眺望山2012.6.9

土曜の日課，我が家の北，眺望山に向かうと東からの風（ヤマセ）で山には濃い霧がかかっていた。
山道は霧が樹木の葉にあたり，滴を垂れている。

眺望山は，舞鶴草の盛りである。頂上近く，車葉草の小さな白い花が咲いていた。
葉が車を連想させるのだろう。


山道の下手に大きなキノコを見つけた。肉厚でうまいかなとも思うが，知らないきのこは食べない。
食いしん坊もキノコには慎重だ。

一年前にアマドコロを紹介したが，帰り道その場所を訪ねると今年も出ていた。
三浦章男先生の「岩木山・花の山旅」，ミヤマナルコユリ，アマドコロ，ホウチャクソウと今日の写真を見比べて見た。葉の出方から，ミヤマナルコユリが正解か？

ナルコユリの名は，葉の付け根から長い弦が出，２個の花がついているが，鳥を追う昔の農具に由来するものらしい。花とその名にも趣がある。

関東は梅雨入り，今日の空はそれを予感させる。

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