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グラン・トリノ [映画]

家族にも疎まれている気難しい老人が,隣家に住むアジア系姉弟との交流で,次第に暖かい心を取り戻していく。老人の男の生き様が心に響く。

3連休は,音楽と映画三昧で過ごした。
映画は,蓮實重彦先生が評を書いている3作品のDVDをレンタルしたのだが,その内の1作。
クリント・イーストウッド監督主演,イーストウッド作品に,はずれなしというがそのとおりだ。
映画グラン・トリノ.jpg


イーストウッド演ずる偏狭な老人を見て,ひょっとして小生もそうなるかな?という思いもあるが,彼ほどの正義と愛国魂はない。
現在のアメリカ社会を少し垣間見る気がする。

車音痴の小生には,グラン・トリノはイタリア北部の地名に因む話かと思ったら,グラントリノはフォードの名車であった。
フロントグリルを見るとマスタングを思い浮かべた。
このカッコいい車に,町のアジア系少年ギャングが目をつけるのが伏線になっている。

グラントリノ3.jpg


「グラン・トリノ」のほか,ジェームズ・マンゴールド監督「ナイト&デイ」,マルコ・ベッキオ監督「愛の勝利を ムッソリーニを愛した女」の2作品を観たが,三者三様楽しめた。
他の2作品は後日にする。グラン・トリノを最初にしたのは,それほど感銘を受けたからだ。
カミさんは,ケーブルテレビでとっくに観ていたようだ。

今日の青森は曇っているが雪は降っていない。


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