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フリッツ・ライナー/管弦楽のための協奏曲 [音楽]

青森は台風の影響も少なく,仕事に影響も出なかった。
東京にいる息子は,アルバイト帰りに傘が壊れひどい目にあったらしい。

朝早く起き出して,バルトークの「管弦楽のための協奏曲」を聞いた。
20世紀最高の傑作という人もいるほどの曲である。

1955年のステレオ初期の録音だが,名曲を楽しむには申し分ない。
クラシック音楽を聞き始めた中学・高校時代,アメリカのオーケストラといえば,バーンスタインとニューヨーク・フィル,ミュンシュとボストン,オーマンディとフィラデルフィア,セルとクリーヴランドそしてフリッツ・ライナーとシカゴが浮かぶが,最近放送で聞いた「管弦楽のための協奏曲」に胸打たれた。

小生は,ブーレーズのCDを愛聴しているが,フリッツ・ライナーの録音は古さを感じさせない。
作曲者と同じハンガリー人の血と友情のなせるわざか。
この曲は,アメリカ亡命をしたバルトークに援助の手を差し伸べるため,フリッツ・ライナーがひと役買い,ボストン交響楽団の指揮者クーセヴィツキーの生誕70周年とボストン交響楽団指揮者就任20周年を記念して委嘱した曲である。

グレゴリオ聖歌のような旋律やコミカルな旋律も出てくるが,なんといっても第5曲(終曲)のホルンから始まり弦の嵐のような疾走に胸躍る。全曲,目(耳か?)を離すことができない。

フリッツ・ライナー/バルトーク.jpg


朝食前に音楽を聞く。このように気ままな司法書士生活をおくっている。


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