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研修会…青森県の自殺の現状及び対策について [仕事]

昨日も今日もどんより雲が垂れ込め,時折雨が降っています。雷鳴あり,気温は少し高め。

昨日は,午前10時から午後5時半まで,司法書士会主催の研修会。
テーマは3つほどだったが,その中で私たちの専門分野以外のテーマに心引かれたので紹介することにしたい。
県立保健大学の大山博史教授による,上記テーマの講演である。
都道府県別の自殺の死亡率,1位:秋田県,2位:宮崎県,3位:青森県,次いで新潟県,島根県,岩手県,高知県…と続くらしい。これらの県は全国平均を大きく上回っている。
東北の北三県や新潟が多いのは寒いからというだけではないらしい。なぜなら北海道は低く,宮崎,高知,鹿児島は高い。また,青森,岩手はもともと高かったのではなかったらしい。

自殺はなぜ起こるのか。教授は,「ストレスからくるうつ病」に起因することが高いという。
うつ病は,決して珍しい病気ではなく,日本人の15人に一人は一生に一度はうつ病にかかる可能性があるのだという。早期に発見する方法あるいは気をつけるシグナルはどのような点か,教授は次の3点を挙げた。
①気分が落ち込んだ時,いつまで経っても気分が回復せず,2週間以上もこのような状態が続く。
②2週間以上,食欲がなく,体重も3kg以上やせた。
③普段より,2時間も早く目覚め(早朝覚醒),これが2週間続く。
つまり,これらのことをまわりで気付いたら医師の診察を受けさせる必要があるという。

依頼者から私たち司法書士が相談を受ける時には,以上諸点に注意を払う必要があるのだろう。
特に,多重債務者からの相談は,経済的に逼迫している場合が多いので特に注意し,回りの方に助言することを考慮しなければならない。

重い内容の講義ではあったが,仕事あるいは社会生活の上で払うべき心構えをさらりと教えていただいた。

終了後,懇親会,その後旧知の十和田市のW氏と「五事」に。活カワハギの刺身をきも醤油で食べる。キリッと冷えた「田酒」,同じ年齢の娘さんがいる氏と子供の話,職業の話,話は尽きなかった。

収穫の多い1日,しかし,足許は少し怪しいものになっていた。





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コメント 2

jun

風が強くなければ暖かく過ごしやすいのに何しろ風が強いです、
昨日は有意義な研修会のでしたね、

極端な話で郷里の生存率もまた低いのですよね自殺の死亡率もとなると中々興味深い内容で考えさせられました。
青森県の人に長生きしてもらいたいです。

同じ年齢の子供さんをもっていると共通の話題で話は尽きないと思います
ゆっくりお話ができて良かったですね。
カワハギの肝美味しかったことでしょう。
自家栽培の椎茸は美味しくいただいたようで、ここのところ
お酒も美味しくいただけたし良かったですね。
by jun (2009-11-15 14:10) 

hitoshi

こんにちは!
太陽が出たかと思うと,また雨が降るという不安定な日曜日です。

午前は,事業主として,パソコンに支出の入力をしました。
去年は,赤字でしたが今年はどうなるか。少しばかりの黒字かもしれません。

収穫したみかん,りんごと胡桃の写真を拝見しました。
実りの秋はうれしいですね。
私の方にまで頂戴して申し訳ありませんでした。

酒はなるべくたしなむ程度にしないと!と自戒しています。


by hitoshi (2009-11-15 14:59) 

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