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チェリビダッケ/ブルックナー7,8番 [音楽]

昨日の青森市は,最高気温30度,暑さでうんざりの季節になりました。
それにしても早すぎないか?

私の若いころ(20代),セルジュ・チェリビダッケは幻の指揮者と言われていました。
レコード録音が少なかったのと,フルトヴェングラー亡き後のベルリン・フィルの後継者争いでカラヤンに敗れた名指揮者としてその名が知れ渡ったことからではないかと私は考えています。

ブルックナー大好きな私ですが,今回1990年東京公演のCDを聞きました。
7,8番です。いずれも大好きな曲です。
ブルックナーといえば,大海の大波が寄せては返すような壮大な曲のイメージです。

チェリビダッケの演奏は,7,8番とも,非常に繊細な演奏です。エネルギッシュなマタチッチの演奏とは正反対,ギュンター・ヴァントやカラヤンとも異なる演奏です。ブルックナーにしてはスマートに過ぎるのかなというのが私の感想です。管楽器の厚みもベルリン・フィルのほうが一枚上か。

チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィル(1990年10月18日,サントリーホール)
チェリビダッケ/ブルックナー7番.jpg


チェリビダッケ指揮ミュンヘン・フィル(1990年10月20日,サントリーホール)
チェリビダッケ/ブルックナー8番.jpg



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