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東京日記3…その2 [くらし]

朝6時,雲1つない晴天。何日ぶりか。
さて,東京の2日間のつづき!

東京2日目は,歴史散歩の1日となった。
五竜さんの連れのOさんの発案からだった。

①旧岩崎邸庭園
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上野不忍池のほとりを歩いて間もなく,威厳のある洋館が見えてくる。ここは,NHK大河ドラマの主要な登場人物「岩崎弥太郎」の本邸として,ジョサイア・コンドルが設計し,明治29年に建てられた重要文化財。
現在は,東京都の財産として平成13年に一般公開されている。
建築当初は敷地15,000坪,現在は3分の1の5,000坪。

建物は,現在では入手困難と言われている貴重な木材がふんだんに使われている。桧四方柾の長尺柱や同じく桧柾目の天井板,銘木の寄木の床など木工好きには目を見張るものばかり。

往時には,15,000坪の敷地に20棟もの建物があったが,現在は,洋館,和館,撞球場の3棟が残っている。

戦後,GHQに接収された後,国有財産となり,一時期,司法研修所としても使われたそうだ。

なぜ,国有財産になったのか?三菱創業家の相続税物納か?下々には下世話な疑問が生ずる。
前日見た大学の周りの巨木同様,この庭園のいたるところ,大木が往時をしのばせる。

②浜離宮恩賜庭園
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旧岩崎邸は明治初期の建築であるが,浜離宮は,1654年に4代将軍の弟,松平綱重が海を埋め立てて建てた甲府松平家の別邸だったらしい。
その後,その子が6代将軍家宣となったのを機に将軍家の別邸になったが,明治維新の後,皇室の離宮となり,昭和20年11月3日都に下賜されて現在に至っている。
関東大震災や戦災によって数々の建造物や樹木は損傷し,往時の面影はなくなったが,潮入りの池を配した広大な庭園(すぐ隣は東京湾),1日ゆっくり休息するにはもってこいの場所である。

この庭園には,将軍家の鷹狩り場,鴨場2つ,馬場などがあり,鴨塚まである。現在の面積約8万坪弱。徳川の時代には更に広大なものではなかったか。

鴨は,アヒルをおとりにして鴨猟のための池に誘い込み,飛び立つ鴨を柄の長い網で捕獲するのだそうだ。

ハンター五竜さんは,秋の猟期が始まったら脂ののった鴨を届けてくれるという。
秋には将軍も食したであろう鴨を,と考えながら,つばが湧き出る。

歩き疲れて,抹茶と和菓子をいただく。
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写真を撮るのを忘れて,お菓子を食べてしまったので,代わりの写真である。

今回の食
初日は,「銀座久兵衛」での成人祝いの寿司,夜は,銀座「つばめグリル」でつばめ風ハンブルグステーキとチリ産赤ワイン。ご飯,パンは食べなかった。昼の寿司で意外と満腹であった。
久兵衛は別格であるが,つばめグリルも美味しい。上京の度に食べている。

二日目は,朝は,ホテルの豪華バイキング,昼は,浜離宮散策の後,麻布十番の「長坂更科」で蕎麦を食べ
た。よく食べるものだと,帰りには反省するのだが。

午後4時前,スパークリングワインのハーフを買い,帰路についた。もちろん,グランスタで「イベリコ豚重」は忘れない。


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jun

今まで寒かったので暖かな?暑いまで行かない一日でした、


学園祭の方には あの エイちゃんが現われたと
今日のニュースで伝えていてかなりの盛り上がりだったようです。


大人は東京歴史探訪 岩崎弥太郎は今話題沸騰の人で
素晴らしいお屋敷に住んでいたのですね
世の中にずいぶん貢献した方とのことですが。

それぞれ楽しい時間を過ごされたわけですね。

お食事も美味しいものばかり多能されたことでしょう!

元気な息子さんに会われてほっとしたし
お仕事への良い励みになり、今日からまたは頑張りが
いっそうましていることでしょう。
by jun (2010-05-31 21:19) 

hitoshi

こんばんは!

今日は忙しい1日で,お昼から夕方まで先週準備した仕事を片付けました。
車で出かけますから,汗をかきながらの仕事でした。

エイちゃんのライブには1日ずれましたので,こちらは静かな歴史探訪でした。まだまだ行ってみたいところがありますから,上京のたび,1,2箇所出かけてみることにしたいと思っています。

ところで,コーラスの発表会はいかがでしたか?終って,その後は打ち上げになったのではありませんか。練習の成果が出たことでしょう。

息子の姿を見て,元気そうで安心しました。独り立ちするまでは親の責任,仕事をそこそこ頑張らねばなりません。

五竜さんは,秋にまた,junさんご夫妻に鴨を送ると言っていました。
私も楽しみにしています。
今回の東京日記では,恥ずかしい年寄りの姿をさらしてしまいました。
若い頃から既に「おじさん」でしたから,その延長です。
変わったのは,太ったことと,白髪が増えたことです。

それではまた!




by hitoshi (2010-05-31 22:45) 

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