バーンスタイン/マーラー交響曲第10番 [音楽]
昨日3月29日(金)をもって令和5年度の仕事は終わりました。
来週月曜は令和6年度の始まりの日,仕事に決別するまであとわずかになりました。
この1,2週間,これまでになかった忙しさでしたが,さすがに昨日はホッとして夜は抑えていたお酒を飲みました。
昔,中学校の音楽室にはバッハ,ベートーヴェン,モーツァルトなど偉大な作曲家の肖像が掲げられていましたが,現在盛んに聞かれている(私の好みの?)マーラーやブルックナーなどはありませんでした。何回かにわたり,マーラーの交響曲をバーンスタインの指揮でDVDで聞いてきましたが,今日は最後の交響曲第10番です。
この曲は,マーラーの最後の交響曲ですが未完です。
マーラーの遺稿では5楽章の予定のようでしたが,マーラーによって書かれたのは第1楽章「アダージョ」だけで,その他の楽章はマーラーの遺稿などを基に多数の人の補筆によって全曲完全版と言われるものが世に出ています。
国際マーラー協会はマーラーの手による第1楽章のみを「全集版」として出版しており,バーンスタインは,この第1楽章のみを演奏しています。
1974年10月 ウィーン コンツェルトハウス(ライブ) レナード・バーンスタイン指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団
マーラーの第9番は,終楽章がアダージョで終わります。
10番は第1楽章がアダージョ,長大な9番のアダージョは,クライマックスは盛り上がりそして消え入るように終わるのですが,10番は,静かにビオラの合奏に始まります。
終始,緩やかに,9番のようなダイナミックな高揚はありません。
私には9番のアダージョに連続しているように感じられるのです。
現在,多数の補訂完成版の録音が流通していますが,バーンスタインがそれによらずアダージョのみを演奏したのは,マーラーは,この楽章によって「我々に別れを告げたのである。」と言っているのではないかという気がしてなりません。
マーラーは,1910年この曲の作曲にとりかかりましたが,翌1911年死去により10番は未完となったのです。
来週月曜は令和6年度の始まりの日,仕事に決別するまであとわずかになりました。
この1,2週間,これまでになかった忙しさでしたが,さすがに昨日はホッとして夜は抑えていたお酒を飲みました。
昔,中学校の音楽室にはバッハ,ベートーヴェン,モーツァルトなど偉大な作曲家の肖像が掲げられていましたが,現在盛んに聞かれている(私の好みの?)マーラーやブルックナーなどはありませんでした。何回かにわたり,マーラーの交響曲をバーンスタインの指揮でDVDで聞いてきましたが,今日は最後の交響曲第10番です。
この曲は,マーラーの最後の交響曲ですが未完です。
マーラーの遺稿では5楽章の予定のようでしたが,マーラーによって書かれたのは第1楽章「アダージョ」だけで,その他の楽章はマーラーの遺稿などを基に多数の人の補筆によって全曲完全版と言われるものが世に出ています。
国際マーラー協会はマーラーの手による第1楽章のみを「全集版」として出版しており,バーンスタインは,この第1楽章のみを演奏しています。
1974年10月 ウィーン コンツェルトハウス(ライブ) レナード・バーンスタイン指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団
マーラーの第9番は,終楽章がアダージョで終わります。
10番は第1楽章がアダージョ,長大な9番のアダージョは,クライマックスは盛り上がりそして消え入るように終わるのですが,10番は,静かにビオラの合奏に始まります。
終始,緩やかに,9番のようなダイナミックな高揚はありません。
私には9番のアダージョに連続しているように感じられるのです。
現在,多数の補訂完成版の録音が流通していますが,バーンスタインがそれによらずアダージョのみを演奏したのは,マーラーは,この楽章によって「我々に別れを告げたのである。」と言っているのではないかという気がしてなりません。
マーラーは,1910年この曲の作曲にとりかかりましたが,翌1911年死去により10番は未完となったのです。
春の魚2024.3.23 [食]
今週で3月も終わり,一日中走り回っています。今までこんな忙しい思いをすることはあったか,記憶がありません。
そんな中,週末は温泉に浸かりのんびりするのが最近の習慣になりつつあります。
その帰りには,馴染みの「ヨモット」を覗き,季節の魚を見るのも楽しみです。
魚は,時期により獲れる魚種が変わるので,魚を見ると季節の移ろいを実感することができます。
