2010年大晦日とこの1年…続き [くらし]
写真の次は音楽,小生のエネルギーの源である。
[CDとコンサート]
CDに聞く名演奏は,順不動,思い浮かぶ感動の記憶だ。漏れもある。
*内田光子のシューベルトソナタ集
midoriさんからのお年玉だ。彼女のピアノの一音一音が浮揚して聞く者に達する。
感動せずにいられない。
*カザルスのバッハ/無伴奏チェロ組曲
これを凌駕する演奏があるだろうか。仕事をしながら何度聞いたことか。頭が混乱する時,
休憩するとき,これにまさるものはなし。
*リヒテルのバッハ/平均律クラヴィール曲集
聞くたびに心が穏やかになる。
*エマニュエル・パユのバッハ/ブランデンブルグ協奏曲と組曲第2番
組曲2番は,オーレル・ニコレの修行僧ののような,無駄のない厳しさを愛好しているが,
正反対とも言えるパユのフルートも素晴らしい。遊び心がなんとも言えない。
また,ブランデンブルグのハープシコードは絶妙だ。
*ギドン・クレメルのモーツァルト/ヴァイオリン協奏曲集
この中でも,私は,協奏交響曲をベストだと思っている。
ヴァイオリンとヴィオラが恋人のように寄り添い,あるときはすすり泣く。
そのような演奏である。
*ハイフェッツの協奏曲他
CDを何組か購入し,繰り返し聞いた。
数ある中から,ベートーヴェンのコンチェルト(トスカニーニ指揮のもの),モーツァルト
4,5番コンチェルト(ステレオ盤)は特に素晴らしい。モーツァルトについては,福島
先生が市川雷蔵を引き合いにして,色気と斬れ味を表現していることは前にも紹介したが,
ベートーヴェンに負けず劣らずである。
*バーンスタインのラストレコーディング
亡くなる直前,タングルウッドでボストン響を指揮したベートーヴェン第7。
今年6月か7月ごろ,偶然,FM放送で聞いて以来,このCDをさがしていた。
あくまでゆっくりと悠然としたベト7だ。ネットで探しても廃盤のようだ。
midoriさんが見つけて贈ってくれたのだ。若い頃からバーンスタインファンだった。
その最後のLive録音である。涙なくして聞けない。
*キーシンのモーツァルト/ピアノ協奏曲20番他
キーシンの弾き振りである。
CDで何度か聴いていた。
あるとき,FM放送でこの曲を聞き,聞きほれた。誰の演奏か注意していると,キーシンの我が家に
あるCDだった。ウチのCDよりも,放送で感激したのである。キーシンは底知れない。
CDは挙げるときりがないのでこの辺までとする。
*サンサーンス/交響曲第3番
この春から,たまにN響定期を聞くため東京に出かけている。
6月,若い頃から待ち望んでいたこの曲のために出かけた。
コンサートホールがパイプオルガンと共鳴する。ホールとオルガン,オーケストラがサン・サーンス
の名曲で聞く者を揺さぶる。そういう曲である。
感動の一夜だった。
[村上春樹・1Q84]
全3巻,東京の行き帰りなど読んでいた。しまいには,昼・夜,所かまわず夢中で読んだ。
月が二つある別の世界,カルト教団,霊力,処女懐胎などがテーマとして出てくる。
私は,この小説を青春小説として受け止めた。
私にとって,この小説に懐かしさを感ずるのである。
数日前,Gakさんと食事を共にした。そのときGakさんは,小生の生活を,「ブログを始めて世界が広がった
のではないですか」と言っていた。そのとおりである。旧友のブログに触発されて,見よう見まねで始めた
が,一年以上経過しても,小生の殻から脱出できないでいる。
しかし,その殻のまま,別の世界に飛び出すことができたのである。
長期間の遠洋航海に出ていた友達の息子さんがご実家に帰ってきたらしい。
しかし,わが息子は帰って来ない。
一年の回顧が随分長くなったが,小生の生活の基礎は本業の司法書士である。
小生を指名してくださるお得意様,ブログで知って依頼してくださる方,今年一年有難うございました。
師,友の皆さん,これからもご指導をお願いいたします。
良いお年をお迎えくださいますように!
