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レナード・バーンスタイン/マーラー・交響曲第7番「夜の歌」 [音楽]

数年に一度の強風が吹き荒れています。午前中に市内のお得意先に二度出かけ,二度ともホワイトアウトのような前が見えなくなる場面に会いました。
1,2日無用の外出を避けた方がよさそうです。

宮城・福島沖の地震のあと,被災地の後始末もできないうちに暴風雪の被害が重なる事態にもなりかねません。

午後は,じっと自宅に籠り,マーラーの交響曲第7番「夜の歌」を聞いています。

マーラー・交響曲7番.jpg
レナード・バーンスタイン指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック 1985年11,12月ニューヨーク「エイブリー・フィッシャー・ホール」録音

第6番は,軍隊の行進のような激しく力強い曲でしたが,7番「夜の歌」は,80分にも及ぶ長大な曲で,5つの楽章の中の第2楽章と第4楽章に「Nachtmusik」(夜曲の意味か?)が置かれているので,副題「夜の歌」とされているのでしょうか。

複雑な第1楽章の次に,第2楽章は夜の散歩でもしているような穏やかな曲の展開を見せます。
第4楽章でも趣向を凝らしています。
第5楽章で開放的な管弦楽の競演になります。

バーンスタイン指揮ニューヨーク・フィルハーモニックによるこの演奏は,2回目の全集に入っているもので,録音もよくなり,バーンスタインの熱演絶好調というところです。

マーラーの交響曲は5番までは,若さや抒情性にあふれているのですが,6番,7番になると,複雑でテーマが見いだせないというのが私の実感です。
次回と次々回は大曲8番「千人の交響曲」そして9番です。気を引き締めて向き合います。



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