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新年聞き初め [音楽]

長い年末年始の最後の休日です。
朝外に出ると,柔らかい純白の雪が10㎝ほど積もっていました。
年末年始は,例年に比べると雪が少なく,息子と酒を酌み交わすこともでき,平穏な正月を過ごすことができました。

息子も東京に帰り,カミさんも買い物に出かけたので,新年初めて音楽を聞きました。
TVでウィーンフィルのニューイヤーコンサートは見ておりましたが。

ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団のブラームス交響曲第3番
ジョージ・セル/ブラームス3番.jpg
セルはハンガリーの人ですが,アメリカ,とりわけクリーヴランド管弦楽団の指揮者として名声の高い指揮者です。特に同国人作曲家バルトークの「管弦楽のための協奏曲」は彼の代表的名演とし評価が高いのではないでしょうか。
小生は,ドボルザークの7,8,9番やスメタナの「わが祖国」,ヤナーチェクの「シンフォニエッタ」をLPで持っており,愛聴しています。
ブラームス3番は,穏やかで,寒い冬に風もなく陽が射している今日のようです。
先日聞いた,ホロヴィッツとの魂のほとばしを感ずるチャイコフスキーとはえらい違いです。

次は,ハイフェッツのモーツァルト/ヴァイオリンコンチェルト4,5番
ハイフェッツ/Vnコンチェルト.jpg
新年のクラシック聞き初めがセルとハイフェッツとは,自分でも奇異に思いますが,ハイフェッツは大好きな演奏家です。ヴァイオリニストではこの人のほかにはチョン・キョンファ,日本人では庄司紗矢香です。
ハイフェッツの演奏はどれをとっても素晴らしい。
とりわけモ-ツァルトのコンチェルトは他の追随を許さないと思っています。

ハイフェッツは,3番のコンチェルトの録音を残しておりませんが,4番はハイフェッツによるカデンツァが有名です。5番「トルコ風」は心にしみわたります。
正月早々名人芸に酔いしれています。





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