SSブログ

ブルックナー第4番「ロマンティック」 [音楽]

嵐のような冬に逆戻りである。

このような日は,自宅でCDでも聞くのが一番である。
幸い午前中でなすべきことは片付けたから,CDを聞くことにした。

ギュンター・ヴァント指揮ベルリン・フィルのブルックナー交響曲第4番。
SACDを購入したので,我が家のオーディオシステムの大きな音で聞いた。昼日中なので遠慮いらない。
上杉管球プリアンプ+メインアンプ,アルテック604Eスピーカー,ソニーSACDプレーヤーである。

ギュンター・ヴァント86歳の指揮,SACDの効果も最大限に発揮され大名演である。
マーラーもブルックナーも作曲者の音がある。ブルックナーは金管と弦楽器とのせめぎあいが聞きどころであるが,このCDを聞いて,ある種の爽快感と抒情性を感じた。
ブルックナー/ロマンティック.jpg

ブルックナーを初めて聞いたのは,高3の年,NHK・FMが放送を開始したばかりの頃,カラヤンがベルリン・フィルと来日し,ブルックナーを演奏したのである。もちろんFMの生放送でである。
ベルリンフィルの圧倒的な金管の響きに度肝を抜かれた記憶がある。

今回のCDは演奏も素晴らしく,音もよい。我が家のオーディオも捨てたものではない。
嵐のような冬に聞く音楽も捨てたものではない。

ギュンター・ヴァントは晩年になるほどよくなったとは宇野功芳さんの評である。
小生は,このCDのほかには同じベルリンフィルを指揮したシューベルトのザ・グレートを持っているが,これもいい演奏である。

明日から3連休,もう一度「ロマンティック」を聞いてみる。
4番の次は7番を買う。



nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。