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バッハ・管弦楽組曲 [音楽]

今冬は年末に大雪があり,そのあとは寒に入っても例年に比べ雪の少ない状況が続いています。
立春まであと少し,荒れないで欲しい。

アンリ・マティス展の話題からバッハ・無伴奏チェロ組曲を聞いてみることになりましたが,マティスの切り絵のジャケットを用いたピエール・フルニエの無伴奏が私には一番しっくりしているかな。

私が初めて購入したバッハのLPは,前述のフルニエの無伴奏と同じアルヒーフ盤でカール・リヒターの管弦楽組曲でした。
20歳前後,ドイツ輸入盤で上品な紙製三つ折りのジャケットでした。
バッハ/管弦楽組曲.jpg

4つの曲の第2番は,フルート協奏曲のようにフルートが活躍する曲です。
フルートはオーレル・ニコレ,フルートも管弦楽も,余計な装飾などない潔い演奏です。
私はこれまでこの曲を聞くときは,常にこの演奏を基本に聞いてきたような気がします。
ニコレの端正で透徹した演奏のファンになりました。

ニコレは当時ベルリン・フィルの首席フルート奏者でしたが,現在の首席はエマニュエル・パユ,ニコレの弟子と言われておりますが,パユにも2番の録音があります。これがまた師匠とは全く異なる装飾音満載の演奏です。面白いものですね。


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