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烏賊の旬 [食]

夕方まで雨,梅雨時を実感させる1日だった。
仕事で走り回り,5時過ぎようやく落ち着いた。

今日の仕事のしめくくりは,ビールを飲みながらパソコンに向っている。

唐突だが,今頃の時季,するめ烏賊の刺身がおいしい。
青森では秋の大きく身の厚いものを好むが,身は充実するが固い。
刺身は断然今頃だ。そして,柔らかい身のてんぷらも格別だ。
青森では麦は珍しいが,麦秋は,6,7月,麦が黄金色に輝く。
この頃の烏賊,あまり大きくなく,身は柔らかい。これを,古来,麦烏賊と呼び美味しい烏賊とされてきた。

するめ烏賊は,対馬暖流に乗り日本海を北上し,秋が深まると大きくなるが,旬は夏だそうだ。したがって,まだ身は薄いが味は良いということだろう。

津軽では,するめ烏賊はポピュラーだが,秋を迎えるとヤリイカだ。
するめ烏賊の耳(えんぺら)は2等辺三角形,ヤリイカはひし形に近い。

20年ほど前,公務員時代は,晩飯もそこそこに毎晩烏賊釣りに明け暮れていた。近くのフェリー埠頭で自作の針で烏賊を釣っていた。
夏まではするめ烏賊,10月になるとヤリイカ。
ヤリイカも小型のものを小ヤリと言って珍重する。

しかし,ヤリイカは12月ころになるとメスは卵を持ち,これが美味しい。イカメシはヤリイカにヒントを得たのではないだろうか。ヤリイカの旬は,卵を持つ冬の寒い時期か?


昔,烏賊釣りをしていたころ,するめ烏賊がかかるとロケットと言った。少し見下していた。中東戦争の時のスカッドミサイルのスカッドとはヤリイカだと聞いたことがある。かたやロケット,そしてミサイルである。

ビールを飲みながら気ままなことを書いているが,今夜は麦烏賊の刺身かもしれない。



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