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ハンセン病・親と子のシンポジウム

7月最後の日,今日はオンライン登記申請2件を昼までに切り上げ,午後からは法務省,厚生労働省,全国人権擁護委員連合会,青森地方法務局,青森県人権擁護委員連合会共催のハンセン病・親と子のシンポジウムに出席した。出席とはいっても観衆である。

シンポジウム.JPG


会場入り口には,やなせたかしさんデザインの着ぐるみ「人KENまもる君と人KENあゆみちゃん」が出迎えた。
まもる君には旧知の法務局職員が入り,あゆみちゃんには人権擁護委員の先生が入っている。暑そうだ。

人権まもるくん.JPG


法務大臣あいさつ,厚生労働大臣あいさつをそれぞれ本省出席者が代読した。
その中で,法務省の石井人権擁護局長が冒頭,「青森市はハンセン病の特効薬・プロミンを国内で最初に作った石館守三博士の出身地です。」と紹介した。石館博士は東大の薬学部長をされた方で青森市の名誉市民である。このことは,以前にも記事に書いたが,青森市には,日本最北の国立ハンセン病療養施設「松丘保養園」があり,この地で生まれた石館博士が特効薬を作ったことが意義深い。

市内の中学生によるパネルディスカッション,高校の筝曲部による琴の演奏,ファミリーコンサートほか盛りだくさんの内容だった。
公務員時代,人権擁護行政に携わった者として,月末の平日,仕事をやりくりして参加した甲斐があった。
特に,中学生によるハンセン病に関するパネルディスカッションには,頷きながら聞き入った。
後世に伝えることが大事である。


明日からは8月。今日も暑かったが,ますます厳しい暑さが続く。


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