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モーガン=ケリー・セプテット/ディジー・アトモスフェア [夜明けのJazz]

今日はひな祭り,我が家は老人夫婦の二人暮らし,華やかなこともなく,夜明けのジャズを聞くのみです。

今朝の1枚は,モーガン=ケリー・セプテットの「ディジー・アトモスフェア」です。
ウィントン・ケリーが2まい続いたので,今朝もケリーつながりの1枚です。
そして,好みのリー・モーガンも加わっていますから本盤にしました。
このLPも,かつて幻の名盤と言われていたものを日本発売に合わせて購入したものです。
ディジー・アトモスフェア.JPGディジー・アトモスフェア裏面.JPG



スペシャルティ1957年2月18日録音
リー・モーガンtp,ビリー・ミッチェルts,アル・グレイtb,ビリー・ルートbs,ウィントン・ケリーp,ポール・ウェストb,チャーリー・パーシップds

スペシャルティ・レーベルは聞いたことのないものですが,音はなかなかです。

タイトルにあるように,メンバーはすべて当時ディジー・ガレスピー・バンドのミュージシャンのようです。トランペット,テナー・サックス,トロンボーン,バリトン・サックスの四管編成で,全編厚みのある音とスピードに目を瞠ります。

特に,A面1曲目「ディッシュウォーター」は本盤を代表するプレイと言われています。ウィントン・ケリーの颯爽としたピアノに始まり,四管が次々に繰り出されます。クラブでジャムセッションを聞いているような気がします。バリトン・サックス,トロンボーンの加わった分厚い音に圧倒されます。

ところで,トランペットのホーン開口部の45度上向きと言えばディジー・ガレスピーのトレードマークですが,リー・モーガンもこのようなトランペットを吹いています。ジャケット裏面をご覧ください。




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