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ハイフェッツ/ハイフェッツ・オン・テレヴィジョン [音楽]

全国的な大雨や洪水情報が流れる中,雨の少なかった青森県ですが,昨日は一時的に強い雨が降りました。全県的に大雨洪水注意報が出されています。被害のないように祈ります。

さて,今日は,久々のヤッシャ・ハイフェッツの2枚目,「ハイフェッツ・オン・テレヴィジョン」です。オン・テレヴィジョンというと,ピアノのウラジミール・ホロヴィッツの「ホロヴィッツ・オン・テレヴィジョン」(CBS)があります。片やヴァイオリン,一方はピアノの大名人に一枚ずつオン・テレヴィジョンのタイトルの録音があるのも妙があります。
ハイフェッツ/ハイフェッツ・オン・テレヴィジョン.png

1970年9月16日,パリのORTFスタジオで録音されたフランスで制作されたテレビ番組「ハイフェッツ・オン・テレヴィジョン」のサントラ盤として発売されたものです。
この録音の2年後,彼の最後のリサイタルとなる公演をしているので,晩年の演奏においても,なお,衰えなき超絶技巧を聞くことができます。

オリジナル・ジャケットによると,ブルッフ・スコットランド幻想曲がメインでバッハのシャコンヌをふくめた小品5曲をプラスと表記していますから,発売当初は,ブルッフをメインとしたものだったのでしょう。

ブルッフといえば,ヴァイオリン協奏曲第1番が有名ですが,ハイフェッツによる「スコットランド幻想曲も名曲名演です。
こちらの方は,テレヴィジョン放送のための録音ではなくマルコムサージェント指揮のスタジオ録音が収められており,この録音は,名演として既に評価されていたものです。

バッハのシャコンヌは,ハイフェッツの超絶技巧とともに,暖かく華やかな音が聞こえてきます。
私たちは,数々のシャコンヌの名演を耳にしていますが,このような華やかな演奏を聞くと,改めてハイフェッツの偉大さを実感するのです。





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