キューバ危機

今年はキューバ危機から５０年だそうである。
１９６２年１０月，キューバに，アメリカに向けて核ミサイルが配備され，キューバとアメリカというよりは，あわや米ソの核戦争勃発かという事態だった。

時に，カストロ３７歳，ケネディ４５歳，フルシチョフ６８歳，ジョンソン５４歳，カストロとケネディの若さが際立っている。
ケネディの強硬な姿勢にフルシチョフは，核ミサイルを撤去したのである。

以上は，映画やドキュメンタリー番組でも紹介されており世間でも広く知られている。

１９６２年１０月と言えば，小生は中学３年生，ちょうど修学旅行で東京にいた。
バスの中から，銀座の電光ニュースでキューバ危機を知った。
第三次大戦か？と，子供ながらに緊張したことを覚えている。

確かに，あれから５０年，小生も今や６５歳となった。
列車で上野に着いたが，上野の地下道には浮浪者と思しき人たちがたくさんいた。昭和３７年といえばまだそういう光景が残っていたのである。

中学生が，世界戦争を想像するなど，早熟だった。と，思っている。

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