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リヒテル/バッハ・平均律クラヴィール曲集 [音楽]

今朝は曇り。17日(月)午前中に弘前に出かけたが,正午,弘前出発時には気温26度だった。暑い!が実感。
18日(火)は青森で22度,今日は最高気温20度くらいらしい。
このままの気温で推移すると,りんごの開花期,農家も胸をなでおろすことになるだろう。

今日は仕事の谷間,昼過ぎ一度出掛ければ,あとはCDを聴きながら室内の仕事。

今日は思い切って,リヒテルのバッハ・平均律を聴くことにした。
思い切ってとは,バッハの大作であること(全曲でCD4枚)。仕事をしながら片手間に聴くわけにはいかない哲学的な代表作。バッハの器楽曲では,無伴奏チェロ組曲,無伴奏ヴァイオリンパルティータと並ぶ高い頂きではあるまいか。
ほかに,ゴルドベルク変奏曲や膨大なオルガン曲など沢山の作品はあるが,あくまでも私の偏見である。

先ごろ,カザルスのチェロ組曲を聴き,クレメルのヴァイオリンパルティータを聴いたので,次はこの曲だ。
リヒテルには,この人のいかつい顔から,演奏についても硬質のイメージを持っていた。
一番最初に聴いたのは,カラヤン指揮ウィーン交響楽団と競演した,チャイコフスキーのピアノコンチェルト1番,そして,シューマンの交響的練習曲,持っているレコードはこの2枚である。

リヒテルの平均律は,暗に相違してさわやかな演奏である。残響豊かでやわらかい音のバッハだ。

定評のあるCDであるが,あらためて認識を新たにした。
リヒテル・平均律.jpg

次は,イタリアの風が吹くような曲を聴きたい!


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コメント 2

midori

我が家では平均律は割と日常的に聞いています。
中でもリヒテルはもっとも聴きやすい演奏の一つなのではないかと思います。
最初のプレリュードから柔らかくて、歌ってますよね。
私が一番好きなリヒテルは、ロストロポーヴィチと組んだベートーヴェンのチェロソナタ3番のピアノですが、平均律もそれに負けず劣らず気に入っています。
by midori (2010-05-19 11:41) 

hitoshi

おはようございます。
一番最初のプレリュード,ハッとしました。
やわらかいピアノ,これがリヒテルかと思いました。

購入してから2ヶ月,いつ聴くかと思っていましたが,カザルス,クレメルの次になりました。

謹厳な面差しとは全然異なるやさしく柔らかなタッチです。
今度,ロストロポーヴィチとの組み合わせを聴いてみます。
ありがとうございました。
by hitoshi (2010-05-19 11:55) 

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