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ブルッフ/ヴァイオリン協奏曲第1番 [音楽]

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朝から寒く,深夜から早朝にかけ強風,時折小雨,2時現在7度です。

午前中,家事調停のため青森地裁に出かけた。2回目の裁判員裁判初日ということで,マスコミ取材陣多数。強盗傷害事件ということだ。裁判員制度が定着するまで,このような混雑が繰り返されるのか。

今朝のNHK全国放送ニュースで,多重債務にからむ過払金返還について,ごく一部の弁護士,司法書士の悪徳ぶりが報道されていた。最近,国税局がこれら業者に目をつけ,多額の脱税を行っていた弁護士,司法書士を摘発したらしい。情けないことだ。法を守る職業についている者が,金儲けに走り,法外な手数料徴収,はたまた脱税など,司法と名のついた職業を生業とする者のすることか?

午前は,朝からいやなニュースと家事調停で複雑な思いをして事務所に帰ったので,CDで心を清めるか?

この曲は,三十数年前,旧青森市民会館で聴き,それ以来,ヴァイオリン協奏曲では一番好きな曲となった。
その時の演奏は,ヴァイオリン:前橋汀子,岩城宏之指揮N響である。
前橋のヴァイオリンに鳥肌が立ったのを思い出す。チャイコフスキーやベートーヴェン,ブラームスもよいけれど,私は絶対こちらである。

今日のCDは,アンネ・ゾフィー・ムターのヴァイオリンだ。ムターのヴァイオリンは,美しく豊かな音である。
17歳の少女の演奏は巨匠カラヤンに臆することはない。

しかし,何度聴いても,あの時聴いた前橋汀子の演奏に比較すると何かもの足りないのである。

前橋汀子の視覚から訴えるものが聴く側に残っているのかもしれない。堀米ゆず子とレーピンのもの2枚を発注した。どのような感想になるか?








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