東京日記…芸術 その1 [東京日記]
青森は相変わらず暑い!
しかし,東京の暑さは尋常ではない。
「当日シルバー割引チケット」
この土日は,65歳の誕生日祝芸術鑑賞旅行を挙行した。
小生が自己のために企画し実現したのだが,カミさんに賛同をいただいたわけでもない。
ともあれ,JALでは65歳になると,当日シルバー割引チケットを利用できる。新幹線よりも格安で,しかも1000円プラスのクラスJを利用すると13000円で脚を伸ばし,1時間で東京だ。利用しない手はない。
そこで,65歳の誕生日に,この制度を活用し,前回断念した「フェルメール」を観ることにしたのである。
この割引の難点は事前予約できないことだ。裁判所のお仲間のH女史いわく,「ほとんどの場合,空席はあるのよ」,そのとおりのようだ。かくして機上の人になったが,再生日航のサービスもなかなかである。
離陸後間もなく客室乗務員が「青山様,お誕生日おめでとうございます」と,お祝いカード,キャンディーの詰め合わせをいただいた。目配りが行き届いている。
「とんかつ双葉」
上野広小路の双葉で11時半に息子と落ち合うことにしていた。
しかし,お店はシャッターが下り,病気療養中でしばらく休業中とのこと,またフラれた。
息子は,次善の策を考えていたようだ。上野池之端の「伊豆榮」で鰻を食べることにした。
不忍池の蓮の花がまだ残っているのが見える。老舗のうな重竹,伝統の味か?小生は神田きく川の味が好みかな。息子とは食後別れた。午後から大学の図書館で勉強するそうだ。よしよし!
芸術に親しむ
池之端から上野公園に出た。暑い。その上,あらゆる蝉の大合唱が頭上から降り注いでくる。青森市内では近頃蝉の声が聞こえない。
ニイニイ蝉,ツクツクボウシ,ミンミン蝉,ありとあらゆる蝉が一斉に鳴いているのではないか。
まず,国立西洋美術館。ベルリン国立美術館展開催中である。フェルメールの「真珠の首飾りの少女」人気で混雑している。フェルメールも素晴らしいが,ベラスケス,ジョルダーノ,ルーベンス,ロイスダールなど普段目にする機会のない名画に精神が清らかになれば幸せである。
前回来たときにも「弓を引くヘラクレス」を撮ったが,これは小生の好み,別のアングルから。
都美術館に向い歩き始めたが,国立博物館で「青山杉雨の眼と書」特別展が開催されていた。
これを通り過ぎるとあとで後悔するような気になり。観覧することにした。
書に打ちのめされた。中国の古い時代の書を一心不乱に研究したらしい。古今の書と杉雨氏の力強くかつ流麗な書に圧倒された。彼の使用した落款も展示されていたが,これも素晴らしい。
国立博物館にきたら必ず見るものがある。考古学の展示につがる市出土の遮光器土偶が展示されている。
そのあとホールのソファーで休憩したが,30分ほど寝てしまった。圧倒的な書の力に気圧されたのである。いや,暑さかな。
東京都美術館のマウリッツハイス美術館展のフェルメール最高の人気作「真珠の首飾りの少女」に,会場はごった返していた。ルーベンス,レンブラント,ブリューゲルなど小生でも知っている大画家の作品が並んでいる。
会期も終わりというのにこのようににぎわっている。都会の力はこのようなものだろう。
この会場では,65歳以上900円,住基カードを差し出すと,「今日が誕生日ですね」とお祝いを言われた。
暑さと蝉の声,そして芸術の力に打ちのめされ,やっとのことで広小路のホテルに辿り着いた。
続きは明日に!
しかし,東京の暑さは尋常ではない。
「当日シルバー割引チケット」
この土日は,65歳の誕生日祝芸術鑑賞旅行を挙行した。
小生が自己のために企画し実現したのだが,カミさんに賛同をいただいたわけでもない。
ともあれ,JALでは65歳になると,当日シルバー割引チケットを利用できる。新幹線よりも格安で,しかも1000円プラスのクラスJを利用すると13000円で脚を伸ばし,1時間で東京だ。利用しない手はない。
そこで,65歳の誕生日に,この制度を活用し,前回断念した「フェルメール」を観ることにしたのである。
この割引の難点は事前予約できないことだ。裁判所のお仲間のH女史いわく,「ほとんどの場合,空席はあるのよ」,そのとおりのようだ。かくして機上の人になったが,再生日航のサービスもなかなかである。
離陸後間もなく客室乗務員が「青山様,お誕生日おめでとうございます」と,お祝いカード,キャンディーの詰め合わせをいただいた。目配りが行き届いている。
「とんかつ双葉」
上野広小路の双葉で11時半に息子と落ち合うことにしていた。
しかし,お店はシャッターが下り,病気療養中でしばらく休業中とのこと,またフラれた。
息子は,次善の策を考えていたようだ。上野池之端の「伊豆榮」で鰻を食べることにした。
不忍池の蓮の花がまだ残っているのが見える。老舗のうな重竹,伝統の味か?小生は神田きく川の味が好みかな。息子とは食後別れた。午後から大学の図書館で勉強するそうだ。よしよし!
芸術に親しむ
池之端から上野公園に出た。暑い。その上,あらゆる蝉の大合唱が頭上から降り注いでくる。青森市内では近頃蝉の声が聞こえない。
ニイニイ蝉,ツクツクボウシ,ミンミン蝉,ありとあらゆる蝉が一斉に鳴いているのではないか。
まず,国立西洋美術館。ベルリン国立美術館展開催中である。フェルメールの「真珠の首飾りの少女」人気で混雑している。フェルメールも素晴らしいが,ベラスケス,ジョルダーノ,ルーベンス,ロイスダールなど普段目にする機会のない名画に精神が清らかになれば幸せである。
前回来たときにも「弓を引くヘラクレス」を撮ったが,これは小生の好み,別のアングルから。
都美術館に向い歩き始めたが,国立博物館で「青山杉雨の眼と書」特別展が開催されていた。
これを通り過ぎるとあとで後悔するような気になり。観覧することにした。
書に打ちのめされた。中国の古い時代の書を一心不乱に研究したらしい。古今の書と杉雨氏の力強くかつ流麗な書に圧倒された。彼の使用した落款も展示されていたが,これも素晴らしい。
国立博物館にきたら必ず見るものがある。考古学の展示につがる市出土の遮光器土偶が展示されている。
そのあとホールのソファーで休憩したが,30分ほど寝てしまった。圧倒的な書の力に気圧されたのである。いや,暑さかな。
東京都美術館のマウリッツハイス美術館展のフェルメール最高の人気作「真珠の首飾りの少女」に,会場はごった返していた。ルーベンス,レンブラント,ブリューゲルなど小生でも知っている大画家の作品が並んでいる。
会期も終わりというのにこのようににぎわっている。都会の力はこのようなものだろう。
この会場では,65歳以上900円,住基カードを差し出すと,「今日が誕生日ですね」とお祝いを言われた。
暑さと蝉の声,そして芸術の力に打ちのめされ,やっとのことで広小路のホテルに辿り着いた。
続きは明日に!
2012-08-27 21:15
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