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エラ&デューク/アット・ザ・コート・ダジュール [夜明けのJazz]

長い年末年始の休みが終わり、昨日から仕事が始まりました。
とは言っても、昨日は得意先にごあいさつ程度、今日から本格始動です。

前回、本年の「夜明けのjazz」は、ヴォーカルから始めるとしましたが、その2回目は、エラ・フィッツ・ジェラルドとデューク・エリントンの共演を聞くことができる「エラ&デューク/アット・ザ・コート・ダジュール」です。
エラ&デューク/コートダジュール.jpg
ヴァーヴ1966年7月26-29日コート・ダジュールにおけるライブ録音

若いころ、青森市内のジャズ喫茶でLPで聞いていました。
エラとビッグバンドの共演は、カウント・ベーシーのものが多く出回っていますが、この録音・共演は、ベーシーとの録音とは全く別の魅力があります。エリントンバンドのプレイヤーの名人芸もさることながら、さりげなく、エリントンのモダニズムが発揮されています。

コンボとエラのヴォーカル、エリントン・バンドの演奏、エラとエリントン・バンドの共演、いずれも楽しめます。
エラに加え、レイ・ナンスが「スウィングしなけりゃ意味がない」声色を披露しています。
レイ・ナンスといえばジャズ・バイオリンですが、ビッグバンドをバックに、男声、女声2人のスキャットが珍しいのではないでしょうか。バイオリンも楽しい。

ベン・ウェブスターがエリントンのピアノでバラードを吹くなど、至福のトラックです。

エラの激しいスキャットも魅力ですが、しっとりと歌い上げる「ミスティ」もいいです。






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