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グスタフ・マーラー [音楽]

昨日は大寒,一年で一番寒い時期と言われていますが,青森はここ4日ほで寒さは一休みです。
雪も降らず,先日星座のことを書いたように,珍しく冬の夜に星を見ることができました。
今日は曇っていますが,+3度の予報です。

昨年はマーラー没後100年ということもあり,国内の音楽界もマーラーの演奏会が目白押しのようでした。
マーラー.jpg

思い起こすとマーラーやブルックナーの肖像は,中学校の音楽室にもありませんでした。
しかし,今や両者とも,コンサートプログラムにはしょっちゅう登場します。
私がマーラーを初めて聞いたのは,ブルーノ・ワルター指揮の第1番「巨人」と「大地の歌」です。19か20歳の頃でした。

その後,レナード・バーンスタインの指揮で第2番「復活」でした。

バーンスタインは,当時,そんなにマーラーの人気が高くなかった時代に全曲録音するなど,現在のマーラーブームの原動力になりました。
指揮者の小澤征爾さんでさえ,桐朋学園で斎藤先生はマーラーを「ぜんぜんやらなかったね」と言っており(小澤征爾と、音楽について話をする:村上春樹),ニューヨーク・フィルでバーンスタインの副指揮者をするようになって,初めてマーラーを聞くようになったというようなことを語っています。

私は,ワルターの巨人,大地の歌によってマーラーの魅力に触れ,そして,バーンスタインがマーラーに熱心に取り組んだレコードによってマーラーの全貌に触れることができるようになったのですが,その後,ヴィスコンティの映画「ヴェニスに死す」にマーラーの5番第4楽章アダージェットが使われ,ポピュラーになりました。

今日思い出したようにマーラーのことを書いたのは,今朝,NHKBS-3「特選オーケストラライヴ」準・メルクルの指揮,ソプラノ:ダニエル・ハルプバクスでマーラーの第4番を見たからでした。
ソプラノ,N響の演奏共見事でした(11月26日定期演奏会)。そういえばマーラーの交響曲はソプラノ独唱がよく使われます。

FM放送で,ブルックナーの8番を聞きながらこの記事を書いていますが,二人に共通するのは,曲が長いのと大編成オーケストラが使われるということでしょう。


マーラーやブルックナーを聞くようになって,学校で聞いた作曲家の音楽以外の近現代曲を聞くことに違和感がなくなったようなような気がします。

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