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田んぼアート [季節]

金曜の夜,宮城県登米市の友人,五竜さんが急遽「田んぼアート」を見に来るとの電話があり,わが夫婦も合流することになり,東北自動車道「黒石インター」出口で朝9時に待ち合わせました。

田んぼアートは,南津軽郡田舎館村の役場庁舎に隣接する田んぼに,何色もの葉の色の異なる稲を植え,壮大な絵画に仕立てるというものです。
まず,見てもらいましょう。

今年のテーマは世界遺産指定「富士山」と「天女」です。
田んぼアート1.JPG

天女
田んぼアート2.JPG

富士山
田んぼアート3.JPG

遠近法を用いた緻密な計算に基づく稲の植え付けによって,「田んぼアート」が広がっていますが,稲は,10月中旬,稲刈り体験に応募した方によって刈り取られます。
私たちの知っている,赤米や紫黒舞は,モミの色と同じ稲の葉が赤や黒ですが,さまざまな色の稲があるものです。
稲に近づいて見た写真を見ていただきましょう。
田んぼアート5.JPG

田舎館村は,水田に囲まれた農村ですが,2,3代前の村長が,天守閣のある役場庁舎を建設し,役場が観光施設の役割を果たしていることでも知られています。
批判はあったでしょうが,お城のような役場の天守閣から見ることのできるのが「田んぼアート」です。
今や田んぼアートは,外国からの視察も訪れるようになり,この庁舎に踏み切った村長の功績が報われる結果となりました。

天守をバックに五竜さんのワンショット バックにそびえる天守から田んぼアートを見るのですが,富士山が浮き上がって見えるのは不思議です。

田舎館城.JPG

富士と天女からほど遠くない場所に第二田んぼアートが作られております。
こちらは道の駅のそば,今年のテーマは「サザエさん一家」です。道の駅に隣接する場所だけに,子供たちも楽しめる「サザエさん」を描いたのでしょう。
田んぼアート6.JPG

稲作の単作地帯だった田舎館村に,「田んぼアート」の企画と天守閣付き役場庁舎が観光資源をもたらしました。

五竜さん一行は,このあと,日本海側の「不老不死温泉」泊りのため,日本海の魚やサザエに満足したかな。


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