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ブルックナー第7番 [音楽]

冬型の気圧配置らしいが,雪も少しちらついているだけ。3連休は荒れなかった。

昼ごろ,待っていたギュンター・ヴァント指揮のブルックナー7番が届いた。
早速SACDを愛機にセットした。
7番は,他の交響曲と異なり,金管がせめぎ合うこともない,オーケストラが一体となった曲である。
ブルックナー/7番.jpg


昔は,その長さから,途中寝て目が覚めてもまだ同じメロディーを演奏していたと言われたように,ブルックナーの交響曲は長い。今日の7番のCDも66分である。
おそらくそのエピソードは,7番の第三楽章「スケルツォ」を指しているのではないかと思う。
最初に出てくる主題を後半反復するのである。

それにしても,ヴァント88歳の演奏は,前に書いた4番「ロマンチック」同様,渾身の指揮とオーケストラの響きは美しい。豊かな低音とさわやかに高音が伸びている。
SACDはたくさん持っているが,その中でも最高のものだ。それも名演奏あってのことだろう。

第3楽章で金管が響きティンパニーが活躍する。胸躍る。

熱いブルックナーを聞き,記事は,「ホロヴィッツ・アット・ホーム」聞きながら書いている。
このCDも,自宅での録音にも関わらず音が良い。
老音楽家の演奏に身を委ねた連休3日目となった。





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