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グダリ沼と田代平湿原 ブログトップ
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グダリ沼2024.10.14 [グダリ沼と田代平湿原]

スポーツの日三連休,朝から晴れ渡り最高気温20℃くらい,休日はじっとしておられません。
久しぶりに八甲田に出かけました。

グダリ沼は春以来のような気がします。公務員を退職し,野外活動を始めたのがグダリ沼探訪でした。

グダリ沼は,八甲田山中・田代平の牧草地の外れにあり,八甲田の伏流水が湧出し,それが駒込川となって青森湾に流下するのですが,沼とは言っても伏流水がとどまっているのではないのです。
初夏から秋にかけては梅花藻が咲きます。

グダリ沼の水源と湧出地
グダリ沼水源・湧水1.JPGグダリ沼水源・湧水2.JPGグダリ沼水源・湧水3.JPG
紅葉が始まったばかりでした。

グダリ沼の周りは,かつては家畜の放牧地でしたが,現在放牧は行われておらず,牧草地になっています。
牧草地からの八甲田一望です。
ススキと八甲田1.JPGススキと八甲田2.JPGススキと八甲田3.JPGススキと八甲田4.JPG

秋が深まり,ナナカマドの赤い実が目につきました。
ナナカマド1.JPGナナカマド2.JPGナナカマド4.JPGナナカマド3.JPG

最近,山歩きとキノコがセットでしたが,今日は久しぶりに高原を歩き,気持ちが洗われるようでした。

それでも,夕食はキノコ料理が出てきそうです。



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田代平湿原2024.8.18 [グダリ沼と田代平湿原]

8月18日(日)の田代平湿原の続きです。
この日は湿原入り口の気温20℃と,高原の空気を感じさせる絶好の山日和でした。

湿原には,ウメバチソウ,サワギキョウ,タチギボウシなど,秋の訪れを感じさせる花が咲いていました。

湿原を巡り,数ある池塘の中で睡蓮の咲いている傍らで休憩です。
スイレンと八甲田を眺めて冷たい水を飲む。幸せのひとときです。

八甲田.JPGスイレン.JPG

駐車場への道路脇,花火を思わせるトチバニンジンの実が少し大きくなりました。

トチバニンジン1.JPGトチバニンジン2.JPG

帰りには八甲田山中の温泉です。
山の湯のかけ流しに癒されます。温泉の前庭のオオウバユリの花は散り,実をつけていました。
もう秋です。

オオウバユリ1.JPGオオウバユリ2.JPG

山を歩いていると秋が近いと感じます。キノコは出ているし,秋の野生蘭が咲いています。

秋の野外活動の心の準備をしましょう。


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田代平湿原2024.8.18 [グダリ沼と田代平湿原]

少し暑さが緩むと,日曜日も足が山に向かいます。
八甲田に出かけよう!田代平湿原にしばらくご無沙汰でした。

朝9時,平地の気温27℃,湿原入り口の気温20℃でした。
避暑とはこのようなものか。山は快適です。

湿原の真夏の花,ウメバチソウ(梅鉢草)が咲きました。これから10月初めまで咲き続けます。
ウメバチソウ1.JPGウメバチソウ2.JPG

そして,湿原の紫,サワギキョウ(沢桔梗)も咲き出しました。
濃い紫の舞踊のような姿,魅力的です。
サワギキョウ1.JPGサワギキョウ3.JPGサワギキョウ4.JPGサワギキョウ2.JPG

湿原に点在するもう一つの紫,タチギボウシも色を添えています。
里のギボウシよりも色の濃いのが魅力です。
タチギボウシ3.JPGタチギボウシ2.JPGタチギボウシ4.JPG

湿原を渡る風は,下界の暑さを忘れさせます。
帰りは,田代平近くの天然温泉で汗を流し,お昼に自宅到着,気温は30℃近くになっていました。



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田代平湿原2024.7.23 [グダリ沼と田代平湿原]

暑い日が続いています。いつも同じ言葉で始まっています。
朝9時の気温30℃でしたが,昼前に八甲田山中「田代平湿原」を一巡りしようと車を走らせました。

湿原は涼しいはずと思い田代平の手前を走っていると,オオウバユリ(大姥百合…私は大乳母百合をあてたい)がたくさん出ていました。
オオウバユリ1.JPG私が好んでいる花です。大きな花が乳母を思わせます。

湿原到着,気温は24℃です。さすがに湿原を渡る風は涼しく,避暑地にでも来たようです。
田代平湿原の7月はカキラン(柿蘭),野生蘭好きの私も大好きな花です。
盛期は過ぎましたが,まだたくさん咲き残っていました。
カキラン1.JPGカキラン2.JPG

