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アート・ブレイキー/サンジェルマンのジャズ・メッセンジャーズ,Vol.2 [夜明けのJazz]

5時半ごろ起きてもまだ暗い季節になりました。
PCを立ち上げ,その日の仕事のチェックを済ませて,LP1枚をターンテーブルに載せます。
今朝からは,私がジャズに引き込まれていった,50年くらい前からの盤を10枚ほど聞くことにします。

アートブレイキー/サンジェルマン2.JPGアートブレイキー/サンジェルマン2裏面.JPG

50年ほど前というと,二十前後,ファンキーの絶頂だった気がいたします。
なんといってもアート・ブレイキーとジャズメッセンジャーズ,「モーニン」「ブルース・マーチ」にはしびれました。ビートルズには目もくれませんでした。

今朝は,その2曲が入っている,フランスはパリのナイト・クラブ「サンジェルマン」でのライヴ録音Vol.2です。
1958年12月21日,アート・ブレイキーds,リー・モーガンtp,ベニー・ゴルソンts,ボビー・ティモンズp,ジミー・メリットb。

サンジェルマンの聴衆は,ニューヨークのヴィレッジ・ヴァンガードとは全く違い,大きな掛け声,嬌声など抑えようがないようです。
ティモンズのピアノはのりにのって圧巻です。

A面1曲目の「モーニン(ボビー・ティモンズ作曲)」で,居合わせたピアニスト兼歌手のヘーゼル・スコットが,「Oh Lord have Mercy!」と叫び,その声が録音されている逸話は有名ですが,英語音痴の私にはわかりかねます。ボビー・ティモンズのピアノは神がかりです。

B面1曲目は,若いころ,「ブルース・マーチ(ベニー・ゴルソン作曲)」のブレイキーの凄まじいドラミングとリー・モーガンのtpを聞きまくったものでした。この演奏もボビー・ティモンズのピアノのタッチにも熱狂が渦巻いています。

このLpジャケットの裏面にケニー・クラークの名と写真があります。演奏には加わっていないようですが不思議です。

ちなみに,この第2集は59年度のフランス・ディスク大賞を獲得したようです。




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