今回の魚
春ニシン 銀色の鱗ビッシリのニシンです。津軽海峡に近い陸奥湾口で獲れた新鮮なものです。
ミズクサガレイ 正式名ムシガレイ,眼の側に虫食い模様があり,裏側が透き通るような白い肌,刺身でよし,塩焼きまた良し,美味しいカレイです。
マゾイ 身が締まった白身の魚です。津軽では鯛よりも美味しいと好まれます。刺身が一番。
マガレイ カレイの塩焼きでは最もポピュラーです。淡白でくせがないので好まれます。
イシガレイ 大きくなり,煮つけか刺身でもよいでしょう。眼の側に石のような固いものがあります。
それをイシ(石)と呼んでいるのでしょう。
この日は,ギラギラのニシンとミズクサガレイを2匹ずつ買いました。
ミズクサガレイは塩焼きに,腹に卵を持っており身が締まり美味しい魚でした。
翌日は,ニシンの塩焼き,活きがよく数の子が入っていて,久しぶりに美味しいニシンを食べました。
食いしん坊の私,旬の魚は最高のエネルギー源です。
今日もフル回転です。
そんな中,週末は温泉に浸かりのんびりするのが最近の習慣になりつつあります。
その帰りには,馴染みの「ヨモット」を覗き,季節の魚を見るのも楽しみです。
魚は,時期により獲れる魚種が変わるので,魚を見ると季節の移ろいを実感することができます。
今回の魚
春ニシン 銀色の鱗ビッシリのニシンです。津軽海峡に近い陸奥湾口で獲れた新鮮なものです。
ミズクサガレイ 正式名ムシガレイ,眼の側に虫食い模様があり,裏側が透き通るような白い肌,刺身でよし,塩焼きまた良し,美味しいカレイです。
マゾイ 身が締まった白身の魚です。津軽では鯛よりも美味しいと好まれます。刺身が一番。
マガレイ カレイの塩焼きでは最もポピュラーです。淡白でくせがないので好まれます。
イシガレイ 大きくなり,煮つけか刺身でもよいでしょう。眼の側に石のような固いものがあります。
それをイシ(石)と呼んでいるのでしょう。
この日は,ギラギラのニシンとミズクサガレイを2匹ずつ買いました。
ミズクサガレイは塩焼きに,腹に卵を持っており身が締まり美味しい魚でした。
翌日は,ニシンの塩焼き,活きがよく数の子が入っていて,久しぶりに美味しいニシンを食べました。
食いしん坊の私,旬の魚は最高のエネルギー源です。
今日もフル回転です。
福寿草2024.3.24 [花とトレッキング]
本年のアウトドア1回目はフノリ採りに出かけましたが,2回目は花を見るため陸奥湾に突き出た夏泊半島・夏泊大島に出かけました。
夏泊大島は,春一番の福寿草,そしてカタクリの群落で知られています。
大島までは橋が架けられており,橋を渡るといきなり120段を直登することになります。
この急な階段は,大島に設置されている灯台の保守・管理のためのものだそうで,私達大島の自然を味わう者にとっては難所であり,なくてはならない施設です。
自宅の福寿草が咲き始めたので,きっと大島の福寿草も咲いているはずと出かけました。
このところの寒さで,大島の福寿草はまだ最盛期ではありませんでしたが,日当たりの良い島の斜面に黄色の花を咲かせていました。
福寿草の時期見えるキクザキイチゲもちらほら,これも春到来を告げる花です。
福寿草は,太陽の光を受けて花が開き,陽が陰ると花を閉じます。
天気が良いので,十分陽光を浴びたころを目指して自宅を出発しましたが,春一番の福寿草に間に合いました。
もう1回大島の福寿草を見て,その次は最初の眺望山を目指します。
夏泊大島は,春一番の福寿草,そしてカタクリの群落で知られています。
大島までは橋が架けられており,橋を渡るといきなり120段を直登することになります。
この急な階段は,大島に設置されている灯台の保守・管理のためのものだそうで,私達大島の自然を味わう者にとっては難所であり,なくてはならない施設です。
自宅の福寿草が咲き始めたので,きっと大島の福寿草も咲いているはずと出かけました。
このところの寒さで,大島の福寿草はまだ最盛期ではありませんでしたが,日当たりの良い島の斜面に黄色の花を咲かせていました。
福寿草の時期見えるキクザキイチゲもちらほら,これも春到来を告げる花です。
福寿草は,太陽の光を受けて花が開き,陽が陰ると花を閉じます。
天気が良いので,十分陽光を浴びたころを目指して自宅を出発しましたが,春一番の福寿草に間に合いました。
もう1回大島の福寿草を見て,その次は最初の眺望山を目指します。
バーンスタイン/マーラー交響曲第9番 [音楽]
3月も終盤,仕事の方は尻に火がついたような状態です。
混乱しないように,十分な点検を欠かさず無事乗り越えたいと自戒しながら進めないといけません。