コオニユリが咲き始めていました。
オニユリとは異なり,コオニユリにむかごはありません。

コオニユリ2.JPGコオニユリ1.JPG

池塘のスイレンは涼し気です。
スイレンを眺めながら冷たい水で水分補給です。

スイレン1.JPGスイレン2.JPG

7月も終わりですが,湿原は夏の花が待っています。


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田代平湿原2024.7.12 [グダリ沼と田代平湿原]

今日は暑くなりました。青森市の最高気温31℃です。

昨日は依頼されていた相続登記のため,北津軽郡中泊町役場に遠征したので,今日は午前中,仕事を休み八甲田山中・田代平湿原を歩いてきました。
気ままな遊び半分・仕事半分の零細司法書士です。

暑くなる前にと,朝9時に出かけ,お昼までには帰る計画です。

しばらく田代平湿原にはご無沙汰だったので,前回見たトキソウはすっかりなくなり,湿原はキンコウカの黄が広がっていました。
キンコウカ1.JPGキンコウカ2.JPG

7月半ばの湿原の花の代表は,野生蘭のカキラン(柿蘭)です。この花の咲くころは暑いというのが私のイメージです。
咲いていました。
カキラン1.JPGカキラン2.JPG
カキラン3.JPG
湿原に咲き広がっています。
カキラン4.JPG

威勢の良いカキランのそばに,小さな虫のようなコバノトンボソウ(小葉蜻蛉草)が空中を泳いでいます。
コバノトンボソウ.JPG

湿原には食虫植物モウセンゴケがたくさん見られますが,今花の盛りです。盛りと言っても小さな小さな白い花です。
モウセンゴケ1.JPGモウセンゴケ2.JPG

田代平湿原の木道を巡るときは決まって池塘のスイレンを見ながらボトルの冷たい水をゴクリ,幸せの一杯です。
スイレン1.JPGスイレン2.JPG

木道を巡って駐車場に帰りますが,私の好きなトチバニンジンが見えました。
まるで花火が何発も打ちあがったような,夏にピッタリです。
トチバニンジン1.JPGトチバニンジン2.JPG

湿原の気温20℃,湿原を吹き渡る高原の風は何物にも代えがたい。
しかし,下界に帰ると車の外気温計は30℃でした。

明日からは三連休,身体がムズムズしています。


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田代平湿原2024.6.1 [グダリ沼と田代平湿原]

6月に入りました。
八甲田山中,田代平湿原に湿原の花を求めて2週間ぶりに車を走らせました。
下界の気温16℃,湿原は11℃です。

湿原へのアプローチにウワミズザクラ
これが桜かと思わせる房状の花の塊です。
ウワミズザクラ1.JPGウワミズザクラ2.JPG

ズダヤクシュの群落です。これに似た洋花があります。
ズダヤクシュ1.JPGズダヤクシュ2.JPG

その近くにホウチャクソウの姿が
ホウチャクソウ1.JPGホウチャクソウ2.JPG

湿原はヒメシャクナゲが咲き始めました。薄いピンクのおちょぼ口です。
ヒメシャクナゲ1.JPGヒメシャクナゲ2.JPG

池塘の周りのレンゲツツジが咲き始めました。
レンゲツツジ1.JPGレンゲツツジ2.JPG

ヒメシャクナゲ全盛のころまた来てみましょう。
帰り道のアプローチにスミレが鮮やかに咲いていました。
タチツボスミレ.JPG

銅像公園を見てみるとオオヤマオダマキが雨に濡れて立っていました。
オオヤマオダマキ.JPG
間もなくササバギンランが咲くころですが,まだ姿が見えません。

梅雨間近ですが,そのせいか気温が低く,山を歩いても肌寒い日が続いています。


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ショウジョウバカマ2024.5.15 [グダリ沼と田代平湿原]

私が足繁く通う田代平湿原を歩くための木製の橋が,5月15日午前中に架けられることを青森市観光課に問い合わせて知っていました。

幸い仕事の予定もなかったので,昼過ぎ八甲田山中「田代平湿原」に出かけました。
田代平湿原は八甲田山中にある高層湿原で,駒込川の源流が近くを流れています。
市では積雪時の事故防止のため,12月から翌年5月まで駒込川に架かる木製の橋を撤去しており,春一番の高山植物を見たいマニアは,橋設置を今か今かと待っているのです。

