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マイルス・デイヴィス/スケッチ・オブ・スペイン [夜明けのJazz]

日中の最高気温が20℃を超えるようになりました。
我が家の梅の開花も間近か?

今朝の1枚は,マイルスの大作「スケッチ・オブ・スペイン」です。

スケッチ・オブ・スペイン.JPG
1959年11月20日,1960年3月10日,3月11日CBS録音
ギル・エヴァンス編曲・指揮,マイルス・デイヴィスtp,フリューゲルホーンのほかトランペット4本,トロンボーン2本,フレンチホルン5本,チューバ1本,フルート3本,バスーン1本,ハープ1台,バス・クラリネット1本,ポール・チェンバースb,ジミー・コブds,エルビン・ジョーンズ・パーカッション

ギル・エヴァンスとのコラボレーションによる録音は,他に例を見ない編成と,そこから生み出される音はクラシックやジャズ,民俗音楽とも現代音楽とも違う,ジャンル分けなど無意味のものです。

ホアキン・ロドリーゴの「アランフェス協奏曲」,マニュエル・デ・ファリャの「恋は魔術師(火祭りの踊り)」とギル・エヴァンスの自作の曲が用いられていますが,再生される音はすべてスペインそのものです。
映画のひとこまに使われているような気にもさせます。

1959年,60年といえば,「ラウンド・アバウト・ミドナイト」や「カインド・オブ・ブルー」を録音した時期に,このような録音も残しているマイルスは偉大です。






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