[CDとコンサート]
CDに聞く名演奏は,順不動,思い浮かぶ感動の記憶だ。漏れもある。
*内田光子のシューベルトソナタ集
midoriさんからのお年玉だ。彼女のピアノの一音一音が浮揚して聞く者に達する。
感動せずにいられない。
*カザルスのバッハ/無伴奏チェロ組曲
これを凌駕する演奏があるだろうか。仕事をしながら何度聞いたことか。頭が混乱する時,
休憩するとき,これにまさるものはなし。
*リヒテルのバッハ/平均律クラヴィール曲集
聞くたびに心が穏やかになる。
*エマニュエル・パユのバッハ/ブランデンブルグ協奏曲と組曲第2番
組曲2番は,オーレル・ニコレの修行僧ののような,無駄のない厳しさを愛好しているが,
正反対とも言えるパユのフルートも素晴らしい。遊び心がなんとも言えない。
また,ブランデンブルグのハープシコードは絶妙だ。
*ギドン・クレメルのモーツァルト/ヴァイオリン協奏曲集
この中でも,私は,協奏交響曲をベストだと思っている。
ヴァイオリンとヴィオラが恋人のように寄り添い,あるときはすすり泣く。
そのような演奏である。
*ハイフェッツの協奏曲他
CDを何組か購入し,繰り返し聞いた。
数ある中から,ベートーヴェンのコンチェルト(トスカニーニ指揮のもの),モーツァルト
4,5番コンチェルト(ステレオ盤)は特に素晴らしい。モーツァルトについては,福島
先生が市川雷蔵を引き合いにして,色気と斬れ味を表現していることは前にも紹介したが,
ベートーヴェンに負けず劣らずである。
*バーンスタインのラストレコーディング
亡くなる直前,タングルウッドでボストン響を指揮したベートーヴェン第7。
今年6月か7月ごろ,偶然,FM放送で聞いて以来,このCDをさがしていた。
あくまでゆっくりと悠然としたベト7だ。ネットで探しても廃盤のようだ。
midoriさんが見つけて贈ってくれたのだ。若い頃からバーンスタインファンだった。
その最後のLive録音である。涙なくして聞けない。
*キーシンのモーツァルト/ピアノ協奏曲20番他
キーシンの弾き振りである。
CDで何度か聴いていた。
あるとき,FM放送でこの曲を聞き,聞きほれた。誰の演奏か注意していると,キーシンの我が家に
あるCDだった。ウチのCDよりも,放送で感激したのである。キーシンは底知れない。
CDは挙げるときりがないのでこの辺までとする。
*サンサーンス/交響曲第3番
この春から,たまにN響定期を聞くため東京に出かけている。
6月,若い頃から待ち望んでいたこの曲のために出かけた。
コンサートホールがパイプオルガンと共鳴する。ホールとオルガン,オーケストラがサン・サーンス
の名曲で聞く者を揺さぶる。そういう曲である。
感動の一夜だった。
[村上春樹・1Q84]
全3巻,東京の行き帰りなど読んでいた。しまいには,昼・夜,所かまわず夢中で読んだ。
月が二つある別の世界,カルト教団,霊力,処女懐胎などがテーマとして出てくる。
私は,この小説を青春小説として受け止めた。
私にとって,この小説に懐かしさを感ずるのである。
数日前,Gakさんと食事を共にした。そのときGakさんは,小生の生活を,「ブログを始めて世界が広がった
のではないですか」と言っていた。そのとおりである。旧友のブログに触発されて,見よう見まねで始めた
が,一年以上経過しても,小生の殻から脱出できないでいる。
しかし,その殻のまま,別の世界に飛び出すことができたのである。
長期間の遠洋航海に出ていた友達の息子さんがご実家に帰ってきたらしい。
しかし,わが息子は帰って来ない。
一年の回顧が随分長くなったが,小生の生活の基礎は本業の司法書士である。
小生を指名してくださるお得意様,ブログで知って依頼してくださる方,今年一年有難うございました。
師,友の皆さん,これからもご指導をお願いいたします。
良いお年をお迎えくださいますように!
タグ:2010年の回顧
2010-12-31 10:12
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