グダリ沼2013.10.6

土，日連続の曇り空。最高気温２０度と肌寒い季節になりました。
田代平，グダリ沼に出かけるのもあと１，２回かと思うと，ムズムズして，午前９時，八甲田に向いました。
八甲田は，少しずつ色づいています。
グダリ沼とはいうものの，水源は，すぐ左手に湧出している八甲田の伏流水で，これが川となって流下しているもので，沼ではありません。
年間を通して１４，５度で，青森市街地を流れ陸奥湾に注いでいる駒込川の源流の一つです。
流れの中に梅花藻，スギナ藻が生育しています。

色づいてきました。

グダリ沼まで来ると気温１６度。花はアザミとノコンギクだけになりました。
アザミにもトンボや蝶の姿は見えません。


ツルウメモドキは，間もなく黄緑の表皮が割れ，鮮やかなオレンジの実が顔を出します。
カミさんに頼まれ，近くの山から枝を一本いただいてきました。


黒いハイイヌツゲの実が冬枯れの水辺のアクセントになっています。



１０月初め，グダリ沼の背の低い松の周りに，地方名「イグチ（アミタケ）」が出てきます。
今年のキノコ第一弾，今までにないくらい収穫しました。
津軽では，高級なものではないので重宝されませんが，誰にでも見分けがつき，歯触りがよく味噌汁あるいは肉との炒め物など，我が家愛用のキノコです。
グダリの恵みに感謝です。

グダリとはアイヌ語かな？

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