SSブログ

マイルス・デイヴィス/マイルス・アヘッド [夜明けのJazz]

今朝の1枚,マイルス・デイヴィスのマイルス・アヘッドです。
このLPは,以後,何枚かの録音をすることになる,鬼才ギル・エヴァンスの編曲・指揮によるものです。

マイルス・ア・ヘッド.JPG
CBS1957年5月6,10,23,27日録音

ジャケットを見ていただければわかりますが,右上に「マイルス・デイヴィス+19」とプリントされているとおり,tp5,tb3,btb(バス・トロンボーン)1,Frh3,tuba1,as1,bcl1,fl,cl3,b1,ds1
以上のほか,リーダー,マイルスのtp,一部フリューゲル・ホーンの構成です。

A面3曲目に「デューク」が収録されていますが,ビッグバンド・ジャズを演奏する上で,ギル・エヴァンスが,デューク・エリントンに大きな影響を受けたのではないかと,日本語ライナーで佐藤允彦氏が書いています。
ギル・エヴァンスはバルトークに傾倒していたそうで,妄想すると,彼の作り出す音はアフリカとハンガリーの,ひいてはアジアの民族の血が流れているのかもしれませんね。

マイルス・ビッグ・バンドの圧倒的な力を受け入れた朝でした。





nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。