ボビー・ティモンズ／ボビー・ティモンズ・トリオ・イン・パースン

夜明け間近。今朝の１枚は，ボビー・ティモンズの「ボビー・ティモンズ・トリオ・イン・パースン」です。
ＬＰのタイトルどおり，ライヴ録音で，1961.10.1ニューヨークのヴィレッジ・ヴァンガードでのものです。以前，ジャズの聖地と書きましたが，またヴィレッジ・ヴァンガードです。

ジャズ・メッセンジャーズでのＬＰでは，まず，ボビー・ティモンズがピアノを弾いているものを２枚紹介しましたが，これも私がティモンズのピアノを愛好しているゆえです。
ティモンズのほか，ロン・カーターｂ，アルバート・ヒースｄｓのトリオで，ファンキーの名盤でしょう。

「枯葉」は，シャンソンの名曲です。ビル・エヴァンスの「ポートレイト・イン・ジャズ」が浮かびますが，こちらも名演です。自作「ソー・タイアード」も好演ですし，ソロで弾く「グッド・バイ」，泣かせます。

ロン・カーターの唸るようなベースも絶品です。

名曲，名演奏を残して，ボビー・ティモンズは，１９７４年３月，３８歳という若さで亡くなっています。ジャズの名手はなぜこうも早くに亡くなったのでしょうか。残された録音もおおくはありません。

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