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マイルス・デイヴィス/サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カム [夜明けのJazz]

しばらくぶりの夜明けのジャズです。
梅雨近いのか,晴れの日が二日と続きません。
昨日晴れたのに,今日土曜は雨です。
雨は嫌いではありません。雨の日外の音を気にせず,レコードを聞き,本を読む。
しかし,山の花も気になります。

今朝の1枚は,マイルス・デイヴィスの「サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カム」です。
マイ・プリンス・・ウィルカム.JPGIMG_0579.JPG

以前にも紹介した「イン・ブラックホーク」「ESP」,そして本盤のLPジャケットにマイルスの当時の夫人の写真が大きくデザインされています。
ジャケットを手に取ると,彼女の大きな瞳に吸い込まれそうになります。

CBS1961年10月11日録音,マイルス・デイヴィスtp,ジョン・コルトレーンts,ハンク・モブリーts,ウィントン・ケリーp,ポール・チェンバースb,ジミー・コブds

マイルス・デイヴィスは,ジョン・コルトレーンが抜けた後,ハンク・モブリーをテナーサックスに据えて数多く録音していますが,この録音はどのような意図があったのでしょう。
ここでは,ソフトなハンク・モブリーのtsに対比するようなコルトレーンのtsが聞かれます。
LP1曲目のタイトル曲では,マイルスのミュートtpのあと,ハンク・モブリーのts,コルトレーンの唸りを上げるtsが出てきます。魅力的です。

ピアノは,ハービー・ハンコックと組む前のこの時期,ウィントン・ケリーが如何なく,ケリー節とでも言えるようなタッチを聞かせてくれます。

とりあえず今回で,大分続いたマイルス・デイヴィスのLPを終わりにします。
私の好みのマイルス3枚は,「ラウンド・アバウト・ミドナイト」「カインド・オブ・ブルー」そして「サムデイ・マイ・プリンス・ウィル・カム」です。

ビル・エヴァンス,ウィントン・ケリー,いずれも甲乙つけがたし。


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