今日は土曜で休日,そのような時にこそ音楽を聞いて心穏やかに過ごしたいものです。
バーンスタイン指揮のマーラーをDVDで見て聞いてきましたが,今日は交響曲第9番です。
完結したマーラーの最後の交響曲です。
バーンスタインにとってマーラーの9番は,とても評価の高いものですが,更に,一期一会のベルリンフィルとの生涯一度だけの演奏もこの9番です。
今回は,ウィーンフィルハーモニー管弦楽団をカラヤンの牙城であるベルリンフィルハーモニーホールで指揮したものです。
1971年3月 ベルリンフィルハーモニーホール レナード・バーンスタイン指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団
4楽章のこの曲は第1楽章と第4楽章が27分を超える長大なもので,最後の第4楽章をアダージョで締めくくります。ゆっくり第1楽章が始まりますが,最後のアダージョでクライマックスに至ります。
アダージョは,第5番の第4楽章「アダージェット」を思わせますが,ダイナミックに盛り上がり,そして消え入るように終わります。
マーラーは,「きわめて遅く,そして控えめに」と書いているようですが,バーンスタインの指揮はこの最終楽章で渾身の音楽を作ります。
マーラーには未完の交響曲第10番がありますが,マーラーの手になる楽章は,くしくも「アダージョ」です。次回はその交響曲第10番にします。
混乱しないように,十分な点検を欠かさず無事乗り越えたいと自戒しながら進めないといけません。
今日は土曜で休日,そのような時にこそ音楽を聞いて心穏やかに過ごしたいものです。
バーンスタイン指揮のマーラーをDVDで見て聞いてきましたが,今日は交響曲第9番です。
完結したマーラーの最後の交響曲です。
バーンスタインにとってマーラーの9番は,とても評価の高いものですが,更に,一期一会のベルリンフィルとの生涯一度だけの演奏もこの9番です。
今回は,ウィーンフィルハーモニー管弦楽団をカラヤンの牙城であるベルリンフィルハーモニーホールで指揮したものです。
1971年3月 ベルリンフィルハーモニーホール レナード・バーンスタイン指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団
4楽章のこの曲は第1楽章と第4楽章が27分を超える長大なもので,最後の第4楽章をアダージョで締めくくります。ゆっくり第1楽章が始まりますが,最後のアダージョでクライマックスに至ります。
アダージョは,第5番の第4楽章「アダージェット」を思わせますが,ダイナミックに盛り上がり,そして消え入るように終わります。
マーラーは,「きわめて遅く,そして控えめに」と書いているようですが,バーンスタインの指揮はこの最終楽章で渾身の音楽を作ります。
マーラーには未完の交響曲第10番がありますが,マーラーの手になる楽章は,くしくも「アダージョ」です。次回はその交響曲第10番にします。
福寿草 [花]
3月も残すところ10日,年度末とあって毎日がせわしなく過ぎていきます。
寒の戻りとかニュースで言っていますが,今日も寒い1日のようです。
春の花「福寿草」が咲きました。
その名のとおり,黄色に輝き,何やら幸せになりそうな花です。
近くでは,陸奥湾に突き出た夏泊半島の大島に福寿草の群生地があります。
週末,天気が良ければ出かけたいと思っています。
春の声を聞き,野外活動の始まりです。
寒の戻りとかニュースで言っていますが,今日も寒い1日のようです。
春の花「福寿草」が咲きました。
その名のとおり,黄色に輝き,何やら幸せになりそうな花です。
近くでは,陸奥湾に突き出た夏泊半島の大島に福寿草の群生地があります。
週末,天気が良ければ出かけたいと思っています。
春の声を聞き,野外活動の始まりです。
タグ:福寿草
眺望山への道 [花とトレッキング]
自宅の周りの雪が消え,土日になると身体がむずむずします。
眺望山登山口まで車を走らせました。
青森市から眺望山経由五所川原,つがる市に至る県道2号(内真部・屏風山線)は来る4月1日開通です。
眺望山東口登山口までは除雪が完了しています。
東口登山道途中にマンサクの黄色の花,眺望山に春の訪れです。
そこから300m進むと東口登山道,ここにもマンサクが咲いていました。
登山道を見ると,まだ雪は30㎝くらい残っていました。
雪が少なくなる4月中旬には頂上まで行けるかもしれません。
帰り道,雪の消えた田んぼに雁の群れが餌を食べています。
北に帰るために栄養を蓄えているのでしょう。近づくと一斉に移動します。
左上方に白鳥が見えますが,北帰行の練習か?
