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ビル・エヴァンスとグレン・グールド [音楽]

「ポートレイト・イン・ジャズ」と言えばモダンジャズのレコードの代名詞のような,ビル・エヴァンスの代表作だ。
おそらく,これから,いただいてタイトルをつけたのだろう,村上春樹の文,和田]誠の絵による,同名の単行本がある(新潮文庫)。この中で,著者は,ビル・エヴァンスの数ある録音の中から,「ワルツ・フォー・デビィ」を取り上げている。
「ワルツ・フォー・デビィ」も「ポートレイト・イン・ジャズ」いずれもビル・エヴァンスの代表作であることに異論は少ないだろう・
著者は,その中でも「マイ・フーリッシュ・ハート」を絶賛しているのである。
私は,平成17年4月から平成19年3月までの公務員生活最後の2年間を青森市から八戸市まで,片道1時間
かけて特急列車通勤した。
往復とも,車内では,ウォークマンで音楽を聴きながら好きな本を読む2年間だった。
八戸から青森への帰りの電車では,その日職場の出来事を振り返ったりしながら,「マイ・フーリッシュ・ハート」
や,次に書くグレン・グールドの「ブラームス/間奏曲集」に癒され心洗われた。
ワルツ・フォー・デビー.jpg
グレン・グールドは,演奏会よりも,スタジオ録音に力を注いだことで知られている。
殊に,バッハの「ゴルドベルグ変奏曲」は彼の代表作だ。
バッハとは異なり,「ブラームス/間奏曲」は,ゆったりと,グールド自身も,弾きながら癒されているのではないかとさえ思われる。
先の,ビルエヴァンスの曲同様,心にしみいる名演奏である。
ブラームスの方は,仙台のM弁護士から強く勧められて聞くようになったものだ。
グレン・グールド.jpg

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