眺望山2012.6.23

霧雨が降っている。
それでも，眺望山に向った。週１度のトレッキングと山野草の観察が習慣となっている。
山は，霧と小雨。土曜の朝８時過ぎるとムズムズしてくる。
途中雨が強くなったので引き返すかどうか？登山道を踏み出した。

歩きはじめると止まらない。休憩なしで頂上まで歩いた。気温が低いせいでうっすらと汗をかいた程度である。

ヒバ（ヒノキ科ヒノキアスナロ），球花と呼ばれる実が落ち，芽が出て数年の後に１５，６センチの幼木になり，２５０年ないし３００年を経て成木となる。
そのように長い年月を経た貴重なヒバを，津軽では家屋の建築材として使用してきたが，杉やヒノキのように簡単には森林の更新はできないのである。山のヒバは底をついている。

ヒバの幼生　苔むしたヒバの根元に実が落ち，数年かけて成長した。


そして，すっくと伸びたヒバの幹から腰掛のような枝が出ている。

登山道にもナルコユリ。２回upしたものよりは日当たりが悪く，背が低い。

ウメガサソウ　イチヤクソウに似ている。梅の花に似ており，笠のように下を向いている。
イチヤクソウは万病に効くのだそうだ。友に効けば届けてやりたい。



カミさんが息子のところにイソイソと出かけたので，冷凍の生スパゲッティを食べボルドーの赤を飲んだ。
生スパがことのほか美味しい。

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