内田光子／モーツァルト・ピアノ協奏曲２３，２４番

曇り空，時折小雪が舞い降りている。+1度くらいか？

今朝のニュースで，内田光子のグラミー賞受賞が流れていた。
そうでなくてはいけない。まず第一にそう思った。

先日到着した，弾き振りのCDをかけた。
内田光子がクリーヴランド管弦楽団を指揮した，モーツァルトの２３番と２４番のコンチェルト。
このコンビで最近，国内ツアーを行っている。

２３番は，私にとって，モーツァルトのコンチェルトで好きな曲の１つである。
世評はともかくも，最晩年のホロヴィッツを愛聴している。哀調を帯びたこの曲は，いつ聴いても
胸を打たれる。
内田の演奏は，ゆっくり，繊細でいつものようにやわらかである。

２４番の第２楽章は，気の荒い小生には，これを聞いて落ち着きなさいと言っているようだ。

今日は仕事の合間に聞いたが，隣では女房の掃除機の音がしている。

このような曲と演奏は，夜，静かに聴きたいな。内田のピアノと向き合って。

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