は伸び,竹が伸び,帰りは道を見失った。
しかし,動物的感覚で迷うことはないと自信をもっている私である。
さまよい歩いて30分,元来た道にたどり着いた。
そして,山の神は,きれいなナラタケ(津軽では「さもだし」という)を与えてくれた。味噌汁がベスト。
さらに道路に出る直前,2人で食べる分のミズを採る。
多くは採らない。これが山のマナーである。ミズは,ホヤとの水物がベスト。明日はそうなるか。
山を降り,車に戻ると,20m先に猿の一団がいる。7,8匹の群れである。カメラを向けると藪の中に消えた。
この山には20年も入っているが初めてのことだった。食べるものがないのか。
帰り道,青森市内真部(うちまんぺ,アイヌ語の地名)から旧金木に通じる道路から北側にある,「県民の森眺望山」まで足を延ばすことにした。
ここは,入り口から頂上まで2.1K,のぼり約40分,下り30分,私でも休みなしで行けるコースである。
昔,来たときは,たくさんのヤブコウジが自生し,今頃は赤い実をたくさんつけていた。
ところが,全く見られない。乱獲か,下草刈でなくなってしまったか。がっかりした。葉っぱだけは少し見られたので,2,3年後に期待する。頂上からは,陸奥湾が見えている。
眺望山は,我が県の名木「青森ヒバ」を保存している。ヒバのほかは,ミズナラ,赤松,ブナなどのほか,様々な
樹種が生育しており,木の好きな人は家族連れのハイキングに最適である。
私にとっては,ヒバ林の妖精「ヒメホテイラン」との出会いを待っている場所である。
来年雪解けのお楽しみ!
2010-10-16 18:04
nice!(0)
コメント(2)
無事の帰還と山の恵みにお祝いを申し上げます。
猿の群れがいたとは驚きですね。山の単独行には十分注意をお願いします。
by Gak (2010-10-17 22:04)
こんばんは!
あそこの山は,帰りは左手が道路側,右手は深い山ですから,
右手の深い沢に入らないようにすれば,大丈夫。
しかし,Gakさんと一緒であれば安心ですが,用心しましょう。
入り口も,枝や背の高い草に被われ春とはえらい変貌です。
猿にはびっくりでした。
by hitoshi (2010-10-17 22:13)