あとひと月,今年も私の山歩きが始まります。
眺望山登山口まで車を走らせました。
青森市から眺望山経由五所川原,つがる市に至る県道2号(内真部・屏風山線)は来る4月1日開通です。
眺望山東口登山口までは除雪が完了しています。
東口登山道途中にマンサクの黄色の花,眺望山に春の訪れです。
そこから300m進むと東口登山道,ここにもマンサクが咲いていました。
登山道を見ると,まだ雪は30㎝くらい残っていました。
雪が少なくなる4月中旬には頂上まで行けるかもしれません。
帰り道,雪の消えた田んぼに雁の群れが餌を食べています。
北に帰るために栄養を蓄えているのでしょう。近づくと一斉に移動します。
左上方に白鳥が見えますが,北帰行の練習か?
あとひと月,今年も私の山歩きが始まります。
フノリ採り2024.3.16 [季節]
4月1日から相続登記の義務化が始まるからでしょうか,相続登記の相談が増えています。
昨日土曜も午前中,知り合いの方の相続の相談がありました。
お昼前天気が上がったので,この季節の風物詩「フノリ採り」に出かけました。
私にとっては本年最初の野外活動です。
青森市の北,東津軽郡外ヶ浜町野田海岸です。
午後1時ころ到着,ちょうど干潮の時刻です。
陸奥湾をはさみ,対岸が下北半島です。
右に鯨のように見えるのが鯛島です。
この海岸の北方にうっすらと北海道が見えますが,海岸の護岸に黒褐色に見えるのがフノリです。
フノリを採っている地元の方の話では,暖冬のせいで,今年のフノリは不作ということでした。
確かにいつもよりは随分少ないようです。
青森市がうっすらと見えています。山の雪も少なくなりました。
二人暮らしには十分な収穫がありました。帰る途中のキノコ名人宅におすそ分けも収穫できました。
夕食には,初挑戦のフノリのかき揚げ,今日の朝食はフノリと豆腐の味噌汁です。
春一番の味覚です。
フノリが採れると春到来です。
昨日土曜も午前中,知り合いの方の相続の相談がありました。
お昼前天気が上がったので,この季節の風物詩「フノリ採り」に出かけました。
私にとっては本年最初の野外活動です。
青森市の北,東津軽郡外ヶ浜町野田海岸です。
午後1時ころ到着,ちょうど干潮の時刻です。
陸奥湾をはさみ,対岸が下北半島です。
右に鯨のように見えるのが鯛島です。
この海岸の北方にうっすらと北海道が見えますが,海岸の護岸に黒褐色に見えるのがフノリです。
フノリを採っている地元の方の話では,暖冬のせいで,今年のフノリは不作ということでした。
確かにいつもよりは随分少ないようです。
青森市がうっすらと見えています。山の雪も少なくなりました。
二人暮らしには十分な収穫がありました。帰る途中のキノコ名人宅におすそ分けも収穫できました。
夕食には,初挑戦のフノリのかき揚げ,今日の朝食はフノリと豆腐の味噌汁です。
春一番の味覚です。
フノリが採れると春到来です。
バーンスタイン/マーラー交響曲第8番「千人の交響曲」 [音楽]
3月も折り返し点,いよいよ令和5年度もあとわずか,確定申告も最後の日,やっと合同庁舎の駐車場が使えるようになりました。毎年のことで税務署の来庁者で駐車場が混雑し,ほとんど駐車場を利用できません。
レナード・バーンスタイン指揮のマーラー作曲交響曲をDVDで聞いてまいりましたが,今日は第8番にしました。
この曲は,後に言われるようになった「千人の交響曲」のとおり,巨大な演奏者群を要する大作です。
フルオーケストラのほか,パイプオルガン,男声,女声ノソリスト8人,今回は3つの合唱団(それぞれに合唱指揮者)等,この演奏会を聞くことができる人は幸せと言えるでしょう。
今回の演奏は,1975年8月のザルツブルグ音楽祭にこの曲が演奏されたのを機会にウィーンで演奏されたライブDVDです。
1975年8月,9月ウィーン,コンツェルトハウス レナード・バーンスタイン指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団 5人の女声ソリスト,3人の男声ソリスト ウィーン国立歌劇場合唱団,ウィーン楽友協会合唱団,ウィーン少年合唱団
