SSブログ

ホロヴィッツ・チャイコフスキー/ピアノコンチェルト1番 [音楽]

予報通り昨夜から雪になりました。
朝イチで得意先の銀行で用事を済ませ,法務局に寄って,今日の大きな仕事を朝のうちに片付けました。

お昼までの時間,ホロヴィッツの41枚セットの中の目玉,ジョージ・セルとホロヴィッツによるチャイコフスキーのピアノコンチェルト1番を聞くことにしました。
このセットには,トスカニーニとホロヴィッツによる同曲がありますが,いずれ劣らぬ名演です。
トスカニーニ盤はカチッとしていて一分のすきのないものです。
しかしセルとの競演は両者火花の散るような激演ともいうべきものです。

トスカニーニ盤は1943年4月25日NBC交響楽団とのもの,ジョージ・セル盤は1953年1月12日ニューヨーク・フィルハーモニックとの競演です。

ホロヴィッツの演奏は悪魔的といわれるほどの超絶技巧が売り物で,それがアメリカの音楽ファンの心をとらえたのでしょう。このCDでは,ホロヴィッツの激演に聴衆の興奮が頂点に達し,フィナーレのコーダで熱狂した聴衆の拍手と歓声が演奏とともに録音されています。第三楽章のホロヴィッツの指の冴えと指揮するセルの姿が浮かぶような演奏です。

ホロヴィッツ 写真1.jpg

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。