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ヤッシャ・ハイフェッツ/The Final Recital [音楽]

お盆中,仕事も暇で,LPやCDを聞いています。
今日は,最近購入した,大好きなハイフェッツの録音を朝から聞いています。
ハイフェッツ/ザ・ラスト・リサイタル.jpg

日本盤のタイトルは「ハイフェッツ・ザ・ラスト・リサイタル」です。
ハイフェッツは,10年もの間,自分のリサイタルから遠ざかっていましたが,教鞭をとっていた南カリフォルニア大学音楽部の資金調達のため,1972年10月23日にロスアンジェルス.ドロシー・チャンドラー・パビリオンで開いた人生最後の公開演奏会のライヴ録音です。
ピアノはブルックス・スミス。

プログラムの最大の聞きものは,フランクのヴァイオリン・ソナタイ長調でしょう。
70歳を過ぎたハイフェッツの,老齢とは思えないほど,若々しく力強い演奏を聞くことができます。ピアノのブルックス・スミスとの二人で奏でる華やかな二重奏となっています。

このCDには,R.シュトラウス,J.S.バッハ,ブロッホ,ドビュッシー,ラフマニノフ,ファリャ,クライスラー,ラヴェル,カステルヌォーボ=テデスコの小品を含めて10曲が収められていますが,フランクのソナタのほかでは,R・シュトラウスのソナタ・変ホ長調,ラヴェルのツィガーヌが聞きものです。

ツィガーヌは世紀の大ヴァイオリニストの超絶技巧と華やかさを聞かせてくれます。

次回は,ハイフェッツのフランスで行われた「ハイフェッツ・オン・テレヴィジョン」を聞くことにします。


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