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レスター・ヤング/プレス・アンド・テディー [ポートレイト・イン・ジャズ]

7月も明日1日となりました。台風が東北に上陸しましたが,青森市では風も雨もほとんどなく,相変わらず水不足が続いています。

今朝は,和田・村上版「ポートレイト・イン・ジャズ」から,レスター・ヤングを聞いています。

プレスアンドテディー.jpg
ヴァーヴ1956年1月12&13日録音 レスター・ヤングts テディー・ウィルソンp ジーン・レイミーb ジョー・ジョーンズds

レスター・ヤングの全盛時代,コールマン・ホーキンス,ベン・ウェブスターそしてレスター・ヤングがテナー・サックスの三巨頭と言われますが,レスター・ヤングがプレスの愛称で呼ばれるのは,プレジデントが語源となっているとおり,人気・実力を表している証拠でしょう。

村上さんも書いている通り,奥さんであったビリーホリデイとの1930,40年代米コロンビアの膨大な録音のレスター・ヤングのテナーソロを称賛していますが,そのころの演奏に度々登場するのが,ピアノのテディー・ウィルソンです。

今朝の1枚「プレス・アンド・テディー」はレスター・ヤング晩年の録音ですが,ソフトで温かい歌心が楽しめます。

村上さんは「ルイーズ」を取り上げていますが,「オール・オブ・ミー」「わが恋はここに」も思わずうっとりするプレスのソロを聞くことができます。
カウント・ベーシー楽団の仲間のジョー・ジョーンズのドラムもいいです。


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