当日2時ころ橋を渡りました。暖冬少雪のせいで湿原への道にも湿原にも雪はありませんでした。
開通を待ちわびていた人が何組か訪れていました。

湿原の春一番の花はショウジョウバカマ,暖冬のせいで湿原には既に薄桃色の花が開いていました。
枯草を突き抜けて咲いています。
ショウジョウバカマ.JPG

田代平湿原にはたくさんの池塘があります。八甲田を見ながら休憩しますがスイレンはまだです。
八甲田.JPG

湿原は,これからヒメシャクナゲやチングルマが咲き,更にはたくさんの高山植物を見ることができます。
心待ちにしていたその第一弾がショウジョウバカマです。
ショウジョウバカマ1.JPGショウジョウバカマ2.JPGショウジョウバカマ3.JPG

半年ぶりの田代平湿原は晴れ,待っていたショウジョウバカマに会うことができました。




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田代平湿原2023.9.30 [グダリ沼と田代平湿原]

もう10月です。猛暑続きの長い夏に別れを告げ涼しくなりました。
グダリ沼の帰りに田代平湿原を歩きました。

池塘のスイレンは花が終わりましたが,7月の終わりに咲き始めたウメバチソウ(梅鉢草)がまだ咲いています。花の時期が随分長い植物です。

アキアカネ
物凄く濃い赤のアキアカネ,こんな濃い色のトンボは滅多に見ることはありませんでした。
暖かい木道によくとまっています。
アキアカネ1.JPGアキアカネ2.JPG

花のない時期に咲いているウメバチソウ,湿原にはほかに咲いている花はありません。
ウメバチソウ1.JPGウメバチソウ2.JPGウメバチソウ3.JPG

木道を歩くと黒い実がたくさん見えるハイイヌツゲです。
ハイイヌツゲ1.JPGハイイヌツゲ2.JPG

青森市から近いので折々に楽しませてもらいました。田代平湿原も冬枯れを迎えます。





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グダリ沼2023.9.30 [グダリ沼と田代平湿原]

昨日は十五夜・仲秋の名月,満月と重なったということで,テレビ中継もされていました。
十五夜と言えばススキですが,八甲田・田代平でススキを見ました。

午後から雨というので,午前中,八甲田山中,田代平のグダリ沼に出かけました。
グダリ沼は何回となく紹介したので,多くを語りませんが,八甲田の伏流水が1日数万トン湧きだし,青森湾に流下している場所です。
グダリ沼説明版.JPG

牧草地の奥まで歩きます。
ゴマナの花にウラギンヒョウモンが花粉を食べに来ているのでしょうか?
ウラギンヒョウモン.JPG

孔雀蝶 八甲田周辺は孔雀蝶が多く見られます。暖かい地面に来ているのでしょうか?
孔雀蝶.JPG

高原にススキ,その奥は八甲田です。
ススキ.JPG

草原のノイバラの赤い実
ノイバラ1.JPGノイバラ2.JPG

湧水が流れを造り,その先は駒込川となり,青森市内まで流下し青森湾に注ぎます。

牧草地の道の奥の湧水地です。
湧水地1.JPG湧水地2.JPG

流れて駒込川となります。
流れ.JPG

北限の梅花藻は秋を迎え,花を見ることはできませんでした。
草原にはススキが覆っています。まもなく冬枯れが始まることでしょう。



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グダリ沼2023.9.9 [グダリ沼と田代平湿原]

早朝小雨,台風は東北南部に大雨をもたらしましたが,当地は,相変わらず雨不足です。
この分だと,一か月先,キノコは大丈夫かなと自分勝手な心配をしています。

今日は午前中のんびりし,午後から八甲田山中「田代平」のグダリ沼に行きました。
近頃,グダリにはご無沙汰していたので,ご機嫌伺のようなものです。

グダリもこれから秋が深まるばかりで,花は少ない時期です。

グダリ沼は国道から牧草地を歩いて500mくらい先に,八甲田の伏流水が大量に湧き出て駒込川となり,青森湾に流れ込んでいます。
沼と名が付いていますが,流水です。

牧草地のススキの向こうは八甲田,山は雲が垂れこめていました。
ススキ.JPG

その伏流水の湧出地点です。
遊水地.JPG

その先は川となり青森湾に注ぎます。
グダリ沼流水.JPG

水辺のミヤマセンキュウ,レース刺繍のようです。
ミヤマセンキュウ.JPG

アザミにアキアカネ,大分赤くなりました。
アキアカネ1.JPGアキアカネ2.JPG

ヨツバヒヨドリは地味ですが,秋の草原はどこでも見られます。
ヨツバヒヨドリ.JPG

アキノキリンソウも秋の草原の代表です。
アキノキリンソウ.JPG

キク科の花,ゴマナです。山道を歩くと眼にする野菊です。
ゴマナ.JPG

このあと帰りに田代平湿原を歩く予定でしたが,しばらく歩いたところで,カメラを車に忘れたことに気がついて,湿原は断念しました。忘れっぽくなりました。反省!


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