第1部と第2部に構成され,第1部はラテン語による聖歌,第2部はゲーテの「ファウスト」第2部の最後の部分をテキストにしているそうです。
この曲は,全曲,声楽と管弦楽,オルガンが一体となり奏でられる,いわば「合唱交響曲」です。
ベートーヴェン」の第9では第4楽章だけですし,マーラーの他の曲でも一部の楽章ですから,形の上でも一線を画している巨大な曲です。
第1部はパイプオルガンと合唱が聞く者を圧倒します。
第2部はソリスト,合唱がファウストからのテキストを歌い,オーケストラと最終章に至ります。
声楽ソリスト,合唱,オーケストラ渾身の演奏です。これらの演奏者の全容を見ることができるところにこのDVDの大きな価値があります。
オラトリオのような壮大な曲ですが,1910年9月にドイツ・ミュンヘンで初演されたこの曲は,1975年年のザルツブルグでの演奏が,作曲以来,オーストリア国内での2度目の演奏だったようです。
この大曲が母国オーストリアであまり演奏されてこなかった理由は,この曲の作風というよりも,演奏を行うための費用にあったようです。
レナード・バーンスタイン指揮のマーラー作曲交響曲をDVDで聞いてまいりましたが,今日は第8番にしました。
この曲は,後に言われるようになった「千人の交響曲」のとおり,巨大な演奏者群を要する大作です。
フルオーケストラのほか,パイプオルガン,男声,女声ノソリスト8人,今回は3つの合唱団(それぞれに合唱指揮者)等,この演奏会を聞くことができる人は幸せと言えるでしょう。
今回の演奏は,1975年8月のザルツブルグ音楽祭にこの曲が演奏されたのを機会にウィーンで演奏されたライブDVDです。
1975年8月,9月ウィーン,コンツェルトハウス レナード・バーンスタイン指揮ウィーンフィルハーモニー管弦楽団 5人の女声ソリスト,3人の男声ソリスト ウィーン国立歌劇場合唱団,ウィーン楽友協会合唱団,ウィーン少年合唱団
第1部と第2部に構成され,第1部はラテン語による聖歌,第2部はゲーテの「ファウスト」第2部の最後の部分をテキストにしているそうです。
この曲は,全曲,声楽と管弦楽,オルガンが一体となり奏でられる,いわば「合唱交響曲」です。
ベートーヴェン」の第9では第4楽章だけですし,マーラーの他の曲でも一部の楽章ですから,形の上でも一線を画している巨大な曲です。
第1部はパイプオルガンと合唱が聞く者を圧倒します。
第2部はソリスト,合唱がファウストからのテキストを歌い,オーケストラと最終章に至ります。
声楽ソリスト,合唱,オーケストラ渾身の演奏です。これらの演奏者の全容を見ることができるところにこのDVDの大きな価値があります。
オラトリオのような壮大な曲ですが,1910年9月にドイツ・ミュンヘンで初演されたこの曲は,1975年年のザルツブルグでの演奏が,作曲以来,オーストリア国内での2度目の演奏だったようです。
この大曲が母国オーストリアであまり演奏されてこなかった理由は,この曲の作風というよりも,演奏を行うための費用にあったようです。
春の息吹⑤ [季節]
間もなく3月半ば,まだ冷たい風が吹いています。
この4月から不動産登記法が改正され,相続登記が義務化されます。
政府の広報のせいか,私の事務所も相続登記の相談が増えています。
午前中も1件相続登記の成果品をお届けしました。
明日もまた,相談の予定があり,しばらくは続きそうです。
3月に入ったと思ったら残すところあと半月,忙しくなる予感がします。
仕事の合間,庭を眺めると春の訪れを感ずるものが1つ2つ出ておりました。
フキノトウが伸びて花が咲きます。その周りに蕗が伸び葉が大きく開きます。
フキノトウは出たばかり。
庭の春一番の花は福寿草です。
蕾が膨らんできました。
午後から,依頼を受けている相続登記の準備です。
今週土曜あたり,今年最初のアウトドアに出かけたいと思っています。天気が良ければ!楽しみです。
この4月から不動産登記法が改正され,相続登記が義務化されます。
政府の広報のせいか,私の事務所も相続登記の相談が増えています。
午前中も1件相続登記の成果品をお届けしました。
明日もまた,相談の予定があり,しばらくは続きそうです。
3月に入ったと思ったら残すところあと半月,忙しくなる予感がします。
仕事の合間,庭を眺めると春の訪れを感ずるものが1つ2つ出ておりました。
フキノトウが伸びて花が咲きます。その周りに蕗が伸び葉が大きく開きます。
フキノトウは出たばかり。
庭の春一番の花は福寿草です。
蕾が膨らんできました。
午後から,依頼を受けている相続登記の準備です。
今週土曜あたり,今年最初のアウトドアに出かけたいと思っています。天気が良ければ!楽しみです。
春の魚2024.3.09 [食]
青森の春の雪は,東からの風(ヤマセ)とともに太平洋側に湿った雪が降ります。
青森市は5,6㎝降ってもすぐに解けてなくなります。
週末土曜,最近は,青森市の北,東津軽郡蓬田村まで足を伸ばし,よもぎ温泉に出かけております。
広い浴場で足を伸ばし,ゆっくり入浴,本格的に年寄りになりました。
その帰りは,いつもの通り,道の駅「ヨモット」を覗きます。
津軽海峡近くで水揚げされた鮮魚が並んでいます。
気に入った魚を買って帰ります。
今回の魚,今朝漁師の網に入ったばかりの新鮮なものです。
ウスメバル 津軽地方ではテンカラと呼ばれ,昔は漁獲量が多く値段の安いものでしたが,今や高級魚です。刺身が旨い。
刺身は絶品です。
クロソイ 身は硬く白身,津軽では刺身の主役です。
メバル 別名「春告魚」,淡白で刺身もいいですが煮つけも良い。
ヤリイカ 大きなヤリイカです。鮮度の良いものは刺身にしてもパリッとしています。子持ちのヤリイカハは煮つけが絶品です。
ミズクサガレイ(正式名は「ムシガレイ」) 透き通るような腹側,表側に虫食い模様があります。
鮮度が良ければ刺身,私は塩焼きが好みです。
ドンコ 鱈の仲間で,肝と一緒に鍋で食します。
ホッケ 津軽海峡が近いので青森でもホッケが獲れます。これから脂がのって美味しくなります。
真鱈 大きな真鱈が津軽の正月の魚ですが,まだ獲れています。我が家でも,正月には,下北産の白子入りの真鱈を食べました。
食いしん坊の私ですが,年を取って,最近は肉よりも魚に目がいきます。
今回は,大き目のメバルを2匹飼いました。
1匹300円也,煮つけでいただきました。
これからの楽しみはサクラマス(本ます)!
青森市は5,6㎝降ってもすぐに解けてなくなります。
週末土曜,最近は,青森市の北,東津軽郡蓬田村まで足を伸ばし,よもぎ温泉に出かけております。
広い浴場で足を伸ばし,ゆっくり入浴,本格的に年寄りになりました。
その帰りは,いつもの通り,道の駅「ヨモット」を覗きます。
津軽海峡近くで水揚げされた鮮魚が並んでいます。
気に入った魚を買って帰ります。
今回の魚,今朝漁師の網に入ったばかりの新鮮なものです。
ウスメバル 津軽地方ではテンカラと呼ばれ,昔は漁獲量が多く値段の安いものでしたが,今や高級魚です。刺身が旨い。
刺身は絶品です。
クロソイ 身は硬く白身,津軽では刺身の主役です。
メバル 別名「春告魚」,淡白で刺身もいいですが煮つけも良い。
ヤリイカ 大きなヤリイカです。鮮度の良いものは刺身にしてもパリッとしています。子持ちのヤリイカハは煮つけが絶品です。
ミズクサガレイ(正式名は「ムシガレイ」) 透き通るような腹側,表側に虫食い模様があります。
鮮度が良ければ刺身,私は塩焼きが好みです。
ドンコ 鱈の仲間で,肝と一緒に鍋で食します。
ホッケ 津軽海峡が近いので青森でもホッケが獲れます。これから脂がのって美味しくなります。
真鱈 大きな真鱈が津軽の正月の魚ですが,まだ獲れています。我が家でも,正月には,下北産の白子入りの真鱈を食べました。
食いしん坊の私ですが,年を取って,最近は肉よりも魚に目がいきます。
今回は,大き目のメバルを2匹飼いました。
1匹300円也,煮つけでいただきました。
これからの楽しみはサクラマス